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私の「アジアハイウエー北上説」は深読みし過ぎだったようだ。これで日本のODAに弾みがついた、という神浦氏の指摘は的を得たものであろう。それに自衛隊派遣の口実というオマケまで付いた。東南アジア諸国には世界中の兵器が集中している。いかに日本に軍事的野心がないとはいえ、いったん戦火の渦に巻き込まれればそうもいかなくなる。この辺はCIAなど世界中の諜報員が暗躍していることでも知られている。むしろ今度のような事件には、彼らの関与を否定するのが難しいほどだ。単なるカネ目当ての誘拐事件にしては犯行が組織だった点でまだ疑問が残る。大胆な仮説を許してもらえれば、それは組織ぐるみを超えた国ぐるみの事件だったのではないか、と。
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昨夜、久しぶりに夜の街に出て驚いた。馴染みの店の殆どが店じまいしていた。エビ天が美味い食堂も、元大物フィクサーおやっさんの店もシャッターが下りていた。予想はしていたが・・・なんかとても寂しくなった。不況の風はみんな思い出に変えていく。いつか私の存在も思い出だけになるのだろう。戦争体験だけは思い出にしたくないものである。
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12時
「韋駄天」襲撃、アチェ武装組織幹部が関与否定 (読売新聞)
---阿修羅掲示板より
そして、拉致された三人は北スマトラに連行されたとの報道・・・
マラッカ海峡の日本船襲撃事件で、国営ベルナマ通信は16日、マレーシア海上警察幹部の話として、拉致されたタグボート「韋駄天」の井上信男船長(56)ら3人が、「インドネシア・スマトラ島北部の小島に連れ去られた可能性が高い」と伝えた。具体的な地名などは明らかにしていない。同海峡では現在、マレーシア、インドネシアの海上警察が連携を強化している。
一方、インドネシア海軍のマリク報道官は16日、NNAに対し、「3人を拉致した海賊のものとみられる漁船3隻が、ペナン島で発見された」と語った。具体的な根拠、場所などは明らかにしていない。 |
私はてっきり三人は漁船でスマトラ島に運ばれたものと思っていたが、漁船をマレーシア側のペナン島に乗り捨てたとすれば、彼らはどのようにしてスマトラ島まで行ったのか?別の船に乗り換えたのだろうか?これは周到に準備された緻密な計画的犯行だ。また、犯人と目された武装勢力が関与を否定していることから、これらの背景には大掛かりな仕掛けが隠されているようでもある。だとすれば三人の解放はスンナリいかない公算のほうが大きいだろう。ただ、彼らの目的が神浦氏のいうODA再開にあるとすれば、目的は達成したのだから解放は意外に早まるのではないか。同時にそれはそれこそ国がらみという疑惑が強くなる。
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