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12〜20℃、西〜南よりの微風
★死者22人、2200人以上負傷 新潟県中越地震
新潟県中越地方を中心に震度6強を連続して観測した地震は24日、被害がさらに広がり、総務省消防庁や新潟県警によると、22人の死亡が確認された。けが人は朝日新聞社の集計で2200人以上。各地で道路が寸断され、孤立した山古志村では村民をヘリで救出している。中越地方を中心に約8万2000人が体育館などに避難した。同日夜になっても約10万戸が停電している。気象庁は震度6強を観測した最初の地震を「04年新潟県中越地震」と命名した。今後も震度6規模の余震がありうるとして警戒を呼びかけている。脱線した上越新幹線の復旧には2週間以上かかることがわかった。
死亡が確認されたのは、小千谷市で8人、川口町で4人、十日町市で3人、長岡市と山古志村で各2人、湯沢町と見附市、湯之谷村で各1人。崩れた土砂や倒壊した建物の下敷きになったり、地震によるショックで死亡したりした人が多かった。
新潟県内では道路の寸断などで孤立する地域が相次いだ。山古志村では電話も不通。村は約2000人の住民全員を避難させるとしており、陸上自衛隊のヘリなどが同日夕までに約170人を隣接する長岡市に運んだ。
24日になっても余震が続き、同日夜までに、体で感じる余震は300回を超えた。午後2時21分ごろには小千谷市で震度5強を観測した。
同庁によると、最初の23日午後5時56分の地震は、その後の調査で震源が当初の推定より浅く、約13キロだったことが分かった。最初の地震が「本震」だったと判断、地震活動は「本震−余震型」で推移しているとみている。そのうえで、7日以内にマグニチュード6.0以上(震度6級)の余震が発生する確率は10%と推計した。
台風による大雨で地盤が緩んでいるうえ、26日からは再び雨になるとみられ、土砂災害への警戒を呼びかけている。
政府は「非常災害対策本部」を設置した。新潟県は中越地方の29市町村に災害救助法を適用することを決めた。
県によると、24日午後9時現在、中越地方を中心に8万2583人が避難している。
東北電力によると、24日午後10時現在、14市町村で約9万5000戸が停電している。
上越新幹線は東京―越後湯沢間で折り返し運転を再開したが、JR東日本によると、脱線した車両を元の線路に戻すだけでも2週間近くかかり、新潟までの運転再開にはさらに時間がかかる見通しだという。
新潟県内の高速道路も各地で不通となっており、国交省によると、復旧のめどは全く立っていないという。
●長岡平野西縁断層帯の長期評価について
平成16年10月13日地震調査研究推進本部
地震調査委員会
長岡平野西縁断層帯は、全体が1つの区間として活動した場合、マグニチュード8.0程度の地震が発生する可能性がある。その時、断層の近傍の地表面では西側が東側に対して相対的に約6−7m高まる段差や撓みが生ずる可能性がある。本評価で得られた地震発生の長期確率には幅があるが、その最大値をとると、今後30年の間に地震が発生する可能性が、我が国の活断層の中ではやや高いグループに属することになる
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【私的めもらんだむ】
11時
上記のように、政府の地震調査委員会は「長岡平野西縁断層帯」と称して、この一帯でマグニチュード8クラスの地震が起きることは予想済みだった。そして昨日、同委員会は「断層は動いていない」と発表したのだが・・・これはおかしい。
このまま鵜呑みにすれば国民は「長岡平野西縁断層帯は動いていないのだから安全(?)だ」と思い込む。震度5〜6クラスの断続的な強い地震が起きているにも関わらず、にである。確かに上空から見れば断層は動いていない(ように見える)だろう。しかし、それは直下型地震をまるで無視している。つまり、今回のようにおよそ80度垂直に動いた逆断層は、今までの日本海に引っ張られるように動く地殻変動の計測には引っかからなかっただけだ。むしろ垂直には約1メートルもの変動があったのだ。
長岡平野西縁断層帯といった大まかな対象を調査するのではなく、個々の断層が生き物のように蠢く様子をこと細かに調査すべきなのだ。それにしても地震調査委員会は10日も前からこの一帯で大地震が起きることを予想しながら、なぜ一般国民に知らせなかったのだろうか?それを深刻に受け止めて地域住民が防災対策をしていたら、これほどの被害は出さなくて済んだのではないか。
15時
ここでの「新じねん」ファイルはFTPサーバからのダウンロードでほぼ復旧を終えた。さっき2004年8月と9月分の欠落ファイルをダウンロードしたのだ。まだ完璧とは云えないまでも、さほど支障はないだろう。ここまで復旧するには困難を伴ったが、肝心の破損パソコンからのデータ抽出は解決していない。そっちの方はじっくり勉強しながら取り組んでいきたいと思っている。
今日は午前中、監督がロータップを引き取りに来た。中国に製品を収めている関係上、中国経済の動向を知りたがっている。私も勉強がてら調べていきたいと思っている。次の仕事はまた間が空いた。これがけっこうキツイ。今月はまだ三万に満たない仕事しかしていないし、元請けとしても悩むところだろう。官庁関連は頭打ちだし、ここは中国関連企業との取り引きを何とか拡大していきたい様子だった。薄氷を踏むような危うさで毎日を生きている。
【視聴予定】
21時
00-54 たけしのTVタックル 政治とカネの(秘)舞台裏失速?小泉政権の行方迷答弁&失言に三宅とハマコー怒 テレビ朝日
第二次小泉内閣発足後、初の論戦の場となる臨時国会が先日始まった。自民党旧橋本派への闇献金事件に端を発した政治資金規正法の改正や郵政民営化法案には、与党内からも不満の声が挙がっている。混迷を極める秋の政局を占う。また、来月の投票に向けて注目の集まるアメリカ大統領選挙にも注目。日米同盟強化を強調している日本にとって、ブッシュ米大統領とケリー上院議員のどちらの当選が国益となるのか、検証する。
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