★イラク、自爆攻撃で40人近くが死亡
[バグダッド 15日 ロイター] イラク警察および軍関係者らの話によると、バグダッド北方60キロに位置するクハリスで、イラク軍基地内の食堂でイラク軍の制服を着た人物による自爆攻撃が発生、少なくとも26人が死亡、29人が負傷、6人が依然として行方不明になっている。
クハリスでは、北方の町キルクークに向かう主要道路上で、テロ対策担当の警察官2人が射殺される事件も起きている。
またバグダッド南部でも、パトロールを行っていた警官隊の近くで自動車を使った自爆攻撃があり、少なくとも10人が死亡、29人が負傷した。
★イラク西部で爆弾攻撃、米海兵隊員5人死亡
[バグダッド 16日 ロイター] イラク西部のラマディ近郊で16日、米海兵隊の車両が爆弾攻撃を受け、海兵隊員5人が死亡した。米軍が明らかにした。
軍の声明は攻撃の詳細を明らかにしていないが、同地域で武装勢力による1度の爆発でこれほどの海兵隊員の死者を出したのはここ1週間で2度目。武装勢力が高度な爆発技術を開発したとの見方が強まっている。
米軍当局によると、武装勢力の一部は、戦車の厚い甲板を貫通する威力がある指向性爆薬を使用するなどの攻撃を仕掛けている。
★基地食堂で自爆、26人死亡 イラク
【カイロ15日共同】AP通信によると、イラク中部バクバ近郊にあるイラク軍基地の食堂で15日、自爆テロがあり、少なくとも26人が死亡、26人が負傷した。
さらにバグダッド東部では同日、パトロール中のイラク警察の車列に車が突っ込んで自爆、ロイター通信によると、少なくとも10人が死亡するなど、各地で武装勢力による攻撃が相次いだ。
イラク軍当局者によると、軍基地での自爆テロ犯は軍服姿で、食堂が昼食時で混雑するのを待って自爆したという。爆弾を基地に持ち込んだ方法は不明。
ザルカウィ容疑者率いる「イラク聖戦アルカイダ組織」を名乗るグループがウェブサイト上に犯行声明を出した。
バクバの現場近況
二日だけで36人が死亡
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14日のバクバ自動車テロ、10人死亡 |
15日の食堂自爆テロ、26人死亡 |
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反政府軍の疑いで拘留されるイラク人 |
バクバ北東部をパトロールする米軍 |
ラマディの現場近況
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ラマディでは15日にも路上での爆弾テロがあったもよう。写真はその際に出来た穴。 |
ラマディ郊外で破壊されたトラックの周囲を警備する反政府武装勢力。 |
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16日、ラマディ西部で米軍の攻撃を待ち受ける反政府兵士。 |
バグダッド南部でラマディ自爆テロでの反撃を準備する米軍。 |
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