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【トピック】
プルトニウム300キロ不明 米研究所、核兵器50個分

 【ワシントン1日共同】米シンクタンク「エネルギー環境調査研究所」(マキジャニ所長)は11月30日、米核開発を主導してきたロスアラモス国立研究所で、少なくとも300キロの兵器級プルトニウムが行方不明になっている可能性があるとした報告書を発表した。プルトニウム6キロ前後で核兵器製造が可能で、50個分にも相当する量。
 報告書は、ずさんな管理が原因で正確な記録を残さないまま処分場に廃棄された可能性を挙げる一方で、一部が盗難に遭ったシナリオも否定できないと指摘。「核テロ」の危険性が現実味を帯びる中、核拡散に最も神経をとがらせてきた米国自身の深刻な管理実態が浮き彫りになった。

▲ロスアラモス研究所でまたディスク紛失
---2004/05/25 08:07 更新 (IT media newsより)

 核兵器開発の最前線に立つ米ロスアラモス国立研究所で、コンピュータディスクが紛失した。

 研究所の声明によると、スタッフが機密情報をチェックしていた際、機密扱いのリムーバブル電子メディアが一つ、本来あるべき場所にないことに気付いた。このリムーバブルメディアはCD、USBフラッシュドライブ、あるいはZIPタイプのディスクの可能性があるが、同研究所では「国家安全を脅かすようなものではまったくない」としている。

 ディスクが見つからないため、内容の確認は不可能。声明では「管理不行き届き、および低密度の磁気/デスクトップシステム利用の蔓延」があったと認めている。

 ロスアラモス研究所では過去にもHDDや、コンピュータ200台以上が紛失する騒ぎが起きている。

▲ロスアラモスの不正疑惑
2003/8/28
X-ファイル 悪の策略 その17 <極悪の宴>より
研究所内部の窃盗事件を調査するためにロスアラモスに雇われた元アリゾナ州警察本部長のグレン・ホープ氏は証言する。
「私は2002/3に報告書を出しました。多くの窃盗事件がおきていることがわかったのです。窃盗文化も蔓延していました。一部職員が窃盗事件を隠蔽するために書類を偽造したこともわかりました。」
さらに「退職した科学者がコンピュータや備品も持って行くのです。持って行かれたコンピュータは300台くらいありました。あるケースでは磁石5トンと大きな貯水槽が紛失していました。別のケースではフォークリフトを持ち去ったものもありました。こういった備品が行方不明なんです。」

内部告発し研究所を解雇された人の話
「あの研究所は何があっても研究所だけは守ろう。評判だけは守ろうという文化があります。だから問題を指摘した人は降格、あるいは解雇されるんです」

この春、エネルギー省はカルフォルニア大学とは契約を更新しないことを発表している。カルフォルニア大学との契約は2005年に切れ、その後は入札によって新しい契約先を選出する。これでカルフォルニア大学に毎年落とされる21億ドルの管理量は失われた。

カリフォルニア大学は研究所長を解雇し、その後に元海軍副提督ジョージ・ナノスを所長に据えた。
マスコミで告発された3万ドルのマスタングを研究所のクレジット買おうとした者がいるという件については「どの従業員もマスタングを購入しようとした証拠はありませんでした。」
さらに「紛失していたフォークリフトはアルバカーキで修理中でした。2トンの磁石は施設の在庫の中からみつかりました。1億2千万ドルの会計検査したところ、カードによる不正購入は3千ドルしかみつかりませんでした。すべての購入の22億ドルをすべて検査したところ、不正は14200ドルでした。」
担当者によると紛失は極わずかで民間企業よりずっと少ないと言っている。
そして、ナノスは「原爆の材料になるプルトニウムを紛失した」と述べた。
しかし、その量は小ビン2個分の酸化プルトニウムだという。
とても敵が使えるようなレベルのものではないともいう。
しかもこれは事務的なミスで、プルトニウムは残滓扱いされ破棄されたとも述べている。

○なるほどプルトニウム紛失は僅かだと、で2年後には300キロが行方不明だってことになるのね。まさか300キロも僅かだなんて云わないだろうな。何もかもテメーらの云うことは信じられねぇんだよ。

以下、阿修羅掲示板より

先日北朝鮮の核施設を訪れたロスアラモス研究所のヘッカー元所長「高度な核能力持つ」 [FNNニュース]--投稿者あっしら 2004 年 2 月 21 日

1月に北朝鮮の核施設を訪れたロスアラモス研究所のヘッカー元所長がFNNのインタビューに応じ、北朝鮮は高度な核能力を持っており、「核の凍結」は限定的なものにとどめる考えであることを明らかにした。
インタビューの中で、ヘッカー元所長は、北朝鮮側が代表団に「再処理をした結果だ」といって見せた物質が、本物のプルトニウムであった可能性が高いことを強く示唆した。
ヘッカー氏は、議会証言で、寧辺(ヨンビョン)の核施設を訪問した際、「北朝鮮からプルトニウムだと主張する物質を見せられた」と証言していた。
ヘッカー氏は「調査の結果、北朝鮮が示した物質は、本物のプルトニウムだったと考えられる」と話した。
また、ヘッカー氏は、実験用原子炉がフル稼働していた実態を詳細に語り、コントロール室には、一部に日本製の電子機器も使われていたと語った。

○コイズミ某も満足だろう。ここでの電子機器貢献も世界貢献の一端だと言い出しかねないな。ロスアラモス研究所の紛失プルトニウムも北朝鮮に流れたりして。

劣化ウラン関連年表 (ロスアラモス研究所関連抜粋)
投稿者 World Watcher 日時 2005 年 5 月 30 日

1943年10月30日 マンハッタン委員会内の「S-1実施委員会」,マンハッタン計画の責任者グローブス将軍あてに,「放射性物質の兵器としての利用」と題するメモを送付.「空気から吸引されたウランは,鼻や咽喉頭,気管支の粘膜などに付着し,次に飲み込まれる.胃,盲腸,直腸では,摂取されたものが長期にわたって残留する.このため消化器系臓器が最も深刻な影響を受ける」ことを明らかにする.

1972 ロスアラモス国立研究所,戦車貫通体として劣化ウランを利用するための研究を開始.
1972 ニューメキシコ州立工科大学で「最終効果研究・解析社」による劣化ウラン砲弾発射実験が開始される.
1976 ニューメキシコ州ホワイト・サンズのミサイル実験場で,劣化ウラン80gを搭載したパーシング対地貫通ミサイルの4発以上の発射実験が行われる.地中60メートルまで埋没した1発のミサイルの劣化ウランは回収不能となる.
1986 ニューメキシコ州立工科大学のエネルギー物質研究所が劣化ウラン弾の実験を行っていたことが,内部告発により明らかになる.大学は93年に発射実験を中止.
1991 3月 陸軍ロスアラモス研究所のジーム(Ziehmn)中佐,「DUの使用はデリケートな問題である.もし誰もDUの有用性を主張しなければ,DU弾は政治的に受け入れられず,武器庫から抹消されるだろう」 と述べる.
2003 6.30 川口外務大臣,「劣化ウラン弾の人体及び環境に対する影響はほとんどない」と答弁.

CDまるごと1秒で  データ転送の世界新樹立
投稿者 小耳 日時 2003 年 10 月 17 日

【ジュネーブ16日共同】スイス・ジュネーブの欧州合同原子核研究所は15日、「インターネット2」と呼ばれるネットワークを介したデータ転送実験で毎秒5・44ギガビット(1ギガは10億)の転送速度の世界新記録を樹立したと発表した。

平均的なインターネットの家庭用ブロードバンドの約2万倍の速さで、CD1枚分のデータなら1秒、DVD1枚分の映画も約7秒で送れる計算になるという。

今月1日、7000キロ離れた同研究所と米カリフォルニア工科大を結んだ実験で、1・1テラバイト(1テラは1兆、1バイトは8ビット)のデータを30分以内に転送した。

これまでの記録は両研究機関と米ロスアラモス研究所などが今年2月に達成した毎秒2・38ギガビットだった。

カリフォルニア工科大のニューマン氏は「1万キロ離れていても隣り合わせのサーバー間と同様のデータ転送が可能になる。毎秒10ギガビットのデータ転送が普通になる日もそう遠くないだろう」と述べた。

▲ロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Laboratory、LANL)
---ウィキペディア(Wikipedia)より

ロスアラモス国立研究所は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロスアラモスに、第二次世界大戦中、マンハッタン計画の中で原子爆弾の開発を目的として創設されたアメリカの国立研究機関である。初代所長はロバート・オッペンハイマー。ここで開発・組み立てられた原爆が、広島に投下された原子爆弾「リトルボーイ」、および長崎に投下された「ファットマン」である
約110平方kmの敷地に1万人以上の科学者・所員が勤務し、核兵器のみならず様々な先端技術について広範な研究を行っていた。複雑系の研究で有名なサンタフェ研究所もロスアラモス国立研究所が母体となって設立された。
しかし、放射性物質のずさんな管理や機密情報を収めたディスクの行方不明、実験機器(高出力レーザーなど)による負傷などの不祥事を続けざまに引き起こし、2004年7月16日に活動を全面的に停止している。



ロスアラモス研究所
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【私的めもらんだむ】
○欠陥マンション追求、キッコナン迷探偵冴えわたってるなぁ。今日は素人が建てたホテル、何としてでもキッコ女史の解説した文章を図解したいものだ。彼女は今や私のお手本的存在になりつつある。足が痛いの肘が痛いのって云ってられないね・・・イテテテ・・・やっぱり痛ぇや。どうも肘の治りが悪いようだ。今日あたり急ぎの仕事が入ったりして。

○案の定、午後から仕事が入った。ただ急ぎの仕事ではないだけが救いだ。それでも私の今の体調では無理をすることになる。肘の故障が意外と仕事に支障になった。今まで普通に持っていた道具が持てない。足の次には肘のトラブル、そんな私に監督が「年寄りみたいだな」と笑う。私も愛想笑いをしながら内心歯軋りしてた。冗談でも今の私にはキツイ。這い蹲るようにして働いている、そのことを笑われたような屈辱感に苛まれるのだ。正直、こんな痛い思いまでして仕事なんかしたくない、果ては生きていたくない、ところまで追い込まれている。それが人間の脆さでもあろう。痛風が再発すれば「贅沢病だな」と云われる。それでも仕事だけはやり遂げようと努力しているつもりだ。事実そうしてきた。冗談でも云って欲しくないことだってあるんだ。私がどんなに痛がろうと、それは私という人間に限られたことであって、他人には痛くも痒くもない。それは必然的に差別意識へと繋がる。差別とは他人の足を踏み、意識しようとすまいとそのまま踏み続けることだ。踏まれた足は痛いが、踏んでる足は痛まない。だから私は悲鳴をあげる。ぎゃあぎゃあ煩い奴だ、と思われても、そうしないと他人は気付かない。私もみんなと同じ人間だって気付いてもらえない。痛みの多様性こそあれ、その本質は同じだと思う。ニッポン国の民が生活苦に喘いでいるときに、主権在民たる国民の悲鳴を無視して、さらに重税を課して追い込んでいく為政者たち。きゃつらは愛国心を国民に強いながら、自国の民を愛さないばかりか食い物にすらしている。バブル崩壊の共犯者たる大銀行大企業に国民の血税であるところの公的資金をじゃぶじゃぶ投入し、ために急場を凌いだ大企業をみて景気は回復したと嘯き、息を吹き返した大銀行は救い主たる国民に感謝するどころか当然のように情け容赦ない貸し渋りと債権取り立てを展開している。何なんだ?この日本のザマは?・・・え〜おい!こんちくしょうめ!誰がコイズミなんて選びやがったんだ?!・・・かくして悲鳴が義憤へと変わる私であった。どれ、何か喰わなくっちゃ・・・


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