「日本の自殺者が7年通じて年間3万人を越しました。先進国諸国ではこんな国はありません。この国では働き盛りの男の人たちが自分の大切な命を失っていってます。男らしさを求められて、日本では『男なんだから』と子供の内から育ってきます。女性は『女らしさ』というプレッシャー、男性は『男らしさ』というプレッシャーを与える、もう、長男だから、男なんだからという束縛から離れて、疲れたときは無理せず、肩の力を抜いて『頑張れよ』と云われても時には頑張らない勇気を持つことも大切なんではないか。この国がもっと生きやすい国、みんなが明るく楽しく生きられる国になってくれることを祈ってます」
---諏訪中央病院医師、鎌田實「男らしさが命を奪う」より抜粋
んなこと云われても、頑張らない勇気が結果的に生活苦をもたらすんだよね。私のような極貧生活がいい見本だ。経済効率による過度のノルマに、上司に抗議したらリストラされ、あげくはホームレスになったという人もいる。この日本の会社の精神構造を変えない限り無理だよなぁ。つい数日前に私も監督に文句垂れたりしたから、明日は我が身ということでより身近に感じている。それでも頑張って命を削るよりマシかも知れない。命より優先する会社を肯定してしまうことの無意味を考えるべき。生きてこそ「生きてりゃ何とかなるさ」も云えるんだね。
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