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イラク近況情勢-050601
2005年5月イラク人死者約700人米兵約60人
 一人単位で表示するなら、今年5月分だけで上の地図はドクロで埋め尽される、という異常事態を、マスコミは巧みに話題を変えることで国民の注意を逸らしてきた。ほんの5分程度の悲惨なイラクのニュースを神妙な顔をして流したかと思えば、その直後にはレッサーパンダが立ったと相好を崩して報道する。
連中は云うだろう。『ほら、こんなに大国が真実を望まないのだ。この国からわざわざ真実を遠ざけるまでもない。国民自ら真実を受け入れないのだから』
1991年5月27日、ブッシュ大統領は非常に意味深長な声明を発表した。
『アメリカの対外政策は道徳的で重要なものである。したがって国民は小さな悪という道徳的選択をしてもらいたい。それが真実というものだ。現実の世界では善悪のはっきりしたものなどないのだ。道徳的絶対などないのだ』
歴代アメリカ大統領の中で、この最悪の人物から他に何を期待できようか。安心し切ったブッシュ大統領と彼をコントロールしている連中は、国民を操っていることを隠したり、嘘を言う必要もないと確信したのだ。自分も一国の指導者として真実を自由に捻じ曲げるつもりだ、という趣旨の声明に明かに表れている。
---ジョン・コールマン著「The Committee of 300」146頁より抜粋
【トピック】
★検問所で自爆、15人負傷 ザルカウィ組織犯行声明

 【カイロ1日共同】イラク駐留米軍によると、バグダッド郊外の国際空港へ通じる検問所で1日朝、自動車爆弾による自爆テロがあり、民間人15人が負傷した。イラクでの多くのテロの首謀者とされるザルカウィ容疑者率いる「イラク聖戦アルカイダ組織」を名乗る組織が犯行を認める声明を出した。
 声明は、メンバーが徒歩で検問所の内側に入り、爆発物を爆発させたとしている。バグダッドでは5月29日からイラク治安部隊と駐留米軍が武装勢力に対する大規模な掃討作戦を始めたばかり。
 一方、駐留米軍は1日、旧フセイン政権の元秘密情報機関員ら「指名手配中のテロリスト4人」をバグダッド西部で逮捕したと発表した。複数の武装組織に資金を供給していたほか、米軍などを攻撃する場面を撮影し、ウェブサイトに掲載していた疑いがあるという。

★イラクで自爆攻撃など相次ぐ、11人死亡・70人負傷

 [バグダッド 28日 ロイター] イラクで27日夜から28日にかけて自爆攻撃や襲撃が相次ぎ、11人が死亡、70人が負傷した。
 北西部シンジャーの駐留米軍とイラク軍の共同基地で28日、自動車爆弾を使った自爆攻撃2件がほぼ同時に起き、5人が死亡、少なくとも45人が負傷した。病院関係者が明らかにした。
 目撃者によると、負傷者の大半はイラク軍施設の労働者。
 ザルカウィ容疑者率いるアルカイダがインターネット上で犯行声明を掲載した。
 ティクリートでは27日夜、警察車両が自動車爆弾で攻撃され、民間人2人が死亡、9人の警官を含む24人が負傷した。地元病院関係者が明らかにした。負傷者を病院に搬送していた救急車の運転手も射殺されたが、犯人は今のところ不明。
 バグダッド南方ヒッラー郊外では武装集団がイラク兵を乗せた車両を止め発砲、兵士4人が死亡し、1人が重傷を負った。警察が明らかにした。
 5月初めから、自動車爆弾や襲撃などで死亡したイラク人は700人近くに上った。米兵も60人以上が死亡した。


【私的めもらんだむ】
7時半
 昨日2日には立て続けに爆弾テロが発生、今それをまとめている。とりあえず写真を収集した。
モスル モスル キルクーク
バクバ バクバ キルクーク

【視聴予定】
22時
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