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カルヴィ暗殺の容疑者4人、その黒幕は?-1
【トピック】
★<イタリア>ベルルスコーニ首相辞任、地方選惨敗で引責

 イタリアのベルルスコーニ首相は20日、チャンピ大統領に辞表を提出し、受理された。今月初めの地方選挙で連立与党勢力が惨敗したのを受け、いったん辞任し、内閣を刷新することにした。最大与党フォルツァ・イタリアを率いる首相は、大統領から再指名を受けて新内閣を発足させる方針。
(毎日新聞)
シルヴィオ・ベルルスコーニ・イタリア首相略歴
(Silvio Berlusconi)
2.生年月日 1936年9月29日
3.出身地 ミラノ
4.学 歴 ミラノ大学法学部
5.職 歴       歌手、掃除機販売業を経て
1960年    建設請負会社社長
1962年    カンティエーリ・リウニーティ・ミラネージ建設会社設立、社長
1963年    エディルノルド建設会社設立、社長
1976年    イル・ジョルナーレ紙に資本参加(1979年に買収)
1978年    地方民放TV局「テレミラノ」を開局
1978年    フィニンヴェスト社設立、会長
1983年    「ソッリーズィ・エ・カンツォーネ」誌オーナー
1986年    サッカーチーム「ACミラン」会長
1988年    百貨店「スタンダ」会長
1994年1月    「フォルツァ・イタリア」創設、総裁
1994年3月    下院初当選(フォルツァ・イタリア)
1994年4月    戦後第53代首相(〜同年12月)
1995年1月    下院外交委員会
1996年4月    下院再選(フォルツァ・イタリア)下院外交委員会
1997年2月    憲法改正両院合同委員会
1999年7月    下院憲法問題委員会
2001年5月    下院三選(フォルツァ・イタリア)
2001年6月    戦後第59代首相(〜現在)

6.家 族  前妻カルラ・デッローリオ夫人との間に長女マリア・エルヴィラ(通称マリーナ)と長名ピエル・シルヴィオヴェロニカ現夫人(旧姓ラリオ)との間に次女バルバラ、三女エレオノーラ、次男ルイージ

---以下、阿修羅掲示板より抜粋
ベルルスコーニを罵倒する(2):メディアの帝王、マフィアの世話人、隠れP2
[政治家とマネーロンダリングに対する捜査]

最も関心を呼んだのは、終身上院議員で7期も首相を務めたキリスト教民主党リーダーのジウリオ・アンドレオッティに関してである。パレルモでは彼はマフィアとの関係の罪に問われたし、ペルージャでは彼は買収された探訪記者ミモ・ペコレルリの殺害を命じたかどで告発されている。元ニューヨーク検察官ディック・マーチンは最近、「裏切り者のプリンス」トマソ・ブスチェタが1985年にアンドレオッティをマフィアに結びつけたと断言した。アンドレオッティは、自分はアメリカ人たちの謀略の被害者であるという姿勢を崩していないし、彼の弁護士団は、彼の主要な告発者であるブスチェッタが1969年にCIAによってリクルートされていたことを証明するDEA文書で重要な約を果たしている。生臭い空気が二つの裁判を包んでいる。ペルージャの裁判では、アンドレオッティと、メーソン・ロッジP2と、マフィア及びイタリア諜報機関の両方のために働く「マグリアナ・ギャング」との相互関係についての論戦が行われた。パレルモの法廷では、カルロ・アルベルト・ダラ・チエサ将軍に関する長い証言が行われた。チエサは、元キリスト教民主党党首のアルド・モロが1978年に極左テロリスト「赤い旅団」に誘拐されている間に書いた、アンドレオッティの告発の出版を阻止しようとして殺されたのだ。またもう一つの主要な裁判、1992年にパレルモ付近で判事ジョバンニ・ファルコネと彼の妻、および5名のボディーガードが殺害された件に関するものが、現在進行している。判事の車を爆破した5名のマフィアの襲撃班のメンバーが証言をひっくり返した後、検察官は彼の事件に関して350名の証人の検証を行わなくて済む確信を得た。

また二つの大きなマネーロンダリング組織に関する捜査もある。その最初の捜査は、「Phoney Money」として知られており、アオスタの副検察官ダビッド・モンティに率いられたものだが、4月の26日に18名が、銀行家と諜報員の助けを得て国際金融市場で何千万ドルもの資金を「リサイクル」していた罪で、逮捕されたというものである。彼らの中には、ウンベルト・ボッシの北部同盟【ベルルスコーニ政権の連立与党:訳注】の金策会社ポンティダフィムの前相談役であるジアンマリオ・フェラモンティと、ビル・クリントン大統領と友人であることを鼻にかけるイタリアン・アメリカン・ファイナンシャーのエンソ・ディ・チアラがいる。ダビッド・モンティは、イタリアの様々な機関に影響を与えている新たなP2ロッジの存在を訴えた後、この件の捜査から取り除かれた。ナポリ付近のトルレ・アヌンシアタで副検察官たちによって行われた詳しい検証もまた関心を呼んでいる。マネー・ロンダリングを覗き込むと同様に、捜査官たちは武器と核物質の密輸の証拠も暴露した。少量の核分裂物質がカンパニアの銀行の地下室から発見されたのだ。

その取引には、ロシアの極右政治家ウラジミール・ジリノフスキーやバルセロナの大司教リカール・マリア・カルラス【オプス・デイ、次期教皇の有力候補の一人:訳注】(彼はバチカン銀行IORの5億リラのロンダリングの引受人である)、また武器証人ニコラス・オマーンとソマリアの実業家が関与している、と言われている。

New World Order : Neo-Nazis(一部)

教皇ヨハネ・パウロ1世がP2のメンバー、およびバチカン銀行を通したマフィアのマネー・ロンダリングに関わる者たちをバチカンから追放するように求めたことは、広く知られている。彼は同時にバチカンの権力構造のスタッフの総入れ替えを計画していた。次の夜に、彼は入れ替えメンバーのリストが体の上に散らされた姿で死体で発見された。そして検死すらされずにすぐに埋葬された。これらのリストは保存され、その多くはさらに責任と権力のあるポジションに昇進させられた。その中にはバチカンの投資を引き受け、疑いを持ったイタリア警察からバチカンの壁に隠れて身を守ったシカゴの司教ポール・マーチンクスもいる。

これらの犯罪者たちと経済陰謀家たちは、疑いも無く、教皇の死に絡んだ複数の秘密組織の重要人物たちである。たぶんこの異論を唱える教皇の打ち出した最大の脅威は、彼の発言の力だろう。彼の短い統治の間、教皇ヨハネ・パウロ1世は「神はあなた方の父であるだけでなく母でもある」と語った。彼は「秘密教会」グノーシス派の神の二面性を示す古い言葉を引用することを選んだのだ。彼の急な死は同時に、ポルトガルで子供たちの前に現れた「聖母マリア」のメッセージをバチカン・プレスが興奮気味に伝えたときにやってきた。「大いなる警告」が世界にやって来た。それは「一部の者には良く、他の者には悪い」。AIDS問題が表面化する5年前に、恐らくヨハネ・パウロ1世はこの警告の本当の意味に気が付いていただろうが、これが本当の情報源なのか。

(中略)

P2」は、ヒトラーの「SS」と同様に、国際的なネオナチ運動のエリート組織である。しかしヒトラーと彼の内部オカルト集団と同じように、P2はもっとパワフルなヒエラルキー・エリートの下部機関である。英国の権威ある新聞「ザ・ガーディアン」はP2の姿をピラミッドの下のピラミッドと書き表している。そのグランド・マスターは、P2ピラミッドの頂点なのだが、支配的な権力構造の下部に過ぎない。以前のP2メンバーであるミーノ・ペコレリによって明らかにされたところによると、この組織(P2)はマルタ騎士団とCIAの中にいるその同盟者によってコントロールされている。この暴露の後でペコレリは、彼以前にしゃべった多くの人と同様に、死体で発見された。そのすぐ後で、バチカンの資金を握り不正融資の罪に問われたP2のロベルト・カルビは、ロンドンのブラックファイアー橋の下での首吊り死体となった。恐らく同様に、国際フリーメーソンリーとその封建的なオカルト陰謀組織の秘密を守るために殺されたと思われる。

P2の元グランドマスターであるロシオ・ジェルリが同時にマルタの騎士であり、このネオ・ファシストのメーソン・ロッジのジェルリに近い内部組織の多くも同様であることは、よく知られている。このロッジは世界中、とりわけヨーロッパと南米に、会員と付属のロッジを持っている。そしてP2は元から神秘的なシオン修道会に高いレベルでつながっている。その「私は竜でありなおかつカトリックである」秘密団体は「竜と聖杯」の遺産を守ること、そして全力で神聖ローマ帝国を再建し拡大することを誓っているのだ。

「聖なる血、聖なる杯」の著者によると、シオン修道会のグランド・マスターに指名されたわずか2日後に、セント・クライルのピエール・プランタールはP2のグランド・マスターであるロシオ・ジェルリに会っている。1981年にイタリアの捜査当局がジェルリのローマの屋敷に踏み込んだのに続いて、秘密の組織につながるメンバーをリストにした、その中に「結社中の結社」にリクルート予定のメンバーも含まれる、ファイルが発見された。またその中には、ローマカトリックのファシスト思想の半カルト集団オプス・デイも含まれていた。これは世界中に数万ものメンバーを持ち、土地と産業に巨額の資金を所有している。彼らが1999年に新しくニューヨークに建設したアメリカ本部には4千2百万ドル以上もの費用をかけた。そして同様に、擬似貴族的な血統と秘伝のもう一つの親メーソン組織、テンプル騎士団のメンバーのリストも発見された。言うまでも無く、国際的なネオ・ナチ運動の膨大な網が、申し分ない「資格証明書」を持っているのだ。

現在ジェルリは詐欺の罪で服役中である一方、ロベルト・カルビの未亡人は、元首相でありオプス・デイのメンバーであるジウリオ・アンドレオッティを、P2の真の頭目であるとして告発した。アンドレオッティがシオン修道会のメンバーであると断言されることは、驚くべきことではない。

イタリアの現在の首相であり、実際にイタリアの映画、TV、ラジオの90%をそのメディア帝国を通してコントロールするシルビオ・ベルルスコーニは、P2の元メンバーであることは有名である。そして彼の政治と経済の世界での成功はP2の直接的なサポートによるものであることは、多くの活字になっている。ベルルスコーニの2003年のEU議長としての在任期間は、恐らくは「隠れたドラゴン・エンパイア」がヨーロッパを再度しっかりと掴むことを許したかもしれない。




ベルルスコーニ首相
Silvio Berlusconi

【私的めもらんだむ】
 二日前から具合が悪かった猫ウイの姿が見えない。自宅で介護していたのだが・・・何処かに隠れたまま出てこない。どうも死んだような気がする。だとしたら、探して埋葬しなければならない。探すにも足が痛くて思うように歩けない。一昨日、急に急ぎの「1日で仕上げて欲しい」仕事が出て、終わったとたん持病が出て動けないのだ。元請けは勝手なものである。生活費に満たない僅かな仕事を持ってきたかと思えば、今度は予告なしに仕事を運んで来て1日で仕上げろと云う。パテや塗膜の乾燥を考慮すれば土台無理なことなのに・・・やれ、と云う。カネなんか要らない世界へ逃げ出したい。痛む足を引きずり、散在する猫たちの吐瀉物を拾い集めながら泣きたくなった。ウイが心配だ。生きていてほしい。

11時
 2時間ほど前、社長が仕上げた製品を持って行った。社長も持病の腰痛で苦しんでいると云う。同病相憐れむ、大事そうに製品を運ぶ社長の後姿に鬱積していた不満も消えた。次の仕事の準備をしなければ・・・いつ入るか訊くのを忘れた。ウイはまだ出てこない。鳴き声もしない。もう少し待ってみようと思う。足の痛みが少しずつ薄れてきた。昨日からアンパンとサツモイモ各1個しか食べていないことに気付く。空腹が何故か苦にならない。

12時20分
 ウイがコタツの中で横たわっているのを確認、どうやら衰弱して立ち上げれない様子。呼びかけると、尻尾だけ微かに動かす。とりあえず介護だけは出来る。良かった。
 材料を注文したらツケの支払いを要求された。いつものことだが、ピンチだ。はっきり云って全額支払えば家賃が工面できない。内金で勘弁してもらうしかない。この材料屋の場合、これまで少しずつ払ってきたが、注文時点で向こうから請求してきたことはなかった。よほどの経営苦に直面したのではないか?と憶測している。同じパターンで食材を売って貰えなくなったことを思い出した。請求されないからといって先延ばしにしていると、取引停止にされかねないことになる。自分だけが苦しいのではないのだと、みんなが困窮に喘いでいる中で、どう信頼感を築いていけるか・・・心したい。

20時
 30分ほど前、強風で電話回線が寸断された。公衆電話でNTTに連絡、至急修理するとのことだったが・・・結局来なかった。抗議しようにも電話が使えず、苛立ちがつのる。


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