03/03/07 (金)

英首相、TVで若者に対イラク武力行使の正当性を強調
 【ロンドン=飯塚恵子】ブレア英首相は6日、若者向け音楽専門ケーブルテレビMTVに出演、対イラク武力行使について、「英、米ともに石油が目的ではない。そういう指摘は陰謀だ」と語り、若者に理解を求めた。「戦争が答えなのか?」と題した特別番組には、世界24か国から若者40人が参加。大半が一方的な武力行使に反対し、ブレア氏を面と向かって「世論軽視」と批判する声も出た。首相は「たとえ国連安全保障理事会で拒否権が行使されても、我々は前に進む」と、最後まで強気を崩さなかった。

 折りしも5日の参院予算委員会では我がニッポン国でも小泉総理が世論軽視の発言をしたばかりだ。ブッシュ好戦主義の追従者としてはブレアも小泉もお似合いのカップルだ。類は友を呼ぶのだ。自国の若者に戦争の正当性を説く指導者ほど偽善的なものはない。若者による5日の反戦デモ写真を集めた。クリックすると拡大表示する。新世紀を担う彼らに戦争のない世界を・・・私はこの日を忘れない。忘れないために、平和を祈りつづけたい。

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