先月から書き始めたバチカンに関する図解は22枚に及ぶだろうか。今日提示したところの「イラン革命の舞台裏、育成されたホメイニとパーレビ」は4冊ほどの書籍から並行して参考引用している。出来るならそれにコメントを付加すればより理解も深まるのだろうが、いかんせん時間が足りない。猫14匹の世話、洗濯掃除などの家事、仕事の段取りと資金繰り・・・以前と比べてその比重は生活に大きく傾いている。仕事が極端に少なくなった分、否応なく生活費の捻出に苦慮するといったサバイバル状態がここ数年間続いている。何より猫族の絶え間ない鳴き声の中で図解制作に没頭するという環境において、自分本来の力を発揮し切れない心残りもある。図解から導き出される発見と新たな疑問の派生に対処する時間がないのだ。そういうことでは書きたいことが山ほどある。少しでも読者の理解の手助けになればと、その想いだけが私の心の支えになっている。
【図解制作例】---「ペイント」プログラムに「エクセル」で作った図解画像を取り込んだところ。全画面のスキャナーは、キーボードの「Print
Screen」を押す。これはオススメ、とても便利だ。ただ表示画像を全面取り込むため混乱することがある。
朝、自転車走行中に物凄いスピードで高速バスが走り抜けて行った。そこに定刻時間の遅れを取り戻すかのような、運転手の焦りを感じた。まるでそれはJR福知山線転覆事故の教訓を凌駕するかのようなスピードだった。私も何度か利用した高速バスであった。経済効率が齎したものは、同時に我々個々の人間が失ったものに通じる。私はあえてそれに逆行する生き方を決意する。スローダウンして見えてくるもの・・・大空に浮かぶ白い雲、足を止めて聞えてくるもの・・・風にそよぐ葉のざわめき、振り返れば懐かしい父や母の笑顔・・・その懐かしさに導かれるままに逆行する生き方を、私は選ぶ、選んだ・・・これ以上、心を失わないために。
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