★警察狙い攻撃、計24人死亡 イラク北部とバグダッド
【カイロ20日共同】AP通信によると、イラク北部のクルド人自治区アルビルと首都バグダッドで20日、警察を狙った自爆攻撃などがあり、計24人が死亡、120人以上が負傷した。ロイター通信は20日だけでイラク各地で6件の自動車爆弾の事件があったと報じた。
アルビルで標的になったのは交通警察官。警察当局者によると、交通警察本部裏の広場に約200人が集まっていたところへ、警官の制服を着た犯人が車ごと突っ込み、自爆し、少なくとも15人が死亡、約100人が負傷した。
ロイター通信は目撃した警官の話として、訓練を受けるため集まっていた新規採用の警官の一団に赤い車が突っ込んだと伝えた。直前に警官が車に向けて発砲したが止まらなかったという。
★バグダッドで自動車爆弾、イラク人警官ら5人が死亡
[バグダッド 20日 ロイター] イラクの首都バグダッドで20日、武装グループが自動車爆弾を爆発させ、イラク警察や軍と銃撃戦となった。この結果、警官ら5人が死亡、20人近くが負傷した。米軍が明らかにした。
衝突は、米軍がバグダッド南西部で反政府武装グループに襲撃された直後に起きた。
米軍は、「パトロール中の警官が(襲撃)事件に対応していたところ、武装グループが自動車に載せた簡易爆発物を爆発させ、警官4人が死亡、4人が負傷した」と説明。その後、イラク軍が応戦、銃撃戦となり、イラク兵1人が死亡、15人が負傷した。
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