イスラエルVSパレスチナ
2002/8/11

ヨルダン川西岸のユダヤ人入植者夫妻、銃撃され死傷

 [エルサレム 10日 ロイター] ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地で、パレスチナ人の男による銃撃事件があり、女性1人が死亡、その夫が重傷を負った。犯人は兵士らに射殺されたという。
 イスラエル軍が明らかにした。
 イスラエルのメディアが報じたところによると、犯人はヨルダン峡谷のメホラで境界に設置されたフェンスを越えてユダヤ人入植地に侵入、自家用車の車内にいた夫婦に向けて発砲した。現場はこの夫婦の自宅前だったという。
 この事件ではあと1人負傷者が出たとされるが、容体など詳細は不明。
 これまでのところ、パレスチナ人武装勢力の犯行声明は出ていない。(ロイター)

パレスチナ内相、治安部隊改革をめぐりCIA長官と会談

 [ワシントン 10日 ロイター] パレスチナ自治政府のヤヒヤ内相は、米中央情報局(CIA)のテネット長官と会談し、中東和平推進へ向けたパレスチナ治安部隊改革をめぐり意見交換を行った。
 パレスチナ当局者がロイター通信に明らかにしたところによると、会談はワシントン郊外のCIA本部で1時間半行われ、CIAがパレスチナの治安部隊改革に前向きである感触を受けたとしている。
 CIAは、会談について言及を避けた。
 CIAは、ガザ地区とヨルダン川西岸に派遣したチームが調査報告を行うことを明らかにした。
 (ロイター)