03/06/26 (木)
 阿修羅掲示板で「横田めぐみさんは北朝鮮にはいなかった?」する投稿があり、私もここで横田めぐみさんの写真合成(去年10月3日の日誌)を載せていたのを思い出した。去年9月26日の日誌には追加情報として、拉致の最高責任者ソン・イルボンが「ひとりで連れてくると泣き喚いて手におえないのがいた。これからはニワトリのツガイのように対にして日本人を拉致して来い」と指令を発していたことを書いている。泣き喚いていたというのは横田めぐみさんのことと思われ、当初、これを聞いたとき私はいたく憤慨したものだ。これら拉致事件に朝鮮総連が関わってきたことは疑いようがなく、今もって無関係とする幹部の弁明には内部からの心ある告発をもって是正してほしいものだ。金正日総書記は拉致の総責任者としてもその責任を問われるべきであり、いかに国家間の外交上の問題があるにせよ、多くの人命を権力の赴くままに左右して良しとすることにはならない。独裁者の極端な権力集中及びその無慈悲な行使はその国民にとっても不幸であり、日本政府も有事を云う前の外交に拉致事件を最優先事項として最善を尽くすべきだ。それにしても遅々として進まない拉致被害家族の具体的解決の要望はどうしたことか・・・歯がゆい思いをしているのは私だけではないだろう。国家間権力衰勢の力関係だけで推し測るような外交策に問題はありはしないか。
 
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