★ナイジェリアの枢機卿が「最有力」=ローマ法王後継者−英賭け屋
【ロンドン11日時事】英政府公認の賭け屋「ウィリアムヒル」は11日、先に死去したローマ法王ヨハネ・パウロ2世の後継者に関する賭けの受け付けを開始、最有力候補者にナイジェリアのアリンゼ枢機卿を挙げた。
ウィリアムヒルによると、アリンゼ枢機卿は最も倍率の低い3.25倍。次いでミラノ大司教のテッタマンツィ枢機卿(4.5倍)、ホンジュラスのマラディアガ枢機卿(7倍)、ドイツのラツインガー教理省長官(10倍)の順。英国の賭け屋は、スポーツだけでなく政治、社会分野など何でも賭けの対象にすることで有名。
(時事通信) - 4月11日
★ローマ枢機卿ら、法王人選めぐる憶測の抑制に苦慮
[バチカン市 10日 ロイター] 次期ローマ法王の人選に関する憶測を沈めるため、カトリックの高位聖職者らが苦慮している。
次期法王選挙(コンクラーベ)の開始を18日に控え、枢機卿らは人々に推測を控え、神に委ねるよう呼びかけた。
教会幹部らは、メディアの憶測が投票に影響することを懸念し、憶測の抑制に努めている。
枢機卿らは9日、メディアに対して沈黙を守る請願を立て、コンクラーベ終了まで記者との懇談を拒否することを約束。10日には、カミロ・ルイーニ枢機卿が、サンピエトロ大聖堂に集まった信者らに対し、外の世界は忍耐強くなければならない、と講話した。
コンクラーベはシスティナ礼拝堂で実施される。1日に2回の投票が行われ、1人の候補者が出席者の3分の2を超える票を獲得するまで続けられる。
|

 |
有力候補とされる
Cardinal Francis Arinze |
|