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【トピック】
ミャンマーで爆弾事件 反政府組織が犯行声明

 ミャンマー(ビルマ)で21日と24日に、爆弾事件が起き、1人が死亡、4人が負傷した。21日の事件では、反政府組織「強壮なビルマ学生戦士」が23日にAFP通信に犯行声明を送り、民主化指導者アウン・サン・スー・チー氏の自宅軟禁を解かなければ、さらなる事件を起こすと軍事政権に警告した。

 21日の爆発はヤンゴンの市場のレストラン内で起き、1人が負傷した。24日は南東部の町で、バスの中で学生たちが拾ったカセットプレーヤーがスイッチを入れた途端に爆発、4人が死傷した。

 「強壮なビルマ学生戦士」は99年に、軍事政権を非難してバンコクのミャンマー大使館の占拠事件を起こしている。24日の事件への関与は、今のところ不明だ。

 一方、スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLDは24日に声明を出し、ヤンゴンの事件について「テロ行為であり、認めるわけにはいかない」と批判した。


Aung San Suu Kyi


★「お父さんも早く出して」=収容で離別、20日ぶり再会−ミャンマー人母子

 軍事政権の弾圧を逃れて日本に入国後、2人の幼い子供を残して夫とともに入管に収容され、仮放免されたミャンマー人女性スンさん(25)が22日、東京・霞が関の司法記者クラブで長女のモイちゃん(3つ)、長男のリアンちゃん(1つ)と記者会見した。スンさんは「子供たちはお父さんが大好き。早く外に出して」と夫のマウンさん(35)の早期釈放を訴えた。
 スンさんは21日に仮放免され、20日ぶりに母親と再会したモイちゃんは会見の間もスンさんに抱き付いたまま。スンさんは「子供たちはひどく傷ついている。きのうは1時間以上胸にすがり付き、わたしたちがいない間に受けた心の傷はとても深いと感じた」と話した。 
(時事通信) - 12月22日

ビルマの21世紀のために

外を戦車が走っていないことだけを取り上げて、この国に問題がないなどと言うことはできません。街に戦車の走る国は世界にそうはありません。にもかかわらず多くの国で人々の基本的権利が尊重されていないのです
(アウンサンスーチー、自由へのメッセージ)

 東南アジアの中央に位置し、日本との関わりも深い国ビルマ(ミャンマー)は現在、政治、経済、社会のあらゆる面で深刻な問題に直面しています。
 1988年の民主化運動弾圧後の現軍事政権は、アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)などの民主派、反軍政の民族勢力が圧倒的な勝利をおさめた1990年の総選挙結果を無視し、現在も武力による政権運営を続けています。
 2002年5月6日に自宅軟禁から解放されたスーチー氏は、党の地方組織再建のために地方遊説をこなしていました。しかし軍政側は妨害行動を次第に先鋭化させ、2003年5月30日には上ビルマに滞在していたスーチー氏一行に対し、軍政が組織する大衆団体「連邦団結発展協会」(USDAを使った計画的な襲撃を行いました。
 この襲撃では死者数十人、負傷者・逮捕者200人が出たと見られており(軍政側発表は死者4人、負傷者50数人)、襲撃後にはNLD党本部と全国の支部閉鎖、中央執行委員会全員の自宅軟禁などビルマ全土で徹底的な弾圧体制が敷かれました。
 現在タイ国境のキャンプには15万人インドとバングラデシュの国境にはそれぞれ数万人が難民として生活しています。タイで働くビルマ出身の移住労働者、ビルマ国内で国内難民となる人々はそれぞれ数十万人から百万単位と推計されています。
 1992年から現在までの間、日本で難民申請をしたビルマ人は345名です。うち認定を受けたビルマ人は61名に過ぎません(ビルマ弁護団調べ、2004年9月6日現在)。しかも法務省側は、難民申請者本人を最長数年間に渡って入管収容所に身柄を拘束しています。

【私的めもらんだむ】
9時
 阿修羅掲示板に気になる投稿があった。
 佐久間衆院議員の私設秘書が死亡 運転の車が保冷車に追突〔朝日〕迂回献金疑惑渦中の秘書、疑惑の死!
 20日午前0時45分ごろ、東京都中央区築地6丁目の都道(晴海通り)交差点で、自民党総務会長の久間章生衆院議員の私設秘書宅島大輔さん(29)=東京都中央区晴海1丁目=が、乗用車を運転していて大型保冷車に追突、全身を強く打つなどして間もなく死亡した。警視庁が事故原因を調べている。
 築地署の調べでは、宅島さんの車は、右折しようと交差点内で止まっていた保冷車に後ろからぶつかった。ブレーキ痕は確認されていないという。宅島さんは1人で帰宅途中だった。 警察の発表では追突事故の前に「粟粒結核」として既に死亡していたという。しかも、昨日になって更に、警察発表は、原因不明の全身性疾患「サルコイドーシス」に訂正された。「粟粒結核」の説明では「知らぬ間に死亡する場合もある」が強調されていたが、運転中の心停止の説明としてはムリがあったためか、「サルコイドーシス」の説明では、「めまいや失神などの症状があらわれる」ことが「他人に感染する心配はない」こととともに強調されている。「粟粒結核」なら肺その他の臓器に病巣が、「サルコイドーシス」なら肺のリンパ節の腫れ等が、何れも認められる筈だが、監察医務院での行政解剖の結果が2日経てから変わったのは何故だろうか?

 警察の説明だと「死人が車を運転」していたことにもなりかねない。実に奇怪かつ奇妙な事件だ。それで思い出したのが20年も前の月刊誌の記憶・・・通称VXと呼ばれる某諜報機関が開発していたという毒物である。ターゲットの乗る車のハンドルにこれを塗ると、手の皮膚から毒物が浸透、運転中に心停止させることが出来るというやつ。配合によって効果時間も微妙に調整することも可能なのだという。革靴の底にスポイトでこれをたらす・・・ターゲットーが靴を履いてもそれに気付くことはまず無い・・・歩行中に毒物は靴下から足の皮膚へ・・・皮膚の毛細血管へ・・・血流によって脳へ・・・そして死亡。これらを暴露した告発者もまた急死したとだと。古い記憶の憶測に過ぎない謀殺考だが、どうも気になる事件ではある。


【視聴予定】

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