04/8/4 (水)
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NHKソウル支局長が取材費水増し 処分公表せず

 NHKのソウル支局長が93年から97年にかけて取材経費を水増し請求していたとして、厳重注意処分を受けていたことが3日、分かった。NHKは97年に処分したが、公表しなかった。4日発売の週刊誌「週刊新潮」が報じた。

 この支局長は、韓国の制作プロダクションに、一定額を上乗せした取材経費などを請求させ、上乗せ分を受け取っていた
 処分を公表しなかった理由について、NHKは「私的な流用がなく、領収書をもらえない取材の飲食などにかかった経費の穴埋めに使ったため。経理処理が正しくなかっただけ」と話している。しかし、「上乗せの総額ははっきりしていない」という。
 この支局長は93年から97年までソウル支局長を務め、東京での勤務を経て、今年6月から再びソウル支局長として赴任している。

NHKの元部長が90万円着服 99年、処分も公表せず

 NHK(日本放送協会)岡山放送局の元放送部長が99年春、架空の飲食代の請求書を偽造するなどして計約90万円を着服したとして、懲戒免職になっていたことが2日、わかった。同局は「着服金を全額返済しており、協会として最も重い処分にしている」として事実関係を公表せず、刑事告訴も見送っていた。 【詳細

NHK編成幹部らカラ出張 不正に3百万円、処分未公表

 番組制作局で多額の経費が着服されていたNHK(海老沢勝二会長)で、編成局のチーフプロデューサーら2人がカラ出張を繰り返し、計約300万円を不正に支出させていたことが27日、分かった。局内では3年前に発覚し、放送総局長が2人を厳重注意処分して配置転換したが、公表していなかった。 【詳細

制作費着服 「紅白」など総額4800万円 職員懲戒免職、NHKが告訴

会長ら6人も処分
 NHKのチーフプロデューサーが番組制作費を着服していた問題で、平成八年から十三年まで「紅白歌合戦」など複数の番組で架空の「番組構成料」計四千八百万円がイベント企画会社社長に支払われていたことがNHKの内部調査で分かり、NHKは二十三日、この磯野克巳チーフプロデューサー(四七)を同日付で懲戒免職処分にし、会社社長とともに詐欺容疑で警視庁に告訴状を提出したことを明らかにした。【詳細

【私的めもらんだむ】
5時
 「処分公表せず」が踊っているあたりNHKの体質をよく物語っている。私などもNHK番組から幾度となく引用しており、国内では唯一信頼して観られている(だろう)半国営放送局にしてこの体たらくでは、視聴者は何を信じればいいのだろう。国民から受信料を摂っている限り、NHKは国民に真実を知らせる責務があるのは云うまでもない。「知らぬ、存ぜぬ」で済ませてもらっては困るのだ。予算を獲得するために政治に擦り寄るような体質はないのか?それは同時に権力に擦り寄り、NHK自体がメディア界に君臨する権化に成りかねない危険も孕むことになる。あくまでも国民の側に立ったNHKであってほしいし、そうでなくてはならないと思うのだ。
【視聴予定】
19時
00-20:48 スイスペ!SMAP・稲垣吾郎がTVでこれまで伝えられなかった真実を暴く!ザ・ディスクロージャーSP! (01)タイタニックは沈められた?保険証書が今語る真実…映画セットロケ(02)ジョン・レノン暗殺の謎?(03)ヒトラー生存説? (テレビ朝日)
 「タイタニック号沈没の真実」「ジョン・レノン暗殺の真実」「ヒトラーの死と消えたナチ資金の謎」に、稲垣吾郎が迫る。 一九一二年、氷山との衝突によって沈没したとされる豪華客船タイタニック号。だが、あるタイタニック号研究家によると、船は故意に沈められたという。調査を進めると、一九〇〇年代初頭、大西洋航路で氷山に衝突する確率は極めて低かったことや、タイタニック号のオーナーが就航直前に乗船をキャンセルしていたことなどが浮上。タイタニック号沈没の謎に多角的に迫る。このほか、ジョン・レノンを暗殺した男はマインドコントロールされていたという説、今も生存説が絶えないヒトラーの死の謎を紹介。ナチスドイツが略奪した財産の行方も追う。



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