昨日← 04/12/20 (月) →翌日
7-14℃、北東よりの微風
【トピック】
★シーア派聖地で爆弾テロ カルバラ、ナジャフで死者多数
イラク南部のイスラム教シーア派の聖地カルバラ(Kerbala)とナジャフ(Najaf)で19日、相次いで大きな爆発が起きた。いずれも自動車を使った自爆テロとみられ、両方の爆発で少なくとも42人が死亡した。今月15日のイラク国民議会選挙の選挙戦開始後、1日の死者数としては最多となった。
ロイター通信によると、カルバラでの爆発はバス停留所入り口の雑踏で起き、イラク人12人が死亡、30人以上が負傷した。犠牲者の多くは女性や子供だという。目撃者は、移動中の車が突然爆発したと話している。
一方、その2時間後には、ナジャフ中心部の聖地アリ廟(びょう)モスク近くにあるバス停付近でも、自動車を使った大きな爆発が発生。AP通信は病院関係者の話として、死者30人、65人負傷と伝えている。
カルバラでは15日にも中心部のモスク付近で大きな爆発があり、8人が死亡、シーア派最高権威シスターニ師の側近1人が負傷したばかりだ。
来年1月末のイラク国民議会選挙に向け、イラク人口の60%を占めるシーア派は最有力とみられる政党連合を結成し、シスターニ師を中心に強力な選挙運動を展開している。他方、スンニ派地域の武装勢力は、選挙阻止を訴えてテロや破壊活動を強めている。一連の爆弾テロは、選挙に向けたシーア派の動きを牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
シーア派とスンニ派
イスラム教創始者である預言者ムハンマド(マホメット)の後継者問題を争点に、多数派のスンニ派と異なる教義を展開したのがシーア派。全イスラム教徒の約9割がスンニ派だが、イラクではシーア派が人口の約6割、南部では圧倒的多数を占める。旧フセイン政権ではスンニ派が権力を握り、シーア派は弾圧されていたが、政権崩壊後は暫定統治機関、統治評議会の過半数を制するなど政治の表舞台に。最高権威アリ・シスタニ師が絶大な影響力を持つ一方、対米強硬派の指導者ムクタダ・サドル師が貧困層の若者の支持を集め勢力を伸ばしている。(共同)
【私的めもらんだむ】 19時
今年も残すところ10日あまり、2005年はどんな年になるのだろうか?容易に予想つくのは、極貧に変わりがないだろう、ということ・・・哀しいね。毎年大晦日と正月には、妹夫妻に市販の年越し蕎麦とおせち料理を運んでもらっていた。ありがたいことだ。と、同時に自分の不甲斐なさを実感するのが年の瀬でもある。貧乏がどんなものか、嫌というほど思い知らされている。不況に押し潰されそうになりながら、そこで踏ん張ることで強かになれるのだと、無理にでも思い込んできたが・・・
私は誰かに必要とされているのだろうか?必要とされていない自分が最も虚しい、ことを知っているだけに、今そのことに集約して生きる道を模索している。こんな私でも必要とされるには、それなりの自己練磨の継続が肝要であることを認識している。あらゆる面において自覚もしている。世間の嘲笑を撥ね返し、空腹を忘れるほど熱中できる何か・・・を、来年に向けて継続していこうと決めよう。そう決めた。決めたら最後、振り返らず走れと・・・ふてぶてしいまでの野性を、大不況の荒野に放つのだ。
改造すべきは単に世界だけでなく、人間だ。その新しい人間はどこから現われるか?それは外部からでは決してない。友よ、それをお前自身に見出すことを知れ。
【ジイド】
♀ 「新じねん」TOP
♂