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★破損パソコンからのデータ抽出法

 OS不能はもとより、ドライブの破損したパソコンからデータを抽出するにはどうするか? 半ば諦めかけていた時に、シバちゃんが登場。掲示板での問答を通じて、私のような素人でも何とか抽出できるようアドバイスを受けた。今のところ、格安で手に入れた中古パソコンから破損パソコンへと一部データを送信したに過ぎないが、一応データの流れは目視確認した。「これならイケる」という感触を得、さらにこれから本格的な送受信のテストにかかるつもりだ。以下はシバちゃんの解説による操作例をまとめたものである。
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解説文を読んだ上で、「スーパートランシーバ」というソフトをWindows98のDOS上で動かしてみました。
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/dos/net/network/copy/
http://www.vector.co.jp/soft/dos/net/se005704.html
主な手順
1.<中古パソコン>で「スーパートランシーバ」をダウンロードしてstr23.zipを解凍する。
2.「スーパートランシーバ」のコマンドでRS-232C経由で<破損パソコン>に「スーパートランシーバ」を転送可能。
つまりフロッピーディスクドライブ故障していてもよい
3.<中古パソコン>側はWindows98のMS-DOSプロンプトから受信コマンドを打つ。
4.<破損パソコン>はセーフモードの「Command prompt only」から送信コマンドを打つ。
5.転送が行われる。
6.フォルダ毎の転送も可能。
気がかりは、フォルダ名が漢字だと指定できないことです。

以下、具体的な操作・・・

1.<中古パソコン>で「スーパートランシーバ」をダウンロードしてstr23.zipを解凍する。

STR.COM」をC:\WINDOWSにコピーします。
これはWindowsでコピーしてもかまいません。

RS-232Cケーブルをつなぎます。

2.<中古パソコン>はMS-DOSプロンプトから操作します。
STR P」と入力してEnterします。
設定画面が出ます。
←キーを押すと、#マークがParaからSerialに変わります
他はそのままでよいと思います。

3.使用説明書「STR.TXT」の「8.自己転送」を行います。
<破損パソコン>はセーフモードの「Command prompt only」にします。
MODE COM1:96,N,8,1,P」と入力してEnterします。
COPY COM1 WARP.COM」と入力してEnterします。

<中古パソコン>MS-DOSプロンプト
STR Wといれた後、1 のキーをたたきます。」←使用説明書の意味がやや不明?
<破損パソコン>「F3」を押します。
「COPY COM1 WARP.COM」が出るのでEnterします。
<中古パソコン>MS-DOSプロンプト
Enterすると転送開始。
<破損パソコン>転送終了後
「WARP」と入力してEnterします。
おそらくC:\WINDOWSに「STR.COM」ができる。

4.<破損パソコン>
STR P」と入力してEnterします。
設定画面が出ます。
←キーを押すと、#マークがParaからSerialに変わります。
他はそのままでよいと思います。

5.<中古パソコン>受信の準備
受信フォルダに移ります。
例えば「AAA」というフォルダを作ってそこに受信したいとき
「C:\WINDOWS>CD \」と入力してEnterします。
「C:\>」となります。
「C:\>MD AAA」と入力してEnterします。
「C:\>CD AAA」と入力してEnterします。
「C:\AAA>」となります。
「C:\AAA>STR R」と入力してEnterします。準備完了。

6.<破損パソコン>送信の準備
送信フォルダに移ります。
例えば「C:\BBB\CCC」にコピーしたいファイルがあるとき
「C:\>CD C:\BBB\CCC」と入力してEnterします。
「C:\BBB\CCC>」となります。

7.<破損パソコン>送信
例えば「ABCD.TXT」というファイルをコピーしたいとき
「C:\BBB\CCC>STR T ABCD.TXT」と入力してEnterします。
<中古パソコン>のフォルダに転送されます。

ファイル名に漢字があるときは「C:\BBB\CCC>STR T *.TXT」
のように同じ拡張子を全部コピーするしかないようです。

また、フォルダ名に漢字があるときは、その親フォルダが
漢字でない「C:\SSTT」などなら
CDコマンドで「C:\SSTT>」にしてから
「C:\SSTT>STR T /R」とするとサブディレクトリもコピー
されるようです。
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【視聴予定】
21時
00-53 NHKスペシャル なぜ真相を伝えなかったか▽慈恵青戸病院▽手術室の映像と証言が明かす真相
 「病気を診ずして、病人を診よ」・・・明治時代に私立の医学校として創設された東京慈恵会医科大学。患者本位の医療をうたい、優秀な医師を育てることでも定評があった。
 その付属病院の一つ、青戸病院で、経験がほとんどない未熟な医師3人が、内視鏡による前立腺がんの摘出手術を行い、患者を死亡させたとして、去年の9月、業務上過失致死の疑いで逮捕された。
 国内では、内視鏡を使った前立腺の摘出手術が5年前から行われるようになり、患者の負担の少ない手術として注目されているが、医師は高度な技術を求められる。
 手術の後、患者の家族は、密室の手術室で何があったのか、説明するように病院に求めた。しかし、病院が家族に渡した2通の報告書には、次のように記されていた。「手術は非常に慎重に行われた」「技術上の問題点は見当たらない」
 病院はなぜ、事実を調べて家族に伝えなかったのか、病院の中でどのような議論が行われたのか。それを物語る数々の内部文書やそれまで口を開かなかった関係者の証言を元に、病院という組織の中で、真実に蓋がされていく過程を検証する。

慈恵医科大付属青戸病院の事故
 手術は2001年11月8日、朝の9時40分に始まった。途中で静脈を誤って切ってしまい大量出血したが、何分視界の利かない腹腔鏡手術のこと、なかなか止血がままならない。(新聞報道では、熟練者なら20分で止血可能な状態、とあるが、熟練者でも20分かかる=腹腔内にガンガン出血してしまう、というのだからトンデモナイ。それを彼らは何時間も止血できなかったのである。)夕方5時に、一人が「開腹手術に切り換えよう」と言い出しても、なお「最後までやろう」などと励まし合ったという!!。ついに麻酔医が「もうやめてください」と言って開腹手術に切り換えたのは、夜の9時半。で10時半すぎに終了。出血量は6リットル!!。彼らは患者の家族に「まだ目覚めていませんが、手術は無事終わりました」と言ったらしい。患者は、低酸素脳症により意識不明のまま1ヶ月後の12月8日に亡くなった。

23時
30-00:00 宇宙船 インド奥地の神秘・生きている橋語り緒形拳
 世界で最も雨の多い地域としてギネス記録を持つインド東北部メガラヤ州。今回の舞台はバングラデシュと国境を接するカシ山地の谷間にあるノングリアト村という小さな村です。
そこには村人たちによって作られた「生きている橋」があります。川岸に立つゴムの木の幹、そこから垂れ下がる根を対岸に渡し、橋として使っているのです。木を植えてから根が伸びるのに30年、さらに人々が橋を渡れるようになるまでに30年と、完成するまで実に60年間この橋はずっと成長を続けているのです。
この「生きている橋」は、谷間の村に住む彼らの生活を支えています。これまで何百回となく豪雨に襲われたこの村では、竹や木で作られた橋は全て流されてしまいました。しかし「生きている橋」だけはびくともせず、彼らが生活の糧を求め森へ行くための道を守り続けているのです。
今回は、こうして村人たちの生活を支え、成長を続ける「生きている橋」をご紹介いたします。
ナレーター: 緒形 拳


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