★デモ隊、政府庁舎を一時占拠=治安部隊が排除、30人負傷-キルギス
【モスクワ17日時事】中央アジア・キルギスの首都ビシケクで17日、約200人の反政府デモ隊が政府庁舎を一時占拠した。庁舎前広場にはデモ隊を支持する群衆数千人が集結したが、治安部隊が実力で排除した。タス通信によると、約30人が負傷した。
デモ隊は実業家バルイクタバソフ氏の支持者で、同氏が7月10日投票の大統領選でカザフスタン国籍取得を理由に立候補登録を拒否されたことに反発。抗議集会の後、庁舎に乱入した。
★キルギス首都でデモ隊が主要政府庁舎を占拠、大統領代行辞任を要求
[ビシケク 17日 ロイター] キルギスの首都のビシケクで、バキエフ大統領代行の辞任を求め、約150人のデモ隊が主要政府庁舎を占拠した。
ロイター通信の記者によると、警察はデモ隊が建物に入るのを阻止しなかった。
政府関係者は政府庁舎から脱出。ある警備員によると、バキエフ大統領代行は庁舎内にいないという。
キルギスでは今年3月、アカエフ前大統領の辞任を求める抗議行動を受け前政権が崩壊。これを受け、バキエフ氏は大統領代行に就任した。7月10日に実施される大統領選には立候補する予定。
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