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バチカン銀行総裁マーチンクス、その背景-3
【トピック】
<ローマ法王庁>注目の「コンクラーベ」は18日から

 【ローマ福島良典】ローマ法王庁(バチカン)のナバロ報道官は6日、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の死去に伴い次期法王を選ぶ法王選挙秘密会議「コンクラーベ」が18日から開かれると発表した。
 「コンクラーベ」の開催はポーランド人のヨハネ・パウロ2世が456年ぶりの非イタリア人法王として選出された1978年10月以来。参加資格があるのは80歳未満の枢機卿118人。
 バチカンにあるシスティナ礼拝堂で数日間、外部との接触を絶って投開票が繰り返される。携帯電話などの持ち込みは禁じられ、礼拝堂の扉は封印される。原則として3分の2以上の票を得た枢機卿が新法王に選出される。
(毎日新聞) - 4月6日

【コンクラーベ】
 新ローマ法王を選ぶ法王選挙会。法王の死去後、15日から20日の間に開かれる。バチカンのシスティーナ礼拝堂で選挙権を有する80歳未満の枢機卿が秘密投票を行い、投票総数の3分の2を超える票を得る者が出るまで続けられる。法王が未選出の場合、煙突から黒煙を出し、選出されると白煙を出して知らせる。被選挙者は正統信仰を持つすべての男性カトリック教徒だが、慣例として枢機卿の中から選ばれる。今年3月21日現在、選挙権を持つ枢機卿の名簿には117人の名がある。うち日本人は2人。(共同)



【私的めもらんだむ】
 シンドナのベトコ社不正買収は氷山の一角で、彼らのこうした不正行為は「貧しい者のための貧しき教会」バチカンとシンドナたちを潤していく。1970年にはCIAの頼みで、シンドナはユーゴ国立銀行から200万ドルのユーゴ国債を買っている。こうしたCIA資金はユーゴ国内の仲間への軍資金となり、かつ各国の右翼団体へと流れていった。ミラノのバストージ社買収に絡むNYのフランクリン・ナショナル銀行買収では4000万ドルの資金が投じられたが、むろんそれは彼らのために「貧しき者のためのバチカン銀行」から引き出されたものであり、「貧しき信徒」を潤すものではなかった。しかし、1973年からそのシンドナ金融帝国にも徐々に亀裂が入り、のちに「シンドナショック」と呼ばれた破局がやってくるのだ。

【視聴予定】
17時
30 クローズアップ現代 偽装認知〜不法滞在 新たな手口〜


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