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2001 12/1 |
12/1 | <アフガン>米軍がバスを爆撃、少なくとも民間人30人が死亡 アフガン・イスラム通信によると、米軍は1日、アフガンのカンダハルからパキスタン国境に近いスピンブルダックに向かっていたバスを爆撃、少なくとも民間人30人が死亡したと報じた。同通信によると、多くの通行車両が空爆の標的になっているという。(毎日新聞) |
アフガン4派政治協議、北部同盟への説得工作続く 【ボン1日=秦野るり子】ドイツ・ボン近郊でのアフガニスタン主要4派政治協議(国連主催)は1日、国連が最終日に想定していた5日目の協議を行った。当面の統治を担う暫定行政機構(臨時内閣、約20人)と暫定評議会(臨時議会、定数150―200)の候補者名簿の提出を拒否している北部同盟に対し、国連は説得工作を続け、暫定政権発足への実質的成果の確保に努めた。 27日に始まった政治協議はこれまでに、<1>暫定行政機構と暫定評議会を設置する<2>ザヒル・シャー元国王が統一の象徴としての役割を果たす<3>治安回復・維持のため首都に多国籍軍を展開する必要性を認める――ことでは合意している。しかし、これら合意項目の具体化については何一つ決まっていない。 国連は、今回の協議で少なくとも、暫定行政機構と暫定評議会でのポスト配分を決めて人選を行い、北部同盟が国土を実質支配する現状から各派の合意に基づく暫定政権へと早期に移行させたい考えだ。 だが、各派が候補者名簿を交換する予定となっていた11月30日夜の段階になって北部同盟の最大勢力タジク人の指導者ラバニ氏が、同盟代表団に名簿提出の最終承認を与えず、同代表団は国連に10日の猶予を申し入れたため、協議は暗礁に乗り上げた。 このため、国連と米政府を中心に、11月30日夜から翌1日朝にかけてカブールとボンで北部同盟の説得が続いた。ブラヒミ国連事務総長特別代表がラバニ大統領に直接、電話で名簿提出を求める一方、ロシアなど、協議を見守る外交団にも北部同盟に圧力をかけるよう要請したという。 会議筋によると、1日午前の段階では、北部同盟代表団は依然としてカブールからの承認を待っている状態だ。一方で、北部同盟代表のカヌニ内相はロイター通信に対し、「(和平に向けた)またとない機会であり、これを逃してはならない」と語り、協議成功のための努力を続ける意思を表明している。また、同内相は、「古い秩序に固執する人がいるようだ」とラバニ氏批判とも受けとめられる発言をした。北部同盟代表団からは、副団長格のカディール氏(パシュトゥン人)が29日夜、離脱しており、北部同盟内の不協和音も次第に大きくなっている。(読売新聞) |
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<タリバン>アフガン人男性をスパイ容疑で逮捕、公開絞首刑 パキスタンの複数の通信社によると、タリバンは先月29日、本拠地カンダハルで、スパイ容疑で逮捕したアフガニスタン男性1人を市街の交差点で公開絞首刑にした。衛星電話を所持し、米軍に爆撃の標的などを知らせていたという。(毎日新聞 |
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米軍がカンダハル周辺空爆、オマル師は兵士に死を選ぶよう求める [カブール/チャマン(パキスタン) 1日 ロイター] アフガニスタン南部カンダハル周辺で、米軍がタリバンの拠点とみられる標的を空爆した。 パキスタン国境チャマンで目撃者らが語ったところによると、米軍はB―52爆撃機で、カンダハル周辺とスピンブルダクを終夜激しく空爆した。また、カンダハルの空港や、パキスタンとの国境に向かって南東に伸びている道路でも空爆が行われているという。 一方、パキスタンを拠点とするアフガン・イスラム通信(AIP)はザイーフ駐パキスタン大使の発言として、徹底抗戦の構えを崩していないタリバンの最高指導者オマル師が、兵士らに対して、屈辱の中で生きるより尊厳を持って死ぬことを選ぶよう語ったと報じた。 こうした中、反タリバン勢力の部隊は11月30日、カンダハルまで40―50キロに迫った。 カンダハル南西の空港に投入された米海兵隊は前線基地を設置済みで、タリバンとの戦闘に向けて待機している。 (ロイター) |
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<アフガン>「タリバンはゲリラ戦に移行」 パキスタン軍筋予測 アフガニスタン南部のタリバンの本拠地カンダハルをめぐり、米軍が激しい空爆を続ける中、反タリバンの複数のパシュトゥン部族勢力と北部同盟が包囲網を狭めている。タリバンは徹底抗戦の構えだが、パキスタン軍情報機関(ISI)筋は「タリバンはいずれ撤退し、ゲリラ戦に移行するだろう」と予測している。(毎日新聞) |
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アフガン協議、北部同盟が閣僚候補者名簿の提出に同意 [ボン 1日 ロイター] ドイツのボンで行われているアフガニスタンの暫定政権協議が、成功するか否かの重要な局面を迎えている。 協議の焦点は、暫定行政機構(内閣)と暫定評議会(議会)の人選に移っている。 30日、北部同盟の指導者であるラバニ元大統領は協議に慎重姿勢を示し、同盟代表団内では亀裂が表面化した。 しかし、午前零時前、協議に出席している北部同盟代表の関係者は、元大統領が暫定行政機構の候補者名簿の提出に同意したことを明らかにした。 国連は1日にも協議を終了したい考えという。 (ロイター) |
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米国務長官、アフガン問題協議で11カ国歴訪へ [ワシントン 30日 ロイター] パウエル米国務長官は、アフガニスタンの将来をめぐる協議を目的とした12月3日―11日の海外歴訪で、訪問先にドイツと英国、フランスの3カ国を追加した。 同長官の広報室が明らかにした。 同長官は歴訪中、同盟各国と対テロ戦争について話し合う。タリバン政権崩壊後のアフガン復興に向けた、短期的および長期的な問題も検討する予定という。 同長官の訪問国は、これで11カ国となった。 (ロイター) |
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<ボン協議>30日夜も交渉 北部同盟が人選で難航 【ボン森忠彦】ドイツ・ボン郊外で開かれているアフガニスタンの暫定政権づくりを目指す代表者会議は30日夜も4派の代表者と国連側とによる交渉が行われた。国連は1日で暫定評議会や暫定行政機構の人選を含めた大枠の作業を終え、ボン会議を終了したい意向だが、最大派閥の反タリバン連合(北部同盟)が人選で難航している。 国連関係者によると、同日夜の協議は評議会と行政機構の設置での基本合意を踏まえた上で4派による両機関への人選と相互調整に移った。 北部同盟を除く3派は同日夕までに暫定的な人選を終え、リストを全体協議に図ろうとした。だが、カブールのラバニ前大統領らとの連絡に追われ、1日未明までには人選を終えていない。同日になってカブール側が今会議で詳細な人選まで進むことや多国籍部隊をカブールに駐留することなどに難色を示してきたことなどが大きな影響を与えている模様だ。 4派は30日までの協議で議会に相当する評議会は120ー200人程度、内閣に相当する行政機構は20数人とすることで一致している。交渉筋によると、2大派の北部同盟とザヒル・シャー元国王派がほぼ同等の配分で中核となり、残りの2派が同等に少数で分配することでのコンセンサスができている。だが、具体的な各派内の人選や配分作業に移った時点で、軍事的主導権は握ってはいるものの、寄り合い所帯に過ぎない北部同盟のもろさが浮き彫りになってきた形だ。(毎日新聞) |
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<アフガン>11月初めから難民を強制送還 イラン カブールの国連スポークスマンは11月30日の記者会見で、アフガニスタン西部のヘラートを反タリバン連合(北部同盟)が奪取した同月初めから、隣国イランが自国内のアフガン難民の強制送還を始めたことを明らかにした。強制送還された総数は明らかではないが、9月中旬以降、帰還した難民は現在までに4万5000人。(毎日新聞) |
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「多国籍軍の展開は時期尚早」米軍は対テロ戦優先 【ワシントン30日=貞広貴志】フライシャー米大統領報道官は30日、アフガニスタンの治安維持に向けた多国籍軍投入について、「戦争はまだ続いており時期尚早。国際平和維持部隊がアフガン入りする環境を整える最上の手段は、米国がまず任務を完遂すること」と語り、近い将来の展開に否定的な見解を示した。ラムズフェルド国防長官も同日の会見で、「われわれが(タリバンの)抵抗を抑え込むため活動している地域では(多国籍軍の存在は)問題になる」と述べた。 国際社会には、人道援助の前提となる治安確保に向け、多国籍軍の投入を急ぐべきだとの声がある。しかし、今回の一連の発言は、テロ撲滅を優先課題とする米軍が、指揮系統の異なる多国籍軍の展開で、作戦に支障が出ることを強く懸念したものだ。 また、米軍は対タリバンの軍事行動でも、表向きは35前後の国が何らかの形で参画した「連合軍」との呼称を使っているが、現実には他国の参加を小規模な特殊作戦や後方支援に制限している模様だ。中央軍との連絡に当たっている欧州の軍幹部は米紙に、「連合軍は国際包囲網を誇示するための見せかけで、実質は米軍」と語るなど、軍事面では「米国単独主義」の色合いが強まっている。(読売新聞) |
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<アフガン>平和維持部隊の展開に反対 米大統領報道官 【ワシントン布施広】フライシャー米大統領報道官は30日、アフガニスタンの状況を「流動的かつ危険」と述べ、米軍の軍事行動が終わるまで平和維持部隊は配備すべきではないとの見解を示した。また、ラムズフェルド国防長官も、反タリバン勢力による治安維持や食糧配給が望ましいと語り、現段階では国際部隊による平和維持には賛成しない姿勢を明確にした。 フライシャー報道官はまた、「まだ戦争が続いている。達成すべき目的がある」と述べ、同時多発テロの首謀者とされるウサマ・ビンラディン氏の支援組織「アルカイダ」を掃討するまで軍事作戦は終わらないと強調。「米軍の任務達成によって、多国籍平和維持部隊を導入する最善の環境ができる」との見解を示した。 任務完了のめどについては「どれだけ時間がかかるか、何とも言えない」としながらも、これまで態度を明確にしていなかった平和維持部隊の配備時期に一定のめどを示したものといえる。 一方、ラムズフェルド長官は平和維持に関して「安定した状況をつくり出すには、そこ(アフガン)に住んでいる者が行うのが一番だ。そうでなければ不自然で、異常だ」と強調、当面は反タリバン連合(北部同盟)に治安維持などを委ねる方針を示した。 国際平和維持部隊は、イスラム圏の国々を中心とする多国籍型とする方向で調整が進んでいる。米国は平和維持に参加しない方針だが、現段階で多国籍部隊が入ってきた場合、「アルカイダ」掃討に従事する米軍の心理的負担になりかねないと判断、当面は平和維持部隊の展開に反対する方針を固めたものとみられる。(毎日新聞) |
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アフガン難民、イランからの帰国とパキスタンへの出国が増加 [ジュネーブ 30日 ロイター] 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、イランからアフガニスタンに帰国する難民の数は増加する一方で、タリバン政権の拠点だったカンダハルが反対勢力に包囲されるなか、カンダハルからパキスタンへ避難する難民の数は3倍近くに増えている、との見解を示した。 UNHCRのスポークスマン、ピーター・ケスラー氏は、パキスタン政府の”柔軟なアプローチ”に感謝していると述べた。パキスタンとアフガニスタンの国境は、公式には依然として閉鎖されている。 しかし、同氏は記者会見で、イランが29日バス6台にアフガニスタン難民約240人を乗せアフガンへ送り返していたとし、これを”憂慮すべき兆候”と述べた。また、UNHCRは、現在の不安定な状況では、強制送還が繰り返されないことを望む、と述べた。(ロイター) |
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ハリウッド、愛国精神に便乗?=戦争映画の公開前倒し相次ぐ−米 【ニューヨーク30日時事】米同時テロの影響で愛国精神が高まる中、ハリウッドでは戦争映画の公開日程を繰り上げる動きが続いている。事件直後はテロを題材とした作品の公開自粛が相次いだが、対アフガニスタン軍事作戦が順調なこともあり、年末年始の書き入れ時を控えて早めの公開に踏み切った格好だ。 (時事通信) |
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タリバン、白人2人を公開絞首刑 【クエッタ(パキスタン西部)30日=新居益】当地の英字紙「バルチスタン・タイムズ」などが30日報じたところによると、アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンは29日、アフガン南部の本拠地カンダハルで、外国人2人を米国のスパイとして公開絞首刑にした。2人の国籍は不明だが、白人としている。 2人は衛星電話や手りゅう弾などを持ってカンダハルに潜入、米軍に軍事情報を提供していたとされる。(読売新聞) |
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<記者殺害>11月末までに53人 アフガニスタンでは8人 国際新聞編集者協会(IPI、本部ウィーン)は30日、全世界で今年は11月末までに記者53人が殺害されたと発表、特にアフガニスタンではわずか17日間で8人が犠牲になったと強調した。昨年の犠牲者は56人。 IPIによると、犠牲者が最も多いのは中南米地域。コロンビアで左翼ゲリラに10人が殺害されたほか、メキシコでも麻薬犯罪取材中の記者2人の死亡が確認された。欧州、中東でも民族紛争などを取材する記者の犠牲が相次いだ。また米中枢同時テロでは米国の写真記者ら2人が死亡した。 IPIのフリッツ事務局長は「活動が暴かれるのを防ごうとする過激派や犯罪組織にとって、記者殺害は都合のよい検閲方法になっているようだ」と警告している。(ウィーン共同)(毎日新聞) |
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<アフガン>「タリバン指導部は戦死か捕虜」米国防長官 【ワシントン布施広】ラムズフェルド米国防長官は30日、アフガニスタン・カンダハルの攻防について、米国はタリバン最高指導者オマル師の免責や避難路確保につながる政治的取引には「強く反対する」と述べ、タリバン指導部は戦死か捕虜かの選択肢しかないことを強調した。 長官はオマル師の進退が「行き詰まった」と述べ、カンダハル陥落も時間の問題との見解を示した。しかし、同時多発テロの首謀者とされるウサマ・ビンラディン氏や「アルカイダ」の戦闘員を捜索する米軍の任務は今後、さらに危険になると指摘。「(米兵が)捕虜になったり殺されたりするかも知れない」と述べ、先に確認された米中央情報局(CIA)要員の死亡に続き、新たな犠牲者が出るのは避けられないとの認識を示した。 一方、アルカイダのアハメド・アブデルラーマン幹部(35)とみられる人物が拘束されたとの報道について、長官は多くの捕虜の中から重要人物を見つけ出す難しさを強調、「現時点では、アルカイダの幹部を発見できていない」と否定的な発言を行った。 チェイニー副大統領は29日、アハメド幹部拘束の報道を「信用できる」と指摘、別の米高官も「拘束を確認した」と発言していた。(毎日新聞) |
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アフガンのラバニ元大統領、協議結果を尊重すると保証=国連 [ボン(ドイツ) 30日 ロイター] アフガニスタンのラバニ元大統領は、国連に対し、当地で開催されたアフガニスタン暫定政権協議で合意された決定を尊重すると保証した。 ラバニ元大統領は、これに先立ち記者団の前に現れ、北部同盟代表団が提示していた以上に困難な要求を提示していたが、国連のファウジ特別代表報道官は、記者団に対し、同元大統領が、自身の考えの一部は現実的でないと示唆したことを明らかにした。 同報道官は、「ラバニ氏から、ボンの協議の結果を尊重するとの言質を得ており、代表団の団長も、協議の結果を持って帰国し、実行に移すと保証している」と述べた。(ロイター) |
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アフガン・タリバン降伏ではいかなる条件も受け入れない=米国防長官 [ワシントン 30日 ロイター] ラムズフェルド米国防長官は、アフガニスタンのタリバン勢力の南部の拠点都市カンダハルでの降伏にあたり、恩赦的な対応、あるいは指導者の安全などいかなる条件も受け入れる意向がないことを明らかにした。 同長官は記者会見で、タリバンの指導者、オマル師について、「米国は、恩赦やいかなる安全を保証するような考えに強く反対する」と述べた。 (ロイター) |
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ビンラーディンは東部トラボラ地区に潜伏か 【ワシントン30日=坂元隆】チェイニー米副大統領は30日、米ABCテレビのインタビューで、同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラーディンがアフガニスタン東部ジャララバード南西約55キロのトラボラ地区に潜伏している可能性が高いと述べた。 副大統領は、これまでの軍事行動や情報収集で「ビンラーディンが安心して潜伏できる場所は狭まった」と指摘。トラボラ地区に潜伏している可能性については、「おおよそその地域にいるだろう」と述べた。 一方で副大統領は「もし居場所が正確にわかっていたら我々は彼を捕捉するだろう」とも述べ、所在を確実につかんでいるわけではないことを示唆した。 トラ・ボラ地区には数百人の護衛が詰めるビンラーディン一派の広大な地下基地があるといわれ、周辺では最近、ビンラーディンの目撃情報が流れている。これを受けて、米軍は同地区周辺を過去数日間、集中的に空爆している。 チェイニー副大統領は、山岳地帯の洞穴に作られた地下基地は「ビンラーディンにとっては安全な施設と感じられるのだろうが、他の場所に行こうとしても、数か月前に比べて簡単ではないはずだ」と述べた。 ◇ 【ロンドン30日=渡辺覚】ウサマ・ビンラーディンがアフガニスタン東部ジャララバード郊外の山岳地帯に潜伏しているとの情報が英メディアで相次いで報じられている。米英軍は多数の特殊部隊を派遣、捜索に全力を上げているという。 地元の北部同盟司令官の情報として、「ビンラーディンはジャララバードの南西にあるトラボラの山岳地帯に潜んでいる」と指摘したのは29日付の英紙インデペンデント。同司令官は潜伏情報をめぐり、米軍の将校と会談、意見交換したことも認めている。 同日付の英大衆紙サンも「トラボラの洞穴周辺で、一週間前にビンラーディンを目撃した」とのアフガン男性の目撃証言を実名入りで掲載。この男性はビンラーディンのテロ組織アル・カーイダの兵士の依頼で、食料などを洞穴地帯に配達した際、ビンラーディンに遭遇したという。 「洞穴」に関する情報もさまざまに報じられている。目撃者の証言を引いた英紙によると、洞穴は延長約380メートル。入り口は車が通れる広さで、内部の部屋は、内壁や床面をセメントで塗り固め、ホテル並みに整備。山の水流を利用した小型水力発電で完全に電化され、空調や暖房も完備していたという。 【トラボラ】ジャララバード近くの谷あいの地区で、「黒い砂じん」の意味。馬や徒歩でなければたどり着けない。旧ソ連軍が侵攻した1979年以降、ムジャヒディン(イスラム戦士)が米国などの支援で地下基地を建設した。洞穴の内部は多くの部屋に分かれ、1000人収容可能とされる。(読売新聞) |
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<アフガン>多国籍部隊の展開が焦点に 主要2派への調整続く アフガニスタンの暫定政権協議の中で30日、首都カブールへの多国籍部隊の展開が緊急の焦点となってきた。意見が異なる北部同盟派とザヒル・シャー元国王派の主要2派への国連の調整が続いている。(毎日新聞) |
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<アフガン>クエッタで反米集会 減り続ける参加者 米軍のアフガニスタン攻撃に抗議するイスラム教徒の集会が金曜礼拝のあった30日、クエッタ市内のスタジアムで開かれた。ラマダン(断食月)中も続く空爆を糾弾する目的だが、参加者は約1000人。毎週金曜ごとに開催される集会の参加者は、空爆開始直後の2万人以上を最高に、参加者が減少し続けている。(毎日新聞) |
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