図解コメントの続きだが、ランドルフ協会と密接な関係にあるマルタ騎士団とは何なのだろうか?一般的イメージとしては中世の伝説としての骨董価値でしか浮かばないであろうが、実際には現代社会によりリアルな存在となっている。マスコミが扱わない、扱うと危険が及ぶ意味で、それはリアルなのだ・・・つまりタブーということだ。現代にあっての中世の騎士とは、敵を殺すことに躊躇はしない職業軍人と何ら変わらない。西欧における騎士団の意味合いはそういうことなのだ。それは大戦後とっくに壊滅したと思われているナチスの残党に類似する。2000年6月、ダイアナ妃が事故死(?)する直前に、その前を走っていたフィアット・ウノの持ち主ジェームス・アンダーソン(アンダースン?)が、自分の車の中で焼死した。その後の調べで、彼がMI6の情報部員であったことが判明する。このアンダーソンの不審死は、ダイアナ妃が謀殺されたとする根拠を示すに充分だろう。そして、その不審死に十字軍「テンプル騎士団」の関与疑惑が濃厚なのだ。11世紀末、南仏の修道士ユーグによって創設されたとする「テンプル騎士団」、1118年バチカンに認可されたこの十字軍は、同時期に創設された「ヨハネ騎士団」と共に活躍している。しかし、1312年教皇によって解散を命じられ、その会員と財産は「ヨハネ騎士団」に移されたとされている。その「ヨハネ騎士団」も1530年にはイスラム勢に追われマルタ島に逃れ「マルタ騎士団」と名を変えている。国家に絶対的忠誠を誓う彼らが、いまやランドルフ協会など似非慈善団体と繋がること自体胡散臭い話ではないか。ちなみに彼らの牙城南仏には英王室の保養地があり、ここでチャールズ皇太子とカミラ夫人が密会を重ねていたこともマスコミで取り上げられていた。その保養地こそ「テンプル騎士団」拠点であった。これまた胡散臭い話ではないか。
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