イラク戦で米兵24人が死亡、28人負傷=米国防総省
[ワシントン 27日 ロイター] 米国防総省は、イラク戦で米兵の死亡者数が24人になった、と発表した。同省によると、米兵7人が戦争捕虜となり、10人が行方不明になっている。27日の遅い時間までに米国人28人が負傷した。死亡した24人のうち、19人が戦闘で、5人は事故など敵対的でない状況下で死亡した。
英国は、22人の兵士が死亡あるいは行方不明、としている。(ロイター)
イラク戦開始以来、市民350人以上が死亡=ムバラク保健相
[バグダッド 27日 ロイター] イラクのムバラク保健相は、米英軍がイラク戦を開始して以来、市民350人以上が死亡した、と発表した。同相は、当地で英語で記者会見し、「犠牲者の大半は、自らを守ることができない子供、女性、年寄りだ」と述べた。同相によると、今回の戦争の死傷者数は4000人を超えている。同相は、このうち36人が過去24時間にバグダッドに対する空爆で亡くなった、としている。(ロイター)
死傷者と行方不明者合わせて米英兵84名、およそ100名の米英軍として、イラク側の犠牲者4000人とは米英軍のおよそ40倍となる。しかもイラク側の犠牲者は兵士だけでなく、その多くは民間人だというから、アメリカが誤爆は有り得ないと豪語したピンポイント爆撃は、またもや「多少の犠牲は止むを得ない」かたちで終止符が打たれようとしている。そして、アメリカ政府は今回もついに劣化ウラン弾の使用を認めた。
劣化ウラン弾の使用認める=米軍
【ドーハ27日時事】米中央軍のブルックス作戦副部長は26日にカタールのアッサイリヤ基地で行った記者会見で、対イラク戦で劣化ウラン弾を使用したことを認めた。劣化ウラン弾はがんや白血病との因果関係が疑われている。 (時事通信)
ペンタゴン及びアメリカ政府はこれまで終始一貫して劣化ウラン弾と自国兵士の被ばくの因果関係を認めず、イラクにおける被ばくには論外だとばかりに無視してきた。今回のイラク開戦での劣化ウラン弾使用を認めた場所カタールから600キロほど北西にはクウェートのドーハー米軍基地がある。今から12年前の1991年2月28日、湾岸戦争が終結すると親ブッシュが高々と勝利宣言をしたが、それから約半年後にドーハー米軍基地で火災が発生、劣化ウラン弾660発(およそ3トン)が次々と爆発を起こした。原発に不可欠なウラン235の濃縮過程で輩出する廃棄処分されるはずのウラン238は、その密度比重の大きい特性から分厚い鉄板でも難なく貫通してしまう劣化ウラン弾として生まれ変わった。戦車の装甲板を貫通した劣化ウラン弾は、その瞬間に弾頭が燃え上がり、内部の人間を黒焦げにしながら気化した二酸化ウランとなって漂う。そうして砂漠に放置された戦車の残骸は、イラクの子供たちにとっては恰好の遊び場となる。その子供たちに異変が起こったように、ドーハー米軍基地で火災処理にあたった兵士達にも異変が起こった。それらの因果関係を認めない、認めたくないアメリカ政府をよそに、時を追うごとに被曝者体内の生物反応によって濃縮され、より子供たちに深刻な重度障害をもたらしている。親ブッシュに次いで傲慢にも勇ましく再びイラク開戦の口火を切った小ブッシュだが・・・劣化ウラン弾の呪わしい因果関係がブッシュ親子にも適用されるならば、人類を絶滅に追いやる絶大な悪しき権力を、ブッシュ親子に与えることを、神は約束されたのだろうか?と勘ぐりたくなってくる。
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