イスラエルVSパレスチナ
2002/7/31ヘブライ大の爆発、ハマスが犯行声明
[エルサレム 31日 ロイター] イスラエル・エルサレムのヘブライ大学の食堂で発生した爆発で、イスラム原理主義組織ハマスが犯行声明を出した。
ロイター通信にファクスで送られたハマスの軍事組織「イザディン・アルカッサム」(カッサム隊)の犯行声明は、爆発について、イスラエル軍機が先週行ったガザ地区での攻撃で、カッサム隊指導者のサラハ・シャハダ師など15人が死亡したことへの報復だとしている。
爆発は昼食時間中の食堂で発生、少なくとも7人が死亡、80人以上が負傷した。負傷者には外国人学生も含まれているという。(ロイター)エルサレムの大学で自爆テロ7人死亡、邦人女性病院へ
【エルサレム31日=当間敏雄】エルサレム市内にあるヘブライ大学のカフェテリアで31日午後、爆弾による爆発があり、イスラエル放送によると、少なくとも7人が死亡、70人以上が重軽傷を負った。自爆テロか、仕掛けられた爆弾によるものかは不明。近くにいた日本人女性1人が耳が聴こえにくくなったとして病院に行ったという。
イスラム原理主義組織ハマスが、イスラエル軍によるガザ市空爆(23日、ハマス幹部ら15人死亡)に対する報復テロであることを認めた。2000年秋に武力衝突が始まって以来、大学が大規模テロの標的になったのは初めて。カフェテリアは昼食時で、学生らでこみ合っていた。
ヘブライ大学は1925年に開校したイスラエルの名門総合大学で東エルサレムにある。
エルサレムでは30日にも自爆テロがあり、犯人1人が死亡、5人が負傷したばかり。(読売新聞)
エルサレムで爆発、6―7人死亡か
[エルサレム 31日 ロイター] イスラエル・エルサレムのヘブライ大学の食堂で爆弾が爆発し、数人が死亡、数十人が負傷した。
地元メディアによると、死者は6―7人という。爆発が自爆テロによるものかどうかは分かっていない。
大学は夏休み期間中だが、当時は夏期開講の授業に出席する多数の外国人学生がいた。
イスラエル首相府の当局者は「今回の事件で、パレスチナのテロ攻撃を恐れることなくバスに乗り、買い物をし、カフェでくつろぐ権利を得るために、われわれが戦っていることが明白になった」と語った。
30日には、エルサレムのサンドイッチ店で自爆テロがあり、犯人1人が死亡、4人が負傷している。(ロイター)中東訪問のジャクソン師、米大統領の行動呼びかけ
[ベツレヘム(ヨルダン川西岸) 30日 ロイター] 中東訪問中の米国の公民権運動指導者、ジェシー・ジャクソン師は、ブッシュ大統領がイスラエルによる占領終結とパレスチナ国家建設を支援すべきだ、と訴えた。
ジャクソン師は、ベツレヘムを訪問し、「ブッシュ大統領は、和解の模索、国家の創設、再建への投資、占領の終了を実現できるよう、米国と国連の政策の実現に向けて米国の力を利用しなければならない」と述べた。(ロイター)