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2001 10/29 |
10/29 | 米軍、アフガン東部パクティア州を初めて攻撃 【イスラマバード29日=森太】米CNNテレビなどによると、米軍は29日、空爆地域を拡大、パキスタン国境に近いアフガニスタン東部のパクティア州にあるタリバンの軍事施設を初めて攻撃した。また、タリバンが拠点とする南部カンダハルの空港や、西部ヘラートに展開するタリバン部隊も空爆した。 アフガン・イスラム通信によると、パクティア州では米軍機が少なくとも爆弾2個を投下、村人2人が死亡した。カンダハルでも民間人2人が死亡したという。(読売新聞) |
米、テロ前に20回以上ビンラーディン引き渡し交渉 【ワシントン29日=貞広貴志】29日付の米紙ワシントン・ポストは、米政府が1998年から今年9月の同時テロ発生直前までの3年間に、少なくとも20回、アフガニスタンのタリバン政権と接触し、ウサマ・ビンラーディンの引き渡しを求める交渉を行っていたと報じた。 タリバン側は第3国へ引き渡す構えを見せたが、米政府があくまで米国内での裁判を主張したため、交渉は最終的に決裂したという。 同紙によると、交渉はケニヤとタンザニアの米大使館が98年、ビンラーディン一派とされるグループに爆破された直後から始まった。米国務省とタリバンの幹部はカンダハルやタシケント、イスラマバード、ボン、ニューヨーク、ワシントンなどで秘密会合を持った。衛星電話を通じてタリバン最高指導者のオマル師が40分にわたり参加する場面もあったという。 今年3月にはタリバンの特使が突然、ワシントンを訪問し、ブッシュ大統領にオマル師の親書とじゅうたんの贈り物を持参するなど、ビンラーディンを引き渡す意思を示唆したこともあったという。(読売新聞) |
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タリバンは若い男性を強制徴兵している=避難民 [AJEE MALA(アフガニスタン) 29日 ロイター] アフガニスタンのタリバン支配地域から逃れてきた避難民の証言によると、タリバンが若い男性の強制徴兵を行っている。 避難民のカーンさんは、タリバンが15歳の息子を徴兵しようとしたことから家を捨てることを決意。危険な前線を3日間かけて移動し、反タリバン連合の北部同盟支配地域に逃れてきたという。 カーンさんによると、タリバンは前線に送るための若い男性を必要としている。息子がタリバンから逃亡したため、カーンさんはタリバンに家財道具を略奪され、家を焼き払われた。 タリバンは強制徴兵だけでなく、婦女暴行や少数民族の虐待を行っているとの証言も出ている。 (ロイター) |
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<タリバン大使>「ダイゲン氏、安全は確保」と言明 外務省は29日、沼田貞昭・駐パキスタン大使が同日、アフガニスタン・タリバン政権のザイーフ駐パキスタン大使と会談したと発表した。沼田大使がフリージャーナリストの柳田大元さんとみられる邦人の安全確保や早期解放要求に対し、ザイーフ大使は「『ダイゲン』と名乗る日本人の安全は確保されている」と伝えた。(毎日新聞) |
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<米中東軍司令官>パキスタン大統領と会談 アフガン情勢めぐり AFP通信によると、米中東軍のフランクス司令官が29日、イスラマバードを訪問し、パキスタンのムシャラフ大統領と会談。ムシャラフ大統領は陸軍参謀長を兼ねており、米国での同時多発テロ後、両国間で最高レベルの軍当局者間の会談となった。会談では、米軍によるアフガニスタン空爆の現状などが話し合われた模様だ。(毎日新聞) |
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<教会襲撃>新たなイスラム過激派組織の犯行か パキスタン 【イスラマバード小松健一】パキスタン東部のバハーワルプルで28日起きたカトリック系キリスト教会の襲撃事件について、警察当局者は29日、毎日新聞に対し、既成のイスラム組織による犯行の可能性は低い、との見解を示した。当局者はそのうえで、パキスタン政府がアフガニスタン空爆に反対するイスラム原理主義勢力の締め付けを強化する中、新たな過激派組織が結成され、事件を起こしたのではないかとみて捜査を進めていることを明らかにした。 パキスタンでは、イスラム原理主義勢力の反米運動が反政府運動に転換する兆しを見せており、今回の事件が、イスラム教徒とキリスト教徒の宗教対立に発展すればパキスタン情勢は混迷する恐れがある。ムシャラフ大統領は29日、ガジ宗教問題相を現地に派遣した。 イスラム原理主義勢力やイスラム過激派組織の動向を監視するパキスタン軍情報機関(ISI)筋によると、これまで存在が確認されていなかった「ラシカル・ウマル」と名乗る団体が「国内にはキリスト教徒に安全な場所はない」との事実上の犯行声明が捜査機関に寄せられたという。ISIは同団体の構成員について情報収集を行っている。 一方、ハイダー内相は、パキスタンが「対テロ戦争」で米国や国際社会との関係を強化していることを快く思わない「外部勢力」が関与している可能性は排除できない、と指摘した。最大のイスラム原理主義政党「イスラム協会」のカジ・フセイン総裁も襲撃事件を非難し、「イスラム教徒とキリスト教徒の分断を図る陰謀だ」と語った。(毎日新聞) |
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<アフガン>国連特使が周辺国訪問開始 パキスタン外相と会談 アフガニスタン情勢を協議するため周辺国訪問を始めた、ブラヒミ国連事務総長特別代表(アフガニスタン担当)は29日、最初の訪問国パキスタンの首都イスラマバードでパキスタンのサッタル外相と会談、タリバン崩壊後の治安維持や暫定政権の枠組みについて協議した。会談の内容は明らかにされていない。(毎日新聞) |
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パキスタンのタリバン支持グループが軍滑走路を占拠 [カラチ 28日 ロイター] パキスタン北西辺境州のアフガニスタン国境付近で、孤立した空軍滑走路がタリバンを支持するパキスタンの部族で構成される武装グループによって占拠された。 目撃者と空軍高官が明らかにした。 近隣のギルギット勤務の空軍高官は「(占拠された)チラス滑走路は軍が使用していた。夕方以降、武装グループが滑走路にいるのが聞こえた」とロイターの電話取材に回答した。 軍の広報担当者のコメントはまだ得られていない。 目撃者は武装グループが国営ガソリンスタンドおよび警察の監視所を手中に収め、「国営施設をすべて掌握しようとしている」と証言した。 |
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<アフガン>米がハク氏処刑の一連の経緯を公式に認める 【ワシントン吉田弘之】ラムズフェルド国防長官は28日、米ABCテレビとの会見で、反タリバン勢力の有力者指導者、アブドル・ハク氏がタリバン軍に処刑される直前に米軍が同氏の救出に向かったという報道に対し「別の政府組織からだった」と述べ、米中央情報局(CIA)がハク氏の求めに応じて無人偵察機を派遣した事実を認めた。米当局者がハク氏の処刑にかかわる一連の経緯を公式に認めたのは初めて。 ハク氏は26日、タリバン軍に追われた際、米当局に助けを求め、近くにいた無人偵察機「プレデター」が現場に向かったと言われる。長官の発言によれば同偵察機はCIAが使用していたことになる。CIAはハク氏がアフガン入りした際も何らかの援助を行ったとみられている。(毎日新聞) |
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米英、イラク攻撃の可能性=アジズ副首相 [ロンドン 28日 ロイター] イラクのアジズ副首相が、米国と英国による「テロとの戦い」の一環で、対イラク攻撃が実施される可能性を指摘していたことが、英日曜紙サンデー・テレグラフの報道で明らかになった。 副首相はバグダッドで同紙の取材に応じ、米英政府が反テロを目的とする軍事行動を、フセイン大統領掃討の口実に利用する考えだと述べ、「(米英政府が対イラク)攻撃を準備中であることは知っている。我々は米英の動向を注視しており、攻撃開始が時間の問題に過ぎないことはわかっている」と語った。 米英政府の関係者らは、軍時行動をアフガニスタンに限定しない意向を示してきた。ただ、米同時多発テロ事件とイラク政府とのつながりを示す証拠は何もない、としている。 (ロイター) |
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ビンラーディンの一派、露大統領暗殺を計画 【モスクワ支局29日】ロシア・テレビは28日、米同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラーディンのもとで破壊工作の訓練を受けたイラク人が、今年1月のプーチン露大統領のアゼルバイジャン訪問時に、同大統領を爆殺しようと計画していたと報じた。 同テレビの番組「1週間のニュース」によると、テロ取り締まりなどを担当する治安機関「ロシア連邦保安局(FSB)」は昨年10月、チェチェン武装勢力とアゼルバイジャンの活動家の電話を傍受し、プーチン大統領を狙った爆弾テロ計画を察知。連絡を受け捜査した同国治安当局が、計画にかかわっていたイラク人のキャナン・ラスタム受刑者を逮捕した。同受刑者は、禁固10年の判決を受けアゼルバイジャンの首都バクーの刑務所で服役している。 同テレビによると、ラスタム受刑者は、アフガニスタンに拠点を置く国際テロ組織「アル・カーイダ」のテロリスト養成所で訓練を受けた後、チェチェン共和国を経てロシアの偽造パスポートでアゼルバイジャンに入国。治安当局は同受刑者の逮捕時に、48個の爆破装置と携帯電話を使う遠隔起爆装置を押収したという。(読売新聞) |
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断食月の軍事行動、米国防長官が示唆 【ワシントン28日=林路郎】ラムズフェルド米国防長官は28日、ABCテレビのインタビュー番組に出演し、開始から3週間が過ぎたアフガニスタンでの軍事作戦について、「空爆は計画どおり進んでおり、効果を上げている」と強調、米メディアの間で広がりつつある「泥沼化」との見方を否定した。長官は一方、CNNテレビの番組で、11月中旬からのラマダン(イスラム教の断食月)における軍事行動について、「(実効支配勢力)タリバンとウサマ・ビンラーディン一派がこの機を悪用するのは確実だ」と述べ、この期間中の軍事行動の継続も示唆した。 長官はタリバンの現在の動きについて、「指揮・指令系統を守ったり弾薬を貯蔵するためにモスク(イスラム教礼拝所)、学校、病院に部隊全体を移動させている」と指摘。米軍が空爆を避けている民間・宗教施設にタリバン幹部が潜行し、軍事作戦の指揮を執っているとの認識を示した。 長官は、「住民の間にはタリバンに対する不満が広がっている」と強調。一方で、米軍の空爆や攻撃形態に一定の支障が出始めていることも認めた。 長官は同番組の司会者が「タリバンやウサマ・ビンラーディン一派が潜む洞穴を攻撃するため(破壊規模の小さい)戦術核を使用するか」と質問したのに対し、「(通常火薬の)5000ポンド級爆弾で事足りる」としつつ、「米国は過去のいかなる戦争においても戦術核の使用を排除してこなかった」と、米軍の伝統的な公式論を述べた。(読売新聞) |
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<アフガン>米軍が初めて北東部前線で空爆 対象地域を拡大 【イスラマバード澤田克己】アフガニスタン・反タリバン連合(北部同盟)のバリアライ国防次官は28日、米軍がタジキスタンに近いアフガン北東部の前線地帯でタリバン陣地に対する空爆を始めたことを明らかにした。AFP通信が伝えた。米軍は、カブール北方や北部の要衝マザリシャリフ近くの前線で激しい空爆を行ってきたが、北東部前線での空爆は初めて。 イスラムの宗教行事ラマダン(断食月)の始まりが来月中旬に迫っており、早期に効果を上げる必要に迫られていることから空爆対象を拡大したとみられる。(毎日新聞) |
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<国連特別代表>イスラマバード入り、新政権構想など意見交換へ 国連のブラヒミ事務総長特別代表(アフガン担当)が28日夜、イスラマバード入りした。詳細なスケジュールをは公表されていないが、ブラヒミ氏はパキスタンに数日間滞在しアフガン・タリバン政権崩壊後の新政権構想などについてパキスタンのムシャラフ大統領はじめ、パキスタン国内にいるアフガン各派と意見交換を行う。(毎日新聞) |
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<米国防長官>ラマダン(断食月)中の空爆続行を強く示唆 【ワシントン吉田弘之】ラムズフェルド国防長官は28日、CNNなど米テレビ各局と会見し、11月中旬のイスラム教徒の宗教行事であるラマダン(断食月)中の空爆について「北部同盟とタリバンは過去にもラマダン中に戦闘をしていた」と述べ、空爆続行を強く示唆した。 現在の攻撃について第1段階の「制空権の掌握」を終え、第2段階の反タリバン連合(北部同盟)など「反タリバン勢力への支援」が進行していると強調した。第3段階としてウサマ・ビンラディン氏とその支援組織「アルカイダ」などが隠れている山岳部の洞くつやトンネルの捜索・攻撃に移りつつあることを明らかにした。 大規模な地上軍の派遣については「地上軍の使用は除外しない。一定の可能性はある」と述べ、否定はしなかった。地上軍の派遣は、多数の死傷者が出る可能性が高く、軍事専門家の間では「あり得ない」との意見で一致している。 しかし同日、ジョン・マケイン上院議員(共和党)が「大規模な地上軍の派遣を含め米軍の持てる力を全て投入すべきだ」と発言するなど、長期間の空爆があまり効果を挙げていないことに不満が出ている。長官の発言はこうした雰囲気に配慮したものとみられる。(毎日新聞) |
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ロシア外相、新政権へのタリバン参加に反対 ロシアのイワノフ外相は27日モスクワで、アフガニスタンの新政権について「タリバンの参加には強く反対する」とコメントし、次のように述べた。 アフガンのタリバン政権後の暫定政権は、国際社会の広範な支持を得られ、各民族の利益を代表できる政府とすべきだ。アフガンの分割は、アフガン問題の解決につながらないばかりか、さらに複雑化する恐れがあるため、ロシアはアフガンの主権と領土が保全されることを主張する。 ロシアはアフガンでの軍事行動に直接参加することはないが、その他の分野では国際テロ組織の撲滅をサポートする。その一方で、テロリストはチェチェンを始め世界各地で活動しているため、ビンラディン氏を裁判にかけても国際的テロリスト撲滅に関する問題は根本的に解決できるとは考えにくい。 「人民網日本語版」2001年10月29日 |
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元アフガン国王、処刑された盟友ハク氏の追悼式 [ローマ 28日 ロイター] ザヒル・シャー元アフガニスタン国王は、26日タリバンに処刑されたムジャヒディン(イスラム戦士)の元司令官で、盟友でもあるアブドル・ハク氏の追悼式を行った。 元国王はローマ近郊にある自宅に反タリバン勢力の幹部を迎え、追悼式を執り行った。 元国王の孫のムスタファ氏は、記者団に対して、「親愛なる友人、司令官であるハク氏を失ったが、平和へのプロセスは終わらない」としている。 28日付けパキスタンの新聞に、元国王が支援を取り付ける目的で11月はじめにもパキスタン訪問を考慮中との報道があったが、側近はこれを否定した。 この側近は、「イタリアを出国するのは戦いが終わった後、故郷アフガニスタンに戻るときのみだ」としている。(ロイター) |
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国連、パキスタンにアフガン難民の受け入れ求める [チャマン(パキスタン 28日 ロイター] 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のルベルス高等弁務官は、パキスタン政府に対し、米国のアフガニスタン空爆を逃れてきたアフガン難民を受け入れるよう求めた。 同弁務官はまた、アフガニスタンを実効支配するタリバン政権に強制的に召集されることを恐れ、パキスタンに不法入国したアフガン人らの国外強制退去措置を停止するよう呼びかけた。 同弁務官は、パキスタン当局が、国境地域で何千ものアフガン難民の越境を阻止していることについて、「当局がこの問題でもう少し柔軟な姿勢をとることを希望している」と述べた。 同弁務官は現在、アフガニスタンのカンダハル南東約100キロに位置するチャマン付近の国境地帯を訪れている。 (ロイター) |
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タリバンの抵抗は来年も続く可能性=英国防相 [ロンドン 27日 ロイター] 英国のフーン国防相は、アフガニスタンを実効支配しているタリバン政権の抵抗は来年も続く可能性がある、との見通しを示した。 フーン国防相は英国放送協会(BBC)に対し、アフガニスタン攻撃に予定表を設けることは不可能だと指摘したうえで、タリバンの抵抗は来年も続く可能性があると同時に、重圧に耐えられず一晩で崩壊する見込みもある、と述べた。 一方、アフガンに投入される海兵隊コマンド部隊の役割については、米同時多発テロの首謀者とされるウサマ・ビンラディン氏とその一派が潜んでいるとされる洞穴などを狙い、空から攻撃を加えることになる、と説明した。 (ロイター) |
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パキスタンでバスが爆発、3人が死亡・18人負傷 [クエッタ(パキスタン) 28日 ロイター] パキスタン南西部の都市クエッタで、走行中のバス内のトランジスタラジオに仕掛けられた爆弾が爆発し、3人が死亡、18人が負傷した。 地元警察当局が明らかにした。 同市から約10キロのHanna Hurak湖に向かっていたバスは、市内を通行中だった。 これまでのところ、犯行声明は出ていない。ただアフガニスタンと国境を接するバルチスタン州の首都であるクエッタでは、領域をめぐる地元住民間の対立も続いている。 同州警察の責任者は、「実行犯を特定するのは時期尚早だが、(アフガニスタンの)タリバン政権や(アフガン)難民、北部同盟を含む全てについて調査する」としている。(ロイター) |
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タリバン指導者「米国に厳しい教訓与える」=新聞 [アルジェ 28日 ロイター] アフガニスタンを実効支配するタリバン政権の最高指導者、オマル師は、本当の戦争はこれからだと述べ、米国に「厳しい教訓を与えることになる」と語った。 アルジェリアの新聞El Youmが報じた。 オマル師は同紙とのインタビューで、「米国は技術的に優位にあるため、われわれと米国との本当の戦争はまだ始まっていない。しかし神の意志に基づき、われわれは(米軍の)存在を歓迎はしない。かつてロシアがわが国で味わったものよりも、厳しい教訓を与えることになろう」と述べた。(ロイター) |
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アフガンでの軍事行動、泥沼化していない=米国防長官 [ワシントン 28日 ロイター] ラムズフェルド米国防長官は、アフガニスタンにおける米軍事行動は泥沼化していないと述べるとともに、テロリズムとの闘争には長期に及ぶ努力が必要とされ、このためには派兵している地上軍の規模を拡大する可能性もある、と語った。 また、パキスタンのムシャラフ大統領がラマダンの時期は空爆を抑止するよう求めているが、ラムフェルド国防長官はこの日、ラマダン中に空爆を実施する可能性を否定しなかった。 同長官は、ワシントンのABCニュースの事務所の外で記者団に対し、4週間目に入ったアフガン攻撃を振り返り、「かなり予想通りに進んでいる」と語った。(ロイター) |
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<ローマ法王>アフガン国民への人道援助強化を国際社会に要請 ローマ法王ヨハネ・パウロ2世は28日、法王庁のサンピエトロ広場で行われたミサでアフガン情勢に触れ、厳冬期を前に窮乏状態を強いられているアフガン国民に「早急かつ効果的な援助」を与えるよう国際社会に訴えた。法王はまた、パキスタンで起きたカトリック系キリスト教会襲撃事件を「邪悪な行為」と非難した。(毎日新聞) |
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<アフガン>米空爆の15%は誤爆 米タイム誌報道 米週刊誌タイムの最新号は、アフガンのタリバン勢力に対する空爆の効果について「米国防総省の最も甘い評価でも目標に命中したのは85%で、15%にあたる450発以上は誤爆」と報じた。空爆によるタリバン戦力の低下は1日平均、全戦力の約1%とわずかで、依然、多くの軍事目標が残っているという。(共同)(毎日新聞) |
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アフガン国境に集結の義勇兵1万の野営続く 【イスラマバード28日=森太】パキスタン軍事筋によると、同国北西辺境州のアフガニスタン国境付近に27日集結したタリバン派のパシュトゥン人約1万人は28日も、国境の手前約5キロの地点で野営を続けた。しかし、一部の義勇兵は同日未明に国境を越え、アフガニスタンのコナル州に入ったと見られる。 大部分の義勇兵らが国境の手前でとどまっているのは、アフガン内のどの地域に参戦するかなどタリバンからの連絡を待っているからだという。 同州ディル一帯の部族自治区代表者らは同日、緊急協議を行い、義勇兵の国境通過を妨害しないことを決めた。しかし、パキスタン政府は同日、国境警備にあたる部隊を増派、義勇兵の越境を阻止する構えだ。(読売新聞) |