★教皇ヨハネ・パウロ二世への一般弔問と葬儀日程
4日、ナバロ報道官から故教皇ヨハネ・パウロ二世への一般弔問と葬儀の日程が発表されました。
第1回枢機卿総会――4日午前10時(日本時間同日午後5時)から使徒座空位期間中の第1回枢機卿総会が開かれ、今後の日程が決定されました。枢機卿会議には65名の枢機卿が参加しました。
教皇一般弔問――教皇のご遺体は4日午後5時(日本時間5日午前0時)にクレメンス・ホールからサンピエトロ大聖堂に移されます。遺体の移動に先立ち、聖ローマ教会のカメルレンゴであるエドゥアルド・マルティネス・ソマロ枢機卿の司式で祈りがささげられます。サンピエトロ大聖堂ではカメルレンゴのソマロ枢機卿がみことばの祭儀を司式します。信者の弔問開始時間は4日午後8時(日本時間5日午前3時)です。5日午前2時(日本時間同日午前9時)から午前5時(日本時間同日午後0時)まで大聖堂は閉じられます。
教皇ヨハネ・パウロ二世葬儀ミサ――日時・場所:4月8日午前10時(日本時間同日午後5時)からサンピエトロ大聖堂正面階段にてささげられます。司式は主席枢機卿のヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿です。ミサ後、教皇の遺体はサンピエトロ大聖堂に運ばれ、地下墓地に埋葬されます。
(4.4−22:00)
教皇の死因
3日、教皇庁は故教皇ヨハネ・パウロ二世の死因を発表しました。死亡の診断は、教皇の主治医であるレナート・ブッツォネッティ博士によって行われました。教皇ヨハネ・パウロ二世は2日午後9時37分(日本時間3日午前4時37分)に教皇庁の自室で死亡しました。教皇の死因は、細菌性ショックと不可逆性の心臓・循環器不全です。また次の併発症状がありました。パーキンソン病。急性呼吸不全と気管切開。尿路敗血症による軽度の前立腺肥大。高血圧性および虚血性の心臓疾患。死亡後、心電図による死の確認が20分間行われました。
(4.4-9:00)
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