有力情報に謝礼1000万円、マブチモーター会長宅事件

 小型モーターのトップメーカー「マブチモーター」の会長(当時社長)の馬渕隆一さん(71)宅=千葉県松戸市常盤平6丁目=で妻と長女が絞殺され放火された事件は、5日で発生から2年を迎える。遺族は3日、容疑者に結びつく有力情報に、最高1000万円の謝礼を提供すると発表した。

 事件は02年8月5日に発生。馬渕さん宅にいた妻の悦子さん(当時66)と長女の由香さん(当時40)がネクタイで首をしめられて殺害され、その後、自宅にガソリンをまかれて放火された。

 謝礼の期限は05年8月4日まで。遺族たちは今回、チラシ約40万枚を作成し、全国の警察署や派出所に張るほか、新聞に折り込み、情報提供を求めることにしている。

現場周辺地図
マブチモーター社長宅殺人事件の被害品を探しています、千葉県警
風化させるな!マブチ事件 (あい まつど54号)
 週間新潮・現代・サンデー毎日の報道にあるように馬淵氏と松戸市との間で締結された20億円の土地取引が事件の謎を解くカギなのでしょうか?
「マブチ」放火殺人、不審な外国人の影〜有力な目撃情報が浮上(ZAKZAK 2002/08/15)-阿修羅掲示板
 凄惨な事件発生から、すでに10日。「怨恨説」や「物取り説」が渦巻くなか、有力な目撃情報が浮上した。
調べだと、現場付近の不審な外国人の男は、近所で働く男性が配達で通りかかった際に目撃。男は犯行時間帯の5日午後2時40分ごろ、馬渕さん宅に向かって市道を歩いていたほか、同4時前にも現場近くを歩いており、目撃した男性に気づくと、顔を見られないように体の向きをかえたという。
男は年齢が20代前半で、身長約170センチの中肉中背。東南アジア系の顔でやや色が黒く、ひさしが付いた紺色の帽子をかぶり、黄色のTシャツにジーンズ姿だった。
これまでの調べでは、犯行時間は馬渕さんの運転手が自宅で弁当を受け取った午後2時から、馬渕さんが自宅に電話をかけ、応答がなかった同3時半ごろ、出火した同4時前に絞られている。
捜査本部では当初、被害者の目や口に粘着テープを巻き、殺害後、油で火を付け、遺体を燃やす凄惨な手口だったことから、馬渕家や「マブチモーター」をめぐる怨恨ではないかとみて、調べを進めていた。
さらに、その後の調べで、馬渕さん宅から貴金属数点がなくなっていながら、大半の現金や貴金属が手付かずだったことが判明しており、県警でも「犯人像がなかなか絞り切れない」(捜査関係者)という。
「マブチ」放火殺人1年、唯一の遺留品の燃料缶公表 (読売新聞)-阿修羅掲示板
 千葉県松戸市の「マブチモーター」社長(現会長)・馬渕隆一さん(70)方で妻悦子さん(当時66歳)と長女由香さん(当時40歳)が絞殺された放火殺人事件は、5日で1年を迎える。捜査は難航しており、県警捜査1課と松戸東署の捜査本部は1日、犯人が使ったとみられる燃料缶の情報を公表、あらためて情報提供を呼びかけた。