イスラエルVSパレスチナ
2002/8/3国連のジェニン報告書、殺人行為を支持するもの=シリア
[ダマスカス 2日 ロイター] シリアは、イスラエルによるジェニン難民キャンプへの侵攻に関して国連が発表した報告書について、米国の影響を受けた欺まんであり、イスラエルのシャロン首相によるパレスチナ人殺害を奨励するもの、との見方を示した。
シリアの国営ラジオは論説で、「ジェニン難民キャンプの虐殺に関する報告書は、パレスチナ難民や国際報道機関などによって実証された真実を、最悪のかたちで改ざんするものだ」と述べた。
。(ロイター)イスラエル軍、ガザ空爆で情報上の失敗を認める
[エルサレム 2日 ロイター] イスラエル軍は、イスラム原理主義組織ハマスの幹部シャハダ師を暗殺するために、F16戦闘機でガザ地区を空爆した事件について、情報面での失敗が民間人13人の死亡を招いたことを認めた。
イスラエル軍は調査結果の要旨を発表し、「この作戦は、長期にわたって行方を追っていた大物テロリストの殺害につながった。しかし調査の結果、シャハダ邸と、その周辺に建っている民家について、情報や評価に誤りがあったことが明らかになった」と述べた。(ロイター)