03/12/15 (月)
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フセイン元大統領逮捕と吉良邸討ち入りの酷似性
昨日12月14日は赤穂浪士が吉良邸を襲撃した日である。赤穂藩主、浅野長矩(NAGANORI)の刃傷切腹の仇を打たんがため、大石良雄以下46人の浪士が吉良邸に討ち入り、炭置き小屋に隠れていた吉良義央(1641-1702)を引き出し、その首級をあげた。
そしておよそ300年後の昨日、イラクではフセイン元大統領が故郷ティクリートの小屋の穴倉から引き出された。拘束された当時の髭で扮装していたフセインの容貌は、まさしく追い詰められた独裁者のなれの果てを如実に物語っている。なんと哀れで惨めな独裁者であろう。それでも即座に処刑しなかった寛大な処置を世界にアピールしながら、アメリカはこれからフセインを料理していくことになる。これには細心の注意が必要だ。かつてのフセイン政権に武器を供与してきたアメリカにとっては、まな板の上のフセインが口をパクパク開かないよう、巧みな包丁さばきを披露しなくてはならないのだから・・・
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