2002/3/30

ラマラ中心部の銀行で死亡していた5人のパレスチナ警察関係者。
5人とも頭を撃ち抜かれている。
イスラエル軍によって至近距離から頭を撃たれたものと推測される。
パレスチナの警官たちはおそらく応戦する間もなかったであろう。
部屋に追い詰められたか、もしくは集められたか、イスラエル軍の突然の浸入に
驚愕したまま射殺された警察官たちの悲痛な心が伝わってくる。
壁に残された弾痕と血のりの飛び散った痕が生々しい。
4人の警官たちと共に射殺されたパレスチナ人警察少佐Abed Al-Rahman Asaadの遺体。
アル・ラーマン少佐の胸に置かれている手帳などから、イスラエル軍が身分を確認した
ことが想像される。
襲撃の狙いも彼の抹殺にあったとも考えられる。