★サウジ原油・日量最大4百万バレル増産、米に計画提示
【ワシントン=広瀬英治】ブッシュ米大統領は25日、米テキサス州の牧場で、訪米中のサウジアラビアのアブドラ皇太子と会談した。
アブドラ皇太子は会談のなかで、現在は日量1100万バレルの生産能力を、2009年までに1250万バレル、2020年までに1500万バレルに引き上げる中長期的な増産計画を明らかにした。
また、サウジのアルジュベイル外交顧問は会談終了後、記者団に対し「サウジは日量130万から140万バレルの原油をただちに増産できる能力がある」と述べた。
会談後の共同声明で米国は「サウジの(原油増産をもたらす)投資加速と生産能力拡大を高く評価する」と、サウジの増産意欲を歓迎した。声明では、サウジが年内に世界貿易機関(WTO)加盟を果たせるよう、交渉を進める方針も確認した。
(読売新聞)
★NY原油反落、54ドル台 サウジ皇太子の増産発言で
【ニューヨーク25日共同】週明け25日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は反落、指標となる米国産標準油種(WTI)6月渡しは前週末終値比0・82ドル安の1バレル=54・57ドルで取引を終えた。
午前中は、米ルイジアナ州の石油精製施設の定期検査後の操業再開遅れによるガソリン需給の逼迫(ひっぱく)懸念から買いが集まり、一時、56・00ドルまで上昇。その後、ブッシュ大統領と会談したサウジアラビアのアブドラ皇太子が原油増産に意欲を示したと伝えられ、下落に転じた。
★米大統領の支持率47%に=過去最低水準−Wポスト
【ワシントン26日時事】26日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は同紙とABCテレビの合同世論調査で、ブッシュ大統領の支持率が47%と、3月の前回調査(50%)から低下、過去最低水準に並んだと伝えた。不支持は50%だった。
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石油利権が取り持つ二人の仲、愛の賛歌が聴こえてきそうだ |
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