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【トピック】
★パキスタン、核弾頭搭載可能な短距離ミサイルの発射実験
[イスラマバード 29日 ロイター] パキスタン軍は29日、防衛力強化への取り組みの一環として、核弾頭の搭載が可能な短距離弾道ミサイル「ハトフ3」(射程290キロ)の発射実験を行ったとの声明を発表した。
声明で、同国は核やミサイル開発プログラムを継続するとともに、技術的必要性に応じてテストを行うとしている。
同ミサイルの実験は、2002年と03年にも行われており、今回で3度目。同ミサイルは同国軍に今年2月導入された。
★イランとアルカイダが核兵器を研究=米CIA報告
[ワシントン 23日 ロイター] 米中央情報局(CIA)は23日、イランが2003年後半に、生物・化学および核兵器の製造プログラムを精力的に推し進め、供給システムの改善を図っていた、とする報告を発表した。
また、CIAは、アルカイダも初期の核研究に取り組んでおり、前例のない攻撃を画策しているとみられることが大きな懸念だ、と指摘した。
これは、2003年7月1日から12月31日の期間に行われた、大量破壊兵器関連の技術購入に関する半期報告。非機密扱いで、CIAのウェブサイトwww.cia.govに掲載されている。
CIAの報告は、「イランの核プログラムは、パキスタンのカーン博士が運営していた闇市場から多大な恩恵を受けた」と述べている。
イランはこの闇市場で、パキスタンの旧式遠心分離機の設計図や、新型の設計図を入手。さらに部品も購入していた。
以下「阿修羅掲示板」よりパキスタンと核関連・・・
短距離弾道ミサイル「ハトフ3」ことGhaznavi 核プログラム創立者
Abdul Qadeer Khan 博士
★パキスタンが発射実験 核搭載可能、実験継続へ 共同
【イスラマバード3日共同】パキスタン軍は三日、声明で、地対地の短距離弾道ミサイル「ハトフ3」(別名ガズナビ、射程約二百九十キロ)の発射実験を行い、成功したと発表した。ハトフ3の発射実験は昨年五月以来二度目で、声明は「あらゆる種類の弾頭が搭載できる」と述べ、核弾頭が搭載可能だと強調した。--2003/10/03
★中国がサウジ、パキスタン支援か 核・ミサイル開発 [産経新聞]【ロイター発】
ロイター通信は15日、複数の米政府当局者の話として、中国が大量破壊兵器拡散防止を確約したにもかかわらず、依然、サウジアラビアの弾道ミサイルとパキスタンの核・弾道ミサイルの開発支援を続けている恐れがあると報じた。
ロイター通信によると、同当局者は今週、北京を訪問するボルトン国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)と中国側との協議では、大量破壊兵器の「拡散防止構想」(PSI)への参加を要請するだけでなく、中国のサウジ、パキスタン支援も焦点になると語った。
同当局者は、短期的にはイランと北朝鮮の大量破壊兵器拡散が大きな脅威だが、サウジがミサイル分野で中国の協力を得ていることへの懸念を示した。
専門家らは、仮にサウジでイスラム過激派政権が誕生したり、サウジがイランの核兵器への脅威を感じたような場合、弾道ミサイル所有が厄介な問題となる恐れがあると指摘している。(共同)(2004/02/16 15:41)
★英MI5、パキスタン大使館を盗聴か 改装業者が告白 (朝日新聞)
英国内で治安情報の収集にあたるスパイ機関MI5がロンドンのパキスタン大使館に盗聴器や隠しカメラを取り付けていた疑いが持ち上がった。沈黙を守る英政府に対し、パキスタン側は明快な説明を求めている。
2日付の日曜紙サンデー・タイムズが、「対テロ戦争」で重要なパートナーとなった同盟国の外交官を、英国のスパイが監視していた、とすっぱ抜いた。
同紙によると、MI5は01年から02年にかけ、大使館の改装を請け負った業者に多額の報酬を持ちかけ、機密電を本国に送る通信機を持ち出したり、内線電話に盗聴器を仕掛けたりするよう指示した。また、一部外交官の部屋には、隠しカメラを設置するよう命じた。しかし、危うい仕事に耐えられなくなった業者がMI5と袂(たもと)を分かち、一部始終を告白した、という。
機密保護法に触れる恐れがあるとして、同紙は国名を明かさなかったが、憶測が広がっていた週半ばの5日、パキスタン紙デーリー・タイムズが「英スパイが盗聴しようとしたのは我が大使館」と報じた。BBCによると、パキスタン外務省は直ちに英国のグラント大使を呼び、事実の究明と再発防止を求めた。
スパイ機関の活動について、英政府は発言しないのが建前だ。ブレア首相の報道官もだんまりを決め込んでおり、真相は闇の中。来月に予定されるジャマリ・パキスタン首相の訪英に悪影響を及ぼさないか、心配する声も聞かれ始めた。 (2003/11/07 20:06)
【私的めもらんだむ】 9時
パキスタンの今回の弾道ミサイル試射実験は、明らかにインドのカシミールからの一部撤退を視野に入れたものだろう。インドにとっては裏を掻かれるというか、神経を逆撫でされるような苛立ちを覚えたに違いない。そういう意味では、インドの譲歩が何もならなかったというばかりか、さらに危険度合いが増したということになるかも知れない。今回の実験が何処で行われたかは定かではないが、カシミールに隣接するパキスタンの核兵器開発センターで行われたとすれば、それこそインドは撤退どころではなく、引き返すことになるやも知れない。
イスラマバードにある核開発センターのカフタには原子力実験センターもあり、そこから東へ僅か120キロ地点にはインドのスリナガル・ミサイル基地がある。そのスリナガルの国産プリトヴィ・ミサイル射程250キロがパキスタンを標的にすれば、パキスタンはサルゴダ空軍基地からスリナガルへぎりぎりの射程280キロ中国産M11(東風11)を配置している。まさにカシミール周辺はそのままで核戦争の危機を孕んでいるのだ。
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