03/02/11 (火)
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<シャトル事故>機体から離れる小物体を米空軍レーダー観測
 【ワシントン斗ケ沢秀俊】米スペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故で、軌道を周回中の機体から小さな物体が離れていくのを、空軍のレーダーがとらえていたことが9日明らかになった。米航空宇宙局(NASA)は何らかの物が衝突して機体表面が壊れた可能性があるとみて、レーダー記録を入手して調べている。米CBSテレビによると、コロンビア打ち上げ翌日の1月17日、空軍のレーダーが機体から秒速約5メートルで離れる小物体を観測した。大気圏再突入の2日前にも、同様のことがあったという。宇宙空間には、過去に打ち上げられたロケットや衛星の破片などのスペースデブリ(宇宙ごみ)や微小いん石が漂っている。NASAはこれらがコロンビアに衝突して、機体表面の部品がはじき飛ばされた可能性があるとみている。しかし、シャトルでは使った水を定期的に機外に捨てており、廃棄した水が氷塊になって観測されたことも考えられる。NASAは宇宙飛行士の行動記録とも照合し、機体から離脱した小物体の確認を進めている。(毎日新聞)

 これについては阿修羅掲示板「戦争23」において佐藤雅彦氏が興味深い仮説を展開している。【強力マイクロ波兵器を開発中の米国空軍研究機関がコロンビア号の写真を撮っていたという謎】 以下要約。

コロンビア号の写真は、カートランド空軍基地の「Starfire Optical Range」の望遠鏡で観察・撮影されていた
問題の写真
 NASAにはあらゆる種類のカメラで撮られた何千枚もの写真が続々と寄せられており、写真が捜査の決め手になる可能性が出てきた。ニューメキシコ州アルバカーキにある空軍の3.5メートル大口径望遠鏡で撮った写真もNASAに寄せられたばかりである。「この件については何もコメントできない」と語るのは、ニューメキシコ州アルバカーキ郊外にあるカートランド空軍基地のテリー・ウォーカー広報官。「連中(NASA)がすべての画像について統制しているからね」とのこと。空軍研究所のリッチ・ガルシア広報官は、どの望遠鏡で撮影したかは明かせないと答えたが、カートランド空軍基地にある「スターファイア・オプティカル・レインジ」の望遠鏡だということは教えてくれた。コロンビア号写真についての広報担当官は、指向性エネルギー管理局の人物である。この写真では、機体の左翼先端に若干の隆起か変形が起きているように見える。左翼の後部から放出されているプルーム(煙状の放出物)は、右翼後部から放出されているプルームとは様子がちがう。空軍がこの装置(望遠カメラ)の照準をシャトルに向けていたのは尋常ならざることだ。広報官はこう語った――「我々は通常はスペースシャトルの写真を撮ることはないですよ、まったくね」。「Starfire Optical Range」(スターファイア・オプティカル・レインジ)は、有り体に訳せば「スターファイア光学的射撃場」になります。空軍研究所の指向性エネルギー管理局は、レイザー光線、強力マイクロ波、その他の指向性エネルギーの各種技術に関する国防総省の専門中枢です。同管理局では未来の兵器システムに転用しうる各種のエネルギーについて、研究を行なっています。
 コロンビア号に搭乗していたラモン大佐はイスラエル空軍で兵器開発の管理職だった人物であるし、コロンビア号では赤外線や紫外線を用いた砂漠地帯のリモートセンシング実験を行なっていたらしいことが判っている。というわけで、あえて想像を逞しくするなら、ラモン大佐は大量破壊兵器の衛星からの査察のために砂漠地帯のデータを集めていたのではなく、ひょっとすると、指向性エネルギー兵器の利用条件を探るためのビーム拡散要因(ダストなど)のデータ集めをしていたのかも知れません。仮に破壊用の高出力のビーム兵器が空軍基地以外の場所から発射されていたとすれば、統合参謀本部レベルが関与した綿密な合同作戦だと考えねばならないし、イスラエル国防省が開発に関わった類いのレイザー砲で、現役のイスラエル軍人で“国家の英雄”となるべき人物を撃ち落とす、という皮肉を行なうことになるので、これは強烈な政治的・軍事的恫喝のようにも思えますが……。

 ラモン大佐については私もバビロン作戦絡みで2日の日誌に書いている。佐藤雅彦氏の仮説はその詳細な科学的データという裏付けからも一考に価するものだろう。私は当初からラモン大佐がイスラエル政府から何らかの使命を帯びていたのではないかという仮説に立って考えてきた。アメリカとイスラエル共同開発「戦術高エネルギー兵器」THEL(Tactical High-Energy Laser weapon)では、アメリカがこれを元にATL(陸軍戦術レーザー)を研究、北朝鮮の長距離ロケット弾防衛に採用しようとしているらしい。その能力は5キロ以上先の弾頭に1〜3秒照射しただけで自爆させることができるという。自走型で50回の照射が可能、経費は1回につき2000〜3000ドル。また大型輸送機にABL(機上レーザー)を装備しての研究も開発、すでに試作機改造を経て、2008年の実用化を目指している。空軍が確認したとされる「コロンビア号から離れて行った小物体」が何か?という問題から、まだ謎が残る。また、広報官が「通常は写真を撮ることはない」と語ったように、コロンビア号に爆発事故が起こることを予め知っていたゆえの撮影ではなかったか?とも考えられる。しかもその時間まで特定していた可能性を考慮すると・・・我々一般人には知られたくない何か?が起こっているような気がしてならない。
 事故の瞬間をシュミレートしたアニメを見つけた。Flash版「The Shuttle Columbia Disaster」 読み込みに時間がかかるがアニメは臨場感があって必見、二回目から再生がスムーズに見れる。

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