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【トピック】
中国で河川汚染相次ぐ、湖南省や重慶でも

 【北京=竹腰雅彦】中国吉林省の石油化学工場の爆発事故で松花江汚染が国際問題化したばかりだが、国内ではほかにも事故に伴う河川汚染が相次いでいる。

 27日の華僑向け通信社「中国新聞」(電子版)によると、湖南省冷水江市(人口約35万人)では24日、化学工場の廃液貯水池が決壊し、大量の窒素化合物が河川に流入。25日正午までの12時間、全域で給水を停止した。

 工場では毎年1回の設備補修の際、汚染物質をまとめて河川に放出していたが、当局は最長2時間程度の給水停止しかしていなかったことも明らかになった。

 一方、新華社電によると、24日に4人が死傷する化学工場爆発事故が起きた重慶市●江県では、ベンゼンなどの有害物質が河川に流入。当局は付近の学校を休校にしたほか、活性炭やスポンジなどを使って汚染物質の除去を続けている。

 中国共産党は先に採択した「第11次5か年計画」(2006〜10年)案で、国民に重大な健康被害をもたらす環境問題への対応強化を国策に掲げたばかり。(●は執の下に「土」)
(読売新聞)

断水の中国ハルビン市、27日に給水再開の見通し

 [北京 27日 ロイター] 吉林省の石油化学工場で発生した爆発事故を受けて断水が続いている中国の黒竜江省ハルビン市で、27日1500GMT(日本時間28日午前零時)をめどに水道の供給が再開される見通しとなった。
 地元自治体は公式ウェブサイト上で、黒竜江省およびハルビン市の環境保護当局者の発言として、水が「飲用として安全」であるとの見方を示した。
 同ウェブサイトによると、環境保護当局が27日午前6時(日本時間同7時)に実施した検査では、水中のニトロベンゼン濃度は1リットル当たり0.0050ミリグラムで、中国の安全基準を満たした。
 濃度は25日朝には安全基準の30倍となっていたが、付近の貯水場から水を放出したり、兵士らが炭フィルターを投入したことで薄まった。
 吉林省の石油化学工場で2週間前に起きた爆発事故では、発がん性が指摘されるベンゼン類、推定100トンが、ハルビン市の水源となる松花江に流れ込んだ。
 中国の温家宝・首相は26日、ハルビン市を訪問し、救援活動を進め、汚染事故について調査を実施すると約束するとともに、政府は事件に関する情報を公開すると述べた。

中国当局が独自報道禁止か 河川汚染問題

 【香港27日共同】27日付香港紙、明報は、中国東北部を流れる松花江が化学工場爆発で有毒物質に汚染された問題について、中国当局が中国メディアに対し、独自の報道を禁じ、国営新華社通信の原稿を使うよう命じたと報じた。黒竜江省ハルビン市当局者が上部機関から指示が出ていることを明らかにしたという。
 同問題で当局による情報隠しが指摘される中、政府批判の高まりを防ぐ狙いとみられる。

<中国・河川汚染>中国外相がロシア大使に「深く陳謝」

 中国の李肇星外相は26日、北京でロシアのラゾフ駐中国大使と会談し、吉林省の化学工場爆発に伴う河川汚染問題で中国政府を代表して「深く陳謝する」と述べた。外相は、アムール川沿いのロシア領地域の住民にも損害を与える可能性があると言明した。ロシア側住民で影響を受けるのは約100万人に及ぶという。
(毎日新聞)

下流の露、対策本部 ベンゼン除去に軍1000人 松花江汚染

 【モスクワ=内藤泰朗】中国吉林省の工場爆発で東北部の松花江に汚染物質が流入、それに伴うロシア側下流のアムール川の汚染問題で、ロシア政府は有毒物質が極東ハバロフスク地方に流入する事態に備えて二十五日、同地方当局に対策本部を設置した。また、ロシア政府はすでに極東軍管区の部隊など約千人をベンゼンが流入した場合の除去対策のため、地元の排水施設に展開したことを明らかにした。
 ノーボスチ通信によると、同地区の大統領全権代表のイスハコフ氏は特別対策本部を設置するとともに、河川数カ所で一日二回、汚染程度を正確に記録するよう命じた。同日現在、ベンゼンをはじめとする有毒物質の河川流入は確認されていないが、同本部は二十六日、地元の水道事業関係者を集め汚染対策を改めて検討する。
 また、イタル・タス通信によると、対策本部はアムール川から取水する飲料水の有毒物質を除去のため、活性炭器具を河川水取水設備に設置することをすでに決定した。
 同地方では、ペットボトル飲料水の売り切れが相次いでおり、酒類などの醸造施設も飲料水生産施設への一時的な転換を強いられる見通しという。誤ってベンゼンを摂取した場合は約二週間後に健康を損なう恐れがあると指摘されている。
(産経新聞)

アムール川汚染防げ、露が全取水地点に浄水装置設置へ

 【モスクワ=五十嵐弘一】石油化学工場爆発事故による中国東北部の松花江汚染問題で、下流のアムール川に面するロシア極東・ハバロフスク地方政府の対策委員会は25日、アムール川から取水する飲料水に有害物質が混入するのを可能な限り防ぐため、活性炭20トンを購入、すべての取水地点に浄水装置を取り付けることを決めた。タス通信が伝えた。

 一方、ロシアの専門家は同日、ハバロフスクのテレビに対し、有害物質の一部は、氷結が進むアムール川の氷に付着すると指摘。氷が溶ける春に、有害物質が再び下流に向かって流れ出し、魚類の大量死など生態系に大きな影響を与える危険があるとの見方を示した。
(読売新聞)

国連支援提案に返答なし 松花江汚染で中ロ

 【ニューヨーク25日共同】国連は25日、中国東北部を流れる松花江が化学工場の爆発で汚染された問題で、環境への影響調査など国際支援を中国とロシアに申し入れたものの、同日現在、返答が寄せられていないと発表した。
 この問題では、汚染状況に関する情報開示が遅れたとして、中国国内でも批判が出ている。国連は中国などに対する直接的な批判は避けながらも、深刻な環境汚染に発展しかねない事故での対応の鈍さにいら立ちを示した形だ。
 国連によると、国連環境計画(UNEP)と国連緊急援助調整官室(OCHA)が13日の爆発事故を受けて、両機関の合同チーム派遣を中ロ両国に打診した。
(共同通信)




【私的めもらんだむ】
【動画】殺人ウイルスを追え〜ウイルス学者、河岡義裕
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 ウイルス学者、河岡義裕の情熱の源を探る。 今年も流行が恐れられている鳥インフルエンザ。感染性の病気の場合、ワクチンさえあればその脅威は低くなる。河岡は、インフルエンザウイルスを人工的に作り出す”リバース・ジェネティクス”という画期的な技術を開発し、ワクチン開発に大きな期待が寄せられている。また、エボラウイルスの研究にも心血を注ぎ、”リバース・ジェネティクス”の技術を使い、エボラウイルスを人工的に作り出すことに成功した。そんな河岡だが、素顔は普通の人。ウイルス学者という肩書の向こうに見える彼の情熱を追う。

○5時半、もうすぐ夜明けだ。殆ど眠ってない。右足首が痛み出している。激痛でないことだけが救いだ。いつまで命が保てるか、考えたくもない思いがどうしても頭を過ぎる。それを振り切るようにして動画を編集する。またCMを一箇所カットするのを忘れた。そのファイルを今度はWMVに替える。ここで相当分圧縮され、FTPサーバで転送する。借用しているサーバに負担がかかり過ぎやしないか?心配しながら・・・猫が痛む足に容赦なく乗っかってくる。仰向けになるとたちどころに3〜4匹の猫が腹部に乗る。けっこう重い。

○河岡氏の言葉「鳥ウィルスが流行したら絶対かかりますよ。そして絶対に死にそうになりますよ」って絶対を強調してたけど・・・死にそうじゃなくって、死ぬ確立のほうが絶対に高いってことだよな。絶対に死ぬ、んだよな。専門家だけにリアルだなぁ。おら、そんな死に方したくねぇぞ。

○13時半、少し仮眠した。睡眠不足でなんか訳の分からないことを書いていたようだ。自分でもウザイので削除した。これから妹が地代払ってくると云う。4万5000円也、残り1万・・・うち冠婚葬祭で6000円が消える予定。今月はギリギリだが、まだ良いほうだ。来月は今月の半分しか収入がない。今から極貧を覚悟する。しかも年末には二ヵ月分の地代を要求される。クリスマスには苦しみます、なんちゃって・・・バカみたい。

○吉林省の松花江ベンゼン汚染が起こったのは13日午後、その11日後、重慶市のベンゼン流出、同じ24日に湖南省で窒素化合物の流出が起こる。偶然の一致にしてはやはり変だ。そして「中国当局が独自報道禁止か」というニュース・・・知られてまずいことがあるんだろうか?


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