★バグダッド多国籍軍管理区域で自爆テロ、16人死亡
イラク警察筋などによると、バグダッド中心部の多国籍軍管理区域(通称「グリーンゾーン」)近くの食堂で19日午後2時45分ごろ、体に爆弾を巻き付けた男が自爆し、警官ら私服の治安部隊員を含む16人が死亡、約25人が負傷した。ロイター通信は当初約20人が死亡したと報じたが、その後12人に訂正しており情報が混乱している。【注1】 ザルカウィ容疑者率いる「イラク聖戦アルカイダ組織」がウェブサイト上で犯行声明を出した。
AFP通信によると、この食堂には多くの警官が訪れるといい、警官を狙ったテロの可能性がある。
グリーンゾーンは、政府施設や米英両国大使館などが集中するイラクの政治拠点。現場はゾーン入り口から約250メートルの地点で、ゾーン内では爆発当時、暫定国民議会が開会中だった。
またAP通信によると、北部ティクリートでは同日、イラク軍検問所に対し自動車爆弾による自爆攻撃があり、イラク兵2人ら計4人が死亡、検問所修理で近くにいた建設労働者ら12人が負傷した。さらにバグダッドでは同日、イラク兵ら4人が銃撃や自動車爆弾などで死亡した。
【注1】19日23時現在
朝日新聞---16人
毎日新聞---16人
産経新聞---20人
共同通信---16人
時事通信---20人
15時現在、結局のところ死者は増えて23人になったようだ。
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