バリ島で爆弾テロ、187人死亡 日本人も7人重軽傷
インドネシアの観光地バリ島で12日午後11時15分(日本時間13日午前0時15分)ごろ、相次いで爆発があり、現地警察当局によるとオーストラリア人ら多数の外国人を含む187人が死亡、300人以上が負傷した。日本外務省によると負傷者には日本人7人が含まれ、うち2人が重傷。インドネシア国家警察は連続爆弾テロとみて捜査を始めた。世界最大のイスラム教徒人口を抱える同国では、昨年の米軍によるアフガニスタン空爆以来、反欧米感情が高まっており、外国人を標的にしたテロとの見方も出ている。
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痛ましい事件が起きたものである。アメリカ政府はさっそくこれをテロと断定、FBIをバリ島の爆発現場に派遣したという。911事件といい、アメリカの対応の早さはそれだけテロを警戒している現われか・・・しかし、どうも早すぎるような気がする。すでに今回の爆破事件の犯人をアル・カイーダによるものと特定し、現場検分の結果を待たずに動き出している。そればかりか事件の起こる四日も前からアメリカ太平洋軍のトーマス・ファーゴ司令官が、アル・カーイダとの関与が指摘されている同国のイスラム過激派の脅威をとりあげ警戒体制をとるよう要請していたのである。つまり、アメリカ政府はこうした爆破事件がおこることを予め予想していたことになる。確率的に考えれば、トーマス司令官の四日前の懸念発言は予告ともなり得るのだ。まずは現場検分の詳細な証拠をもって捜査にあたるべきではないか。
【視聴予定】
■21:00-21:54 テレビ朝日 たけしのTVタックル
田嶋離党に社民党逆襲ハマコー怒りの北朝鮮拉致問題…外務省の(秘)腰抜け外交
■22:00-23:00 NHK総合 ニュース10 ▽拉致被害者あす帰国家族は、そして故郷は▽バリ島で爆弾テロ・現地最新報告
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