昨日05/04/11 (月)翌日
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自分が買った株を自分に売って儲けたカルヴィ-6
【私的めもらんだむ】
 フリーメイソン下部秘密組織P2の頭目ジェッリを筆頭とする、その会員シンドナとカルヴィの三悪人、そしてシカゴ・マフィアの息のかかったバチカン銀行総裁マーチンクスの周到で大胆な悪事は見事なものである。上の図解ではカトーリカ・デル・ベーネトとマーカンタイルという代表的な二つの銀行買収の例をあげたが、実際にはもっと多くの買収が行われている。それは同時にバチカン、P2、マフィアの三者の利害一致という側面を如実に示していることは云うまでも無い。こうした事実は教皇庁幹部の認識するところであり、そういう意味では共犯者と云えよう。そこへ1978年8月、ルチアーニことパウロ1世が登場する。在位33日にして病死したとされる悲劇の法王アルビーノ・ルチアーニーの真実は、実はバチカン内部の悪党たちを震撼させるものであった・・・ために彼は暗殺されたのだと・・・図解による分析を通じて再認識し、かつ悪の方程式を浮かび上がらせてみたい。


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