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★ベトナムでまた1人死亡 鳥インフルエンザ
【ハノイ26日共同】ベトナムの保健省当局者は26日、北部と中部で計3人がH5N1型の高病原性鳥インフルエンザに感染し、うち1人が死亡したことを明らかにした。
同省は18日、昨年12月の鳥インフルエンザ再発以来、14人が死亡したと発表しており、今回の死者で15人目。
当局者によると、死亡したのは北部ナムディン省の17歳の少女。治療を受けていたハノイの病院で23日に死亡した。
北部クアンニン省の40歳の女性と中部クアンビン省の5歳の男児は、高熱やせきなどの症状で入院、鳥インフルエンザウイルスが検出された。
ベトナム紙は3人とも病気のニワトリを食べたと報じている。
(共同通信) - 3月26日
★ベトナムの看護士、H5N1型鳥インフルエンザ感染を確認
[ハノイ 7日 ロイター] ベトナム北部タイビン省の病院で、病原性の高いH5N1型ウイルスによる鳥インフルエンザ患者の看護に当たっていた男性看護士(26)が、同じウイルスに感染していたことが確認された。
同省の保健当局者が7日明らかにしたところによると、感染源が看護士が接触していた鳥インフルエンザ患者なのか、その他の感染経路かは今のところ不明。
この患者は先月、非加熱のアヒルの血を飲んでH5N1型ウイルスに感染した。
患者の妹(14)も、ニワトリから鳥インフルエンザに感染している。
看護士はH5N1型ウイルスの症状である高熱のため、ハノイ市内の病院に入院中という。
★ベトナムで新たな鳥インフルエンザ死者、アジアで47人目
[ハノイ 28日 ロイター] ベトナムで28日、69歳の男性が鳥インフルエンザで死亡し、アジアで47人目の犠牲者となったことが明らかになった。専門家らは、感染が世界中に拡大し、数百万人が犠牲になる可能性を懸念している。
北部タイビン省予防医学センターの関係者によると、男性は19日に省内の病院に入院し、23日に死亡した。
関係者は「男性から採取した検体をハノイに送って検査したところ、鳥インフルエンザの感染が確認された」と述べた。
昨年12月に南部メコン川デルタ地帯でH5N1型ウイルスの感染が再発して以来、男性はベトナム国内で14人目の死者。
(ロイター) - 2月28日
★越で30人目の死者 鳥インフルエンザ
【ハノイ28日共同】ベトナム保健省当局者は28日、北部フート省の30歳の男性が27日、H5N1型の高病原性鳥インフルエンザで死亡したことを明らかにした。ベトナムでの鳥インフルエンザによる死者は昨年初めから30人目。ベトナムでは昨年12月半ばから鳥インフルエンザが再発している。
男性は年末にせきなどの症状が出て今月22日にハノイの病院に入院した。家禽(かきん)の販売業をしていたという。
保健省当局者によると、28日までに新たに北部で3人からH5N1型ウイルスが検出された。全員、回復に向かっているという。
(共同通信) - 1月28日
★鳥インフルエンザ、女児2人が感染 ベトナム
ベトナム・ホーチミン市のパスツール研究所は27日、同国南部の女児2人が、H5N1型の鳥インフルエンザウイルス検査で陽性を示したことを明らかにした。今月以降のベトナムでの新たな感染者は、これで13人になった。現在2人は市内の第1児童病院に入院。うち1人はロンアン省出身の10歳で、1カ月前に自宅で飼育する家きんの鳥インフルエンザ感染が確認されている。もう1人はドンタップ省出身の13歳で、21日に母親が鳥インフルエンザで死去している。母子はこれ以前に、アヒル1羽を屠殺していた。(編集NA)
「人民網日本語版」2005年1月28日
★ベトナムで鳥インフルエンザ再燃 5人死亡、対策急ぐ
【バンコク=岩田智雄】ベトナムで再び鳥インフルエンザが猛威を振るい始めた。先月末から十六日までに新たに六人の感染が確認され、うち五人が死亡。死者からはいずれも死亡率の高いH5N1型ウイルスが検出されており、昨年終息を宣言した同政府は再び対策に追われている。
ハノイからの報道によると、ベトナムでは先月三十日に、六歳の男児がH5N1型の鳥インフルエンザ・ウイルスに感染して死亡。今月に入っても感染は拡大を続け、今月十二日に三十五歳の女性が死亡するまでの二週間で、計五人が死亡した。
ベトナムでの鳥インフルエンザによる死者は、昨年九月初めを最後に途絶えていた。これまでの死者は最初の確認以来計二十五人。当局は昨年三月末にいったん、終息宣言を出したが、その後も散発的に感染例が報告されていた。
事態を受けてベトナム政府は、家禽(かきん)類への感染が確認されている南部十六県で、先月からニワトリやアヒルなど約十七万羽を処分した。また、ファン・バン・カイ首相は十四日、周辺国から密輸により流入する生きたニワトリと鶏肉を徹底的に阻止し、正式ルートで輸入される動物や鳥については、厳重な検疫を行うよう関係当局に指示した。保健省は感染の疑いのある家禽類を売買しないよう呼びかけている。
ベトナムは来月九日にテト(旧正月=春節)を迎え、鶏肉の流通量が増加する。東南アジア一円の華僑も春節を控えて、鶏肉などの流通や、帰省や休暇による人の流れが地域レベルで活発化する時期だけに、国外への感染拡大が懸念され始めた。
インド洋大津波の被害を受けたタイでは、昨年十一月以来新たな患者は確認されておらず、マレーシアでも最近は患者は発生していない。しかし、被災地での疫病対策に手をとられ、鳥インフルエンザ対策が手薄になれば、今後、周辺国でウイルスが蔓延(まんえん)する恐れもある。
世界保健機関(WHO)では、「感染した家禽類が緊急援助物資に含まれないようにすることが重要だ」と、注意を呼びかけている。
(産経新聞) - 1月17日
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★インドネシア、ニワトリの鳥インフルエンザ感染を発表
[ジャカルタ 17日 ロイター] インドネシア農業省は、ジャワ島と南スラウェシ州で年初から鳥インフルエンザが再度拡大していることを明らかにした。政府は、影響を受けた家禽(かきん)を処分している。
同国では、2003年末以来各地で散発的に家禽の感染が起きており、ジャワ島の被害が最も深刻となっているが、当局は全体的な制御はできている、と主張している。
農業省の畜産担当者によると、今月スラウェシ州で死亡した家禽は約2万4000羽、1月に西ジャワ州で死亡した家禽は1万3000羽を上回った。
感染ウイルスのなかには、人にとって致死性が高くなる場合のあるH5N1型も含まれているが、人への感染は報告されていないという。
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★【インドシナ】鳥流感、カンボジア人2人目の犠牲者
カンボジアの保健当局は24日、鳥インフルエンザに感染したカンボジア人男性(28)が22日にベトナム南部で死亡したと発表した。鳥インフルエンザによる死者はカンボジア人では2人目。
男性の収容先だったベトナムの病院によれば、男性はベトナム国境に接するカンポート州出身で、死んだニワトリを食べていたという。24日付ロイター通信が報じた。
(NNA) - 3月25日
★鳥インフルエンザ、カンボジアでも確認
カンボジア農林漁業省の担当者は6日、カンボジアの首都プノンペン近郊でニワトリに鳥インフルエンザが発生したことを明らかにした。関係当局は感染拡大を防ぐために積極的措置を取っている。
同省担当者によると、昨年末にベトナムなど隣国で鳥インフルエンザが発生した時、カンボジア政府の関係部局と世界保健機関(WHO)在カンボジア代表部の職員は事態を重視し、一部の地域で感染予防措置を講じたという。感染が発生したのはプノンペンの南約12キロの養鶏場で、数羽のニワトリに異常現象が見つかった。プノンペンのパスツール研究所でサンプル検査したところ、数羽のニワトリがH5N1型鳥インフルエンザに感染していたことが確認された。
同省担当者によると、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、カンボジア関係部局はWHOの専門家の協力を受け、さらに厳しい予防措置を取っているという。
また、カンボジア保健省とWHOは5日、共同声明を発表し、カンボジア人女性1人が1月末、入院先のベトナムの病院で鳥インフルエンザのため死亡したことを確認したと発表した。カンボジアで鳥インフルエンザによる患者の死亡が確認されたのは今回が初めて。(編集ZX)
「人民網日本語版」2005年2月7日
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★<北朝鮮>鳥インフルエンザ発生か 家きん肉の輸入停止
農林水産省は16日、北朝鮮で鳥インフルエンザが発生した疑いがあるとして、北朝鮮産の鶏など家きん肉の輸入を15日付で一時停止する措置を取ったと発表した。韓国の報道機関が15日、「平壌市の養鶏場で鳥インフルエンザが1カ月前に発生し、数千羽が処分された」と報じたことを受けた措置。農水省は北朝鮮政府に問い合わせの書簡を送るとともに、国際獣疫事務局(OIE)を通じて事実関係の把握を急いでいる。日本の北朝鮮産家きん肉の輸入実績はほとんどなく、過去5年間では02年に約5トン輸入されただけだった。【望月靖祥】
(毎日新聞) - 3月16日
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★ハエからH5N1ウイルス 京都、鳥インフルエンザ
昨年2月に高病原性鳥インフルエンザが発生した京都府丹波町の浅田農産船井農場周辺で採取していたハエの一部から、感染した鶏と同じH5N1型ウイルスが、22日までに見つかった。
ハエから同ウイルスが分離されたのは初めて。感染した鶏のふんを食べてウイルスを取り込んだ可能性があるが、調査した国立感染症研究所は「ハエを介して感染するかどうかは分からない」としている。
感染研は、昨年3月上旬、同農場から600−2250メートル離れた6地点で、ハエ約200匹を採集。その4分の1のハエの体内から、H5N1型ウイルスの遺伝子を分離した。ハエは冷凍保存して調べていたが、一部のハエからは生きたウイルスが見つかった。
調べたハエは半日で少なくとも1−2キロ飛ぶという。
(共同通信) - 2月22日
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★人から人への感染が濃厚 タイの鳥インフルエンザ
【ワシントン24日共同】タイで昨年9月、鳥インフルエンザ(H5N1型)が原因とみられる肺炎で相次いで死亡した娘と母親は、人から人への感染の結果である可能性が大きいことが、タイ保健省と米疾病対策センターの詳細な分析で確認された。
H5N1型ウイルスが変異して、人から人へ感染しやすい能力を獲得すると、世界的な大流行につながる恐れがあるが、今回のウイルスの遺伝子には、そういう変異は見つからなかったという。論文が27日付の米医学誌に掲載される。
この例では、肺炎で死亡した少女(11)を病院で看病した母親(26)とおば(32)からH5N1型ウイルスが検出され、母親も肺炎で死亡した。
(共同通信) - 1月24日
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