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【トピック】
アルカイダのナンバー3、パキスタンで死亡=ムシャラフ大統領

 [イスラマバード 3日 ロイター] パキスタンのムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領は3日、アルカイダ(al Qaeda)のナンバー3とされるアブ・ハムザ・ラビア(Abu Hamza Rabia)幹部が、アフガニスタンとの国境沿いの村で死亡したと発表した。
 ラビア幹部は30代のエジプト人で、アルカイダの国際テロ活動を指揮していたとみられる人物。同幹部は1日、北ワジリスタンの潜伏先が爆発した際に、他の4人とともに死亡したという。
 あるワシントンの対テロ担当官によると、同幹部はアルカイダを率いるウサマ・ビン・ラディン氏、ザワヒリ長官に次ぐ組織内ナンバー3で、米国に対する攻撃などを計画していた。
 この担当官はロイターに対し、同幹部の死はアルカイダにとって大きな打撃になると指摘している。
 ムシャラフ大統領は、クウェートを公式訪問した際にラビア幹部の死亡を確認。しかし、パキスタン軍は同幹部の遺体をまだ発見しておらず、死亡という情報は、情報機関の報告や盗聴したアルカイダのメンバーの会話を元にしているという。
 同大統領は記者団に対し、「(同幹部の死亡は)200%確実だ」と述べた。

○そのアブ・ハムザ・ラビア(Abu Hamza Rabia)の顔写真が見つからない。ムシャラフ大統領はラビアの死亡を確認したというが、それは実際に遺体を見たということなのか?パキスタン軍はラビアの遺体を発見していないというのに奇妙な話だ。ラビアは早く死んだことにしたい大統領の願望が含まれているような・・・




CIAの東欧秘密収容所疑惑 EU、設置国に制裁も

 【ベルリン=黒沢潤】米中央情報局(CIA)が国際テロ組織アルカーイダの容疑者らを収容する秘密収容所を東欧に設置したとの疑惑が持ち上がるなか、欧州連合(EU)が収容所を設置した加盟国に制裁を科すことを検討している。
 欧州委員会のフラティニ副委員長(司法・自由・治安担当)は十四日、仏ストラスブールの欧州議会で、「(収容所設置は)EUが重視する価値観や規則に抵触する。設置が証明されれば、厳しい制裁を科すこともあり得る」と表明した。
 米紙ワシントン・ポストは二日、米政府高官などの話として、タイ、エジプト、ヨルダン、モロッコなどのほか、東欧諸国を含む計八カ国に同収容所があると報道した。
 人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」(本部・ニューヨーク)は翌日、CIAが使用したとみられる航空機の記録などをもとに、EU加盟国のポーランドと二〇〇七年のEU加盟を目指すルーマニアが含まれる可能性が高いと指摘した。
 両国は直ちに疑惑を否定し、欧州委員会も十五日までに秘密収容所の存在を裏付ける証拠は見つかっていないとの調査結果をまとめ、欧州議会に報告した。
 ただ、今回の調査は関係国への聞き取り調査が中心だったため、疑惑は払拭(ふっしょく)されておらず、欧州議会からは踏み込んだ調査を求める声が出ている。これとは別に、人権問題改善などに取り組むEUとは別組織の欧州会議(四十カ国以上加盟)も本格的な調査に入っている。
(産経新聞)

○これまで分かったCIAの秘密収容所はタイ、エジプト、ヨルダン、モロッコ、ポーランド、ルーマニア、アフガニスタンだから、あと一箇所は何処だ?ということになる。アメリカ本土だったりして・・・

米CIA、東欧に秘密刑務所疑惑 拷問が目的?究明求める声

 【ワシントン=有元隆志】米中央情報局(CIA)が、国際テロ組織アルカーイダの重要容疑者を東欧にある施設にひそかに収容したとの疑惑が、内外に波紋を広げている。国内法で禁じられている拷問などを行うためではないかというのだ。米人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」(本部・ニューヨーク)は三日、ポーランドとルーマニアの可能性が高いと指摘した。両国は否定しているが、欧州連合(EU)などから調査を開始する動きも出ている。
                  ◆◇◆
 この問題は二日付の米紙ワシントン・ポストが報じたのがきっかけ。これらの施設は、機密文書で「黒い場所(ブラックサイト)」としか記されず、米政府の一部と施設がある国の首脳部と情報機関しか知らないという。同紙は「黒い場所」は少なくとも八カ国に存在するとして、タイアフガニスタンを挙げた。ただ、東欧については、政府高官の要請として国名は触れなかった。
 ヒューマン・ライツ・ウオッチの軍事アナリストはAP通信に、アフガニスタンで拘束されたアルカーイダ幹部らは、ポーランドの情報機関本部に近いシマニ空港と、ルーマニアミハイル・コガルニチャヌ空軍基地に移されたとの見方を示した。二〇〇一年の米中枢同時テロ以降、CIAが使ったとみられる航空機の記録などをもとに分析したという。
 移送されたなかには、同時テロの首謀者の一人、ハリド・シェイク・モハメド容疑者も含まれていたとみられる。ポスト紙によると、約三十人の最重要のテロ容疑者が拘束されているという。
 米国の国内法では、拷問などが禁じられている。同時テロを防ぐことができなかったと批判を浴びたCIAにとって、海外の施設で容疑者を拘束することにより、国内法に制約されずに尋問を行えるとされる。ただ、同紙は、弁護士との面会が認められていないなど、人権面で問題があると政府を批判している。
 これに対し、ハドリー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は二日の会見で、施設の存在を肯定も否定もしなかったが、「米国は虐待はしない」と語った。
 米議会の情報委員会委員長は施設の説明は受けているというが、委員のなかには存在を知らなかったと主張する議員もおり、真相を求める声が強まることも予想される。
(産経新聞)



【私的めもらんだむ】
○ここ2日ばかり曇り空で仕事が捗らず、調色に苦労する。体調も最悪、寒さで鼻水を流しながらの作業・・・地獄だ。そんな中、叔母の葬儀に来た二人のイトコが急に訪れる。一人は満面の笑みで挨拶するA、ついこの前最愛の奥方を亡くしたばかりの従兄だ。唯一心を許せる、そして頭の上がらない従兄だ。三国志の劉備みたいな心やさしい人格者。もう一人、頑固を顔に書いたようなM、何かとオレと衝突してしまう従弟、入り口に突っ立っている。今夜は私の妹の家に一泊する。Mとは口もききたくないが、A兄とは夜明けまで話をしてみたい。


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