2002/4/2

ダマスカスの国連事務所前で、イスラエルによるアラファト議長監禁に抗議して
デモ行進をする約千人規模のパレスチナ人たち。参加者の持つ写真はイスラエル軍
の銃から子どもを守ろうとしている母親、すでにシャロン首相は戦争を明言している
ことから、このイスラエル兵の持つ銃には引き金に指がかかっているものと思われる。
つまり、彼は子どもたちをいつでも射殺できる体勢にあるということになる。
シャウル・モファズ(Shaul Mofaz) イスラエル陸軍参謀とアリエル・シャロン首相が、
陸軍指揮官たちとのミーティングで談笑している。
緊迫した中東情勢とは裏腹に和やかな雰囲気が伝わってくるが、この二人の笑顔が
屈託のない笑顔などと思うものは誰一人いないだろう。
よく笑っていられるもんだと思うが、これこそが戦争の英雄たる余裕なのだろうか。
カイロ大学の学生たちがイスラエルの侵攻に抗議して機動隊と衝突、キャンパスゲ
ートに突入した学生たちが門を開けようとしている。
ラマラ大通りで戦車を盾にパレスチナ人を標的に狙うイスラエル兵