02/09/26 (木)  |
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| よど号グループ安部容疑者に逮捕状 有本さん拉致の疑い ８３年に英国留学中の有本恵子さん（当時２３）が朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）に拉致された事件で、警視庁公安部は２５日、結婚目的誘拐の疑いでよど号ハイジャック事件メンバーの安部（現姓魚本）公博容疑者（５４）の逮捕状を取った。公安部は今後、北朝鮮に対し、同容疑者を含むよど号事件メンバー４人と国際手配中の妻の身柄引き渡しを求める方針。 また有本さんの拉致に関与したとされるよど号メンバーのリーダー田宮高麿幹部（９５年に死去）とメンバーの元妻八尾恵・元スナック店主（４６）について、公安部は同容疑で書類送検する。調べでは、八尾元店主は田宮幹部から若い日本人女性を見つけてくるように指示され、８３年５月、英国で知り合った有本さんを「市場調査のアルバイトがある」などと誘った。８３年７月中旬、コペンハーゲンで、貿易会社の社長を装った安部容疑者、北朝鮮工作員のキム・ユーチョル在ザグレブ（旧ユーゴスラビア）副領事に有本さんを紹介。モスクワ経由で北朝鮮へ拉致した疑い。よど号事件グループは当時、「日本革命」の同志となる日本人を北朝鮮に連れてくる「獲得工作」を進めていたとされる。公安部は、容疑者が次世代に革命を引き継ぐため、北朝鮮の日本人男性の妻とする女性を探していたとみている。公安部は、北朝鮮が死亡と伝えてきた石岡亨さんと松木薫さんについても、よど号グループが拉致に関与した疑いがあるとして捜査を進める。 有本恵子さん拉致事件ではその全貌が少しずつ明らかになってきているが、よど号メンバーの関与した拉致被害者は37人だとの未確認情報も浮上している。有本さん拉致事件で中心的役割を果たしていた八尾恵は田宮高麿の指示で動いていたわけだが、その田宮も1995年11月に病死したことになっている。一年後には朝鮮女性と結婚していたと言われていた岡本武とその妻の事故死が伝えられている。実は朝鮮女性と思われていた岡本の妻は、1976年に疾走していた高知出身の日本人・福留貴美子さん（疾走当時24歳）であった。北朝鮮側の発表では1988年に土砂崩れで事故死したことになっているが、これを鵜呑みにするわけにはいかない。岡本夫妻は農村に働き場所を求めていた時点で、保衛部（秘密警察）からは政治犯と目されていた疑いがある。平壌市民にとって農村行きは島流し同然に考えられており、岡本武が農村行きを志願したということは反体制思想を自ら告白してしまったようなものだからだ。岡本が農村行きを決意したとき、娘二人をリーダー格の田宮高麿に託している。その田宮が病死（？）したとされている時点で、岡本の娘二人の安否はどうなっているのか？気がかりである。岡本夫妻が事故死したとされる1988年の三年前には、やはりよど号メンバーの吉田金太郎の死亡が伝えられた。いずれも若死にであった。
追加情報
日本共産党員でもあった兵本氏はこのために30年の党員生活から追放される。日本共産党にとって、北朝鮮の日本人拉致事件はタブーとなっていたのだ。横田めぐみさんの失踪が北朝鮮による拉致事件として公になったのも、そうした兵本さんの尽力によるものであった。それを始めてめぐみさんの家族に伝えた時には、めぐみさんの両親はその場で泣き崩れたという。 北朝鮮は何故日本人を拉致したのか？それは工作員が日本人に成りすますための徹底した「日本人化教育」だったのだという。工作員がどんなに注意して日本人に成りすましても、ちょっとした仕草で見破られてしまう。それには日本人の今のライフスタイルを身に着ける必要がある。それだけの理由で中学生の横田めぐみさんは拉致され、異国の地でめぐみさんは必死の抵抗を試みたのであろう。自分に何が起きたのか？その不安とパニックは想像を絶するものであったに違いない。私には海岸から海の向こうに運ばれていく途中の、めぐみさんの悲痛な泣き声が聴こえるような気がする。 阿修羅掲示板で紹介されている「よど号」説明・日付の情報操作(｀_´)岡本武編では、さらに詳しい記事が書かれてある。これを参考に後で再び検証してみたいと思う。岡本武の場合、よど号メンバーでは最も気骨のある人物だったようだ。この後に及んでシラを切る魚本のような他のメンバーとは違うように思える。有本さん拉致に関してはまた新しい情報も出ていて、よど号メンバーの関与はほぼ確定的になったようである。 【視聴予定】 ■19:30-20:00 ＮＨＫ総合 クローズアップ現代 マグロ完全養殖▽増やせトロ ■22:00-23:00 テレビ朝日 ニュースステーション あす小泉総理と面会…拉致被害者家族は▽よど号メンバーの”罪”▽交通死亡事故被害者執念の訴え |
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