昨日05/05/12 (木)翌日
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GHQの伏兵に連なる財閥、戦後日本の再占領を画策す
デュポン、ウェリティー、ホイットニー、グロス
 マッカーサー元帥の辞任劇の最中、F18ジェット戦闘機が朝鮮戦争を格好の実験舞台として登場する。アメリカの戦争介入に暗躍したディーン・ラスクは、その15年後に今度はベトナムにおいてアメリカを戦争に引きずり込むために暗躍する。チャーチルがそうであったように、彼もまた戦争屋として歴史に名を留めるべきだろう。そして今も犠牲者が後を絶たないイラク戦争も含めて、これらの戦争はイギリスの利益を守るために戦われているのではないか?という疑問が沸き起こる。図解を書いていると、どうしても利権構図の輪がイギリスに回帰するのだ。まるでイギリスは世界中の利権を丸呑みするブラックホールのようではないか。ここに300人委員会の本質が隠されている。

【図解-誤字訂正】 右中央「カルヴン・ウェリティー」→「カルヴン〜」

【私的めもらんだむ】
 GHQを再検証すれば、どうしても下山事件を想起してしまう。以前から調べていたこともあって、この事件がGHQ関与の色濃い謀殺であったことは推定していた。今回の図解シリーズの展開に絡ませて、その背景を加味すれば意外な発見があるのではないか、そんな発想で再検証してみたくなった。国益のためには他国の指導者であれ邪魔者は排除する、そんな非情な大国のあり様に対する激しい憤りもある。いったん嵌めたパズルを崩し、バラバラに散在したパズルを組み立てなおす、そんな嵌め絵遊びのような作業をしていきたいと思っている。


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