04/03/17 (水)
8〜10℃、南よりの微風
【気になるニュース】
マドリード鉄道爆破事件04/03/11(事件勃発から今日までの経緯)
【視聴予定】
19時
30 クローズアップ現代 ある米兵の死・苦悩する家族
2日目はイラク戦争に対するまなざしが変わり始めたアメリカ社会を見つめる。空軍パイロットとして戦争に参加したネイサン・ホワイト大尉。彼の死が遺族や友人、そして故郷に静かな波紋を広げている。日本人の妻、明子さんは彼が死の前日まで書き続けた日記に目を通し、イラクとの戦いへの思い、戦闘中の気持ちを確かながら、当時イラク戦争を強く支持したアメリカ社会、そしてイラク戦争の意味を考え始めている。イラク戦争に賛成し、息子の出征を誇りにしていた父ダニスさんは息子の高校時代の恩師や同級生と対話を重ねながら、母国の行為が正しいことだったのか、答えを見いだそうとする日々を送っている。一人の兵士の死を通じて、揺らぎ始めたアメリカ市民の心のうちを描き出す。
(NO.1883)出演: マイケル・ハーシュさん(ニューズウイーク シニアエディター)

【私的めもらんだむ】
9時
 仕事、ペーパー購入の段階でさっそくトラブル、注文のマジック・ペーパー#120の在庫がないのだと云う。急ぎということで、在庫品規格外の糊付きロール・ペーパー2700円也を購入。苦肉の策だ。序でに当のマジック・ペーパー7500円也を予約注文する。仕上げ材リッチマルーン1リットル缶が3900円・・・ん?値段がおかしい。先月購入したときは3600円であったはず。一ヶ月の間に300円高くなっている。調べてみたら去年暮れが3900円・・・コロコロと変わる値段に信用の置けないものを感じる。
 しめて今日だけで約7000円使った。マジック・ペーパー追加分を入れると15000円になる。また借金しなければならぬ。ツケのきかない老舗店R、全て借金で対処、返済も考慮しておかねばならぬが、とにかく仕事のためだと割り切る。損失は次の仕事で穴埋めすればよい。
 ほか洗浄用と仕上げ用のシンナー、それにポリパテ4キロ缶を別のK材料店にツケで注文してある。ここの支払いは待ってもらうことにする。このKとRの店の値段も比較して調べておかねばならぬ。店によって数千円の違いがあるのだ。材料代の違いも不況下の零細企業には大きく響くものだ。以前は値段の差を指摘しては煙たがられたものだが、今回は仕事が急がれているため後回しにしたい。固定化された安価なところで歯をくいしばりながら耐えている零細のこと、耐える限界点に迷いながら、ただひたすら漂っている。
 コイズミ首相よ、あんたには末端のそんな悲鳴が届かないのか?!他国の戦場に自国の若者を赴かせること自体、一国を預かる指導者としては人間失格なのだと・・・この冷徹な指導者を支持する人々も早く目覚めてほしい。取り返しのつかないことが起きてしまっているというのに・・・
12時
 ペーパーを替えたのは正解だった。これまでの2〜3倍効率が良くなり、#120でのベース2台荒研ぎを1時間半で終える。これで明日の仕上がりに余裕が出来る。あとは利益をどう捻出するか?だが、材料のロスを省くことは難しいし、したくない。作業中に材料が足りなくなるほうのロスが大きくなってしまうからだ。したがって当面は時間短縮と材料購入の際に大容量のものを仕入れること、最初の出費は痛いが、結果的に大容量のほうが単価が安くあがる。その差は大きい。損して得を取れだ。確かに小容量は安いが、安物買いの銭失いになっては何にもならぬ。それもこれも継続する仕事があってのこと、誠実な仕事をしていればいつか報われる、との信念を維持することで乗り切りたい。甘いか?・・・自問自答は続く。
 作業中、K店がシンナーとポリパテを持ってきた。「請求書出しておいてくれ」と云ったら「まとめて出します」だって・・・配達ごとに出してもらわないと困るんだよなあ。それは何度も云ってるのに、まとめて出されても、まとめて急には払えないんだよ。昔のようなドンブリ勘定の時代じゃあるまいし、日銭を稼ぐ感覚でやるべきなんだ。

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