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【トピック】
イスラエル軍、イスラム聖戦の軍事部門幹部を殺害

 イスラエル軍は25日夜(日本時間26日未明)、ガザ市内で武装ヘリからミサイル攻撃をし、過激派「イスラム聖戦」の軍事部門幹部と側近を殺害した。一方、別の過激派で最大勢力のハマスは25日、対イスラエル攻撃の中止を宣言した。

 イスラエル軍は26日未明(日本時間同日午前)にも、ガザ南部ラファなど数カ所でミサイル攻撃を行った。イスラム聖戦の報復と、それに対するイスラエル軍の対応によっては、事態がさらにエスカレートする恐れもある。

 一方、ハマスの最高幹部は、攻撃を中止する理由として、イスラエルの攻撃からパレスチナ人を守ることを挙げた。イスラエルの攻撃が過激派などの標的だけでなく、周辺の一般住民にも被害を与えていることに配慮したと見られる。

○イスラエル軍は夜間、ガザ市内の海岸線沿いの道路を空爆、「イスラム聖戦」(Islamic Jihad)のリーダーMohammed Khalilの乗った車を爆破した。




殺害された軍司令官
Mohammed Khalil

イラク反戦:無届けデモでシーハンさんら逮捕 米国

 【ワシントン和田浩明】イラクで米兵の息子が武装勢力に殺害され、駐留米軍の早期撤退を求めて反戦運動を続けるシンディ・シーハンさん(48)は26日、無届けデモ容疑で他のデモ参加者ら約370人と一緒に逮捕された。警察当局によると、ワシントン市内の警察施設で指紋を採られて50ドルの罰金支払いを通告され、同日夜までに釈放された。

 米カリフォルニア州在住のシーハンさんは8月、ブッシュ大統領が夏休みを取っていたテキサス州クロフォードの私邸兼牧場近くで、大統領との面会を求め抗議活動を展開。「ピース・ママ」として知られるようになった。21日にワシントン入りし、反戦集会に参加するなどしていた。

 26日はホワイトハウス北側の路上に数百人が集結。「米兵の即時撤退を」と書かれたTシャツを着たシーハンさんは、敷地周囲の鉄さくに近づいて胸から下げた息子ケーシーさんの写真を掲げるなどした。抗議行動は数時間に及び、警官は移動するよう数回呼びかけた後、笑顔のシーハンさんを持ち上げて排除、後ろ手に拘束して移送した。

 シーハンさんと支持者は24日にもワシントンで反戦デモを実施、約10万人が参加した。一方、イラク駐留支持派も25日にデモを行い、数百人が集まった。
---毎日新聞

Cindy Sheehan
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22時
54 筑紫哲也NEWS23 原油高であの手この手節約迫られる航空業界▽嶌信彦▽20年不変?米通貨政策 ---TBSテレビ



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