今朝「家内が死んだ」と母方の従兄から電話があった。動揺と落胆の入り混じった従兄の声を聞きながら、言葉を失う。ああ、何てことだ・・・私が親戚の中でも唯一尊敬している従兄のこと、いつも笑顔を絶やさない、優しい従兄がいま絶望に打ちひしがれている。何となく具合が悪い奥さんが検査を受け、そのときに末期癌だと告げられたらしい。それから間もない唐突の死だったと・・・この従兄には随分世話になった。いつもは暇を持て余しているのに、こんなときに限って仕事が入る。・・・急遽妹に連絡、明日の葬式に出てもらうことにした。
人生何が起こるか分からない。永遠に続くかのような日常に埋没しながら、唐突なアクシデントに呆気にとられ、人は途方にくれる・・・今の従兄がそうなのだろう。私もそうだった。26歳のときの突然の父の死・・・東北一円から訪れる弔問客への対応に心を奪われ、一滴の涙も出なかったのが・・・葬儀を終えた日の夕暮れに一人号泣していた。あのときも雨が降っていた。心に染みる冷たい雨が・・・今も降り注いでいる午前9時の虚ろな心。
元気を出さなくっちゃ・・・工場での孤独な仕事が待っている。
午前10時、まだ仕事が手に付かない。というか、やる気力が無い。ここは怒りをバネにしてでも仕事にかからねば・・・んで、その燃料補給・・・
靖国参拝、首相「私的」と強調 郵政成立「一つの節目」
2005年10月18日01時14分
首相は17日夕、靖国神社本殿への昇殿を見送り、拝殿でさい銭を投じる形式を取ったことについて「今までは総理大臣として特別に昇殿を許されていた。普通の一般の国民と同じように、ということがいいのかなと思った」と説明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。「総理大臣の職務として参拝したんじゃない」と述べ、私的参拝であることを強調した。
この時期を選んだ理由については、秋季例大祭であることを挙げたうえで、「結果的に(郵政)民営化法案が成立した、一つの節目かもしれませんね」とも語った。
参拝理由について「今日の平和は生きている人だけで成り立っているものではない。心ならずも戦場に赴いて命を失った方々の尊い犠牲の上に成り立っている。戦没者に感謝の気持ちを伝えることは意義あることだ」と説明した。
中韓両国の反発については「長い目で見れば中国も理解していただける。よく説明していきたい」としながら、「心の問題に他人が干渉すべきじゃない。ましてや外国政府が、戦没者に哀悼の誠をささげるのを『いけない』とか言う問題じゃない」とも述べた。
来年9月の自民党総裁任期切れまでに6度目の参拝をする可能性については「適切に判断する」と答えるにとどめた。6月の日韓首脳会談で首相が検討するとした新たな国立追悼施設の建設については、「色々国民の意見を考えながら検討していきたい」とした。
追悼施設建設について細田官房長官は17日午後の記者会見で「年末が予算期なので、そのときまでに決断をする。はっきり申し上げる段階ではない」と語った。首相の参拝を「最小の形式」と表現し、「靖国参拝問題のみで近隣諸国との関係全体が後退することは望ましくない」と述べた。
武部勤自民党幹事長は同日の記者会見で、首相の参拝を「信教の自由に基づいて私的な参拝をしている」と説明した。
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