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【トピック】
コンゴ和平崩壊の恐れ 東部で衝突、10万人避難

 【ナイロビ20日共同】政情不安が続くアフリカ中部コンゴ(旧ザイール)からの報道によると、同国東部のルワンダ国境付近を中心に、先週から元反政府勢力と暫定政府軍の小規模な衝突が続き、緊張が高まっている。現地の国連報道官は19日、同国東部で少なくとも住民10万人以上が避難したと語った。
 2003年7月に暫定政府が発足したばかりの同国で早くも和平プロセス崩壊の恐れも出てきた。
 暫定政府側は隣国ルワンダが元反政府勢力に武器などを援助していると非難。ルワンダ側は否定する一方、10年前のルワンダ大虐殺に加担後、コンゴ領内に逃亡してゲリラ戦を続けるフツ系民兵インテラハムウェを野放しにしているとコンゴ側を強く批判している。

以下、過去の日誌よりコンゴの背景・・・
違法採掘のウラン、闇市場流出か コンゴの閉鎖鉱山

 アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)のカタンガ州にあるシンコロブエ鉱山から、違法なウラン採掘が行われ、ウランが外国へ密輸されている疑いが明らかになった。
 同鉱山は、20世紀初頭、旧宗主国のベルギーによって開発された。広島に投下された原爆の原料となったウランが、ここから採掘されたことで知られる。
 約6000人が違法にコバルトやプラチナなどの採掘に従事し、この中に含まれるウランを、現地で中国やインドのビジネスマンが運営する選鉱場が集め、隣国ザンビアを通じて密輸している疑いがあるという。
 最近、北朝鮮や他のアフリカ諸国がコンゴ産のウラン入手に興味を示していたという。
 政府は鉱山を閉鎖し、立ち入り禁止にしていた。だが、98年の内戦後も続く国内の混乱で管理が行き届かず、違法採掘が始まったらしい。

 コンゴにおける鉱山最大手「ユニオン・ミニエール」は、ベルギーの「ソシエテ・ジェネラル・ド・ベルジック」(ベルギー何でも会社、の意)という会社に統括されている。その会社に資金を流しつづけてきたのがベルギー最大の「ジェネラル銀行」で、前述の「ソシエテ・ジェネラル〜」はベルギー王室の持ち物である。その「ソシエテ・ジェネラル」を資金面で支えてきた「ジェネラル銀行」がベルギー第一位の預金高を誇る銀行なら、第二位はやはり王室を側面から支える「ブリュッセル・ランベール銀行」であった。この銀行の会長ジャック・ティエリー(Jacqes Thierry)のその母親の名をナディーヌ・ロスチャイルド(Nadine Rothschild)と云い、オーナー、レオン・ランベール(Leon Lambert)の妻の名をルシー・ロスチャイルドと云う(Lucie Betty Rothschild)。ここに我らがロスチャイルド財閥が登場するのだ。臆測するまでもない、事実は全てを物語る。コンゴの大地は彼らの放射する見えない富の象徴で覆われているのだ。


コンゴ政府軍の脱走兵がKanyabayongaに流れ込む
-04/12/14
コンゴ北Kivu州Kanyabayongaにおける、政府軍兵士の遺体



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