02/10/03 (木)
 人を裁く権限は誰にもない。人である限り、自分が人である限り、人が人でしかない限り、人は何も裁けない・・・以上に、人は誰をも憎むことは出来ない。のだと、それに気付くまで、だいぶ時間がかかってしまった。何が許されて何が許されないのか?私の存在を許しているのは何なのか?人を許せない以上に、自分を許してしまう安易は偽善にほかならない。そうした自己矛盾ゆえに許せない自分・・・自己否定の果ての自虐・・・そして自殺。昨夜私は死んだ。私は私の心を殺した。自分の心を殺してしまった私を裁けるのは自分しかない。人は何も裁けない以上、私は人でなしになるしかない。人でなしになって私は自分を裁く。私の何を裁くのか?何もかもだ・・・私の全存在の否定・・・だが、生理的に生かされてしまっている自分の肉体存在がそれを許してくれない。苦痛はそこから始まる。思考実験・・・絶え間のない心の変動・・・いつかは停止するためにだけ鼓動しているとしか思えない心臓・・・枯れていく脳細胞・・・何より麻痺している心。とらえどころのない心を、掴もうとしも掴めない焦り・・・裁判長、だから私は私の心を殺したのです。死んでも死なない何かを知るためにも・・・私を極刑に処してほしい。ゴミ捨て場に無造作に捨てられている心・・・まだ生きてますか?心の鼓動は聴こえますか?それならそっと拾い上げてやってください。それはあなたの心です。
 次の仕事がまだ入らない・・・台風でボロボロになった工場、かろうじて垂れ下がった看板・・・修理はしない。カネがないから、出来ない。何も出来ない。やる気なし・・・カネなし、猫のウンチを片付けながら、嘔吐している。不況も、何もかも吹き飛ばしてくれる大型台風を待望する。
 痛風治ったようだ。普通に歩くことが出来る。下半身の痺れと鈍痛も消えている。尿酸値を下げるための水分摂取が効力を発揮したらしい。毎日ほぼ1.5リットルの酢入りの水を飲んでいる。しかし今度は風邪をひいた。胸が苦しくなるほど咳き込んでいる。ハスキーな声になった。歌をうたいたくなった。
 「じねん」のTOP、Flash版をつくった。約70キロバイト。

横田めぐみさんの写真偽造
 上の写真の左側は北朝鮮政府が提供した20歳前後の横田めぐみさんの写真だ(という)。素人から見ればそっくりに見えるが、やはり専門家の眼はごまかせないようだ。特に眉と目の間隔の相違を指摘するのは、国立科学博物館・人類研究部の馬場悠男氏と滋賀県県警で元似顔絵を担当していた坂本啓一氏の両氏である。彼女が20歳だとする女性の眉と目の間隔は狭いのに対し、およそ7年前の横田めぐみさんは間隔が広いのだ。7年間の空白期間が彼女の顔を変えたとしても、眉と目の間隔が狭くなるなど骨格上あり得ないのだという。つまり、成人したとされるこの女性は横田めぐみさんとは別人だということである。彼らはそれぞれ専門家の立場から他の疑問点も指摘していて、元県警の坂本氏は成人したとされる女性の眉の段差が深いことをあげている。それと、下唇が出ているという相違、これは7年間で眉と顎がせり出し骨格が変化したことになる。どうやら北朝鮮政府の謝罪には誠意がこもっていなかったようだ。それでも日本政府が日朝国交正常化を推し進めていくなら、今回の偽写真のように騙されはしないかと甚だ心配になってくる。

【視聴予定】
■21:15-22:00 NHK総合 にんげんドキュメント「残された言葉」 避難先で亡くなった三宅島80人▽勇気をもらった家族
■22:00-23:00 テレビ朝日 ニュースステーション ”ガス中毒、交通事故心臓病、肝硬変…”不自然?拉致調査情報検証
■23:50-24:00 NHK総合 読む「続く原発不信」
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