04/8/22 (日)
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バングラデシュで爆弾テロ、10人死亡 野党本部前

 バングラデシュの首都ダッカで21日、最大野党のアワミ連盟BAL Bangladesh Awami Leabue)の本部前で爆弾が爆発した。インドのPTI通信によると、少なくとも10人が死亡、300人以上が負傷した。現場では同党の集会があり、約2万人が参加していた。党首のハシナ前首相が演説を終えた直後に爆発が起きたという。党幹部らとともに、前首相も負傷したとの情報がある。

 バングラデシュでは8月上旬にも同党が北東部シルヘットで開いた集会で爆弾テロがあった。同党はジア現政権と激しく対立しているが、テロの背後関係などは不明だ。

バングラデシュ人民共和国People's Republic of Bangladesh(外務省)
最近のバングラデシュ情勢
1971年12月独立達成後、二人の大統領の暗殺(1975年、1981年)に続く軍事政権時代等の不安定な時代が続いたが、1991年2月の総選挙以降、民主化が定着。
1991年3月に成立したカレダ・ジア首相率いるBNP(バングラデシュ民族主義党)政権下では、経済が停滞し、また内政・外交分野で特段の実績を挙げられない中、野党(アワミ連盟)の反政府運動の激化を受け、任期(5年)満了前の1996年3月ジア首相は退陣
1996年6月の総選挙で、アワミ連盟が21年ぶりに政権に復帰し、ハシナ総裁が首相に就任した。
2001年7月、ハシナ政権は5年間の任期を満了し、憲法規定に従いラーマン前最高裁長官を首班とする選挙管理内閣に権限を移譲。同年10月1日に選挙管理内閣の下で実施された総選挙ではジアBNP総裁を首班とする連立政権が発足(10月10日)した。
ジア政権は治安回復と汚職追放等を公約に掲げていたジア政権であるが、治安情勢は悪化傾向にある。
2003年10月
、就任2年後の国会演説において、ジア首相自らが治安回復で成果を挙げられなかったことを認めた。他方、政府批判の一環として、過去1年以上に亘り国会をボイコットしていた最大野党アワミ連盟は、ボイコット政策に対する国民の批判を受け、2004年6月国会に復帰した。
詳細


クリック拡大、アワミ連盟ハシナ首相
BAL指導者
Sheikh Hasina
クリック拡大、バングラデシュ民族主義党ジア首相
BNP指導者
Khaleda Zia



【私的めもらんだむ】
▼7時
 昨夜深夜、突然「新じねん」のサーバが落ち、何も表示されなくなる。ために臨時ミラーサイトを新設すべく、徹夜の作業となった。全ファイルの移動のデータ量が膨大なため、それだけでもトラブルが続出したのだ。サーバが復活したら、こちらの「新じねん」のデータは削除するつもりだ。少し仮眠したい。

▼12時
 バングラデシュのダッカ爆発テロ事件は写真で見る限り、相当の破壊力だったようである。海外のメディアではオリンピックにならぶトップ扱いをしているようだが、日本のマスコミは殆ど重視していない。今後、死亡者はさらに増えると思われる。

▼14時
 10時過ぎ、起床と共に猫族の排泄物および餌の供給、即、仕事の仕上げにかかる。完成後「バンザ〜イ!」と一人歓声をあげる。オリンピックで金メダルを取った気分・・・で休憩後、再び完成品をチェック・・・ありゃ〜〜〜、最も目立つ上部に吹き忘れ発見、なんてこった!これだけ細心にやりながら、それが仇になったのだ。再び奮起、ようやく終えてこれを書いている。後頭部がモヤモヤする。血圧が高くなった兆候だ。これ以上になると鼻血が出る。鼻血が出るなら助かるが、ややもすると脳卒中になりかねない。一人工場でぶっ倒れている自分を想像するとゾッとする。一人暮らしゆえ、倒れてしまったら誰にも助けを呼べない。妹が来るのは二日後、その頃には私の遺体もかなり痛んでいるはず、妹の悲鳴が聴こえるようだ。貧乏人が一人死んだだけ・・・世間様にはどうってことないやな。ちゃんちゃん。

 おっと、午後2時20分現在、表示不能だった「新じねん」の提供サーバが復旧したことを確認。休日にも関わらず、会社に戻って復旧させたようだ。信頼に足る会社ではある。これにて「れいんぼう」の臨時ミラーサイトは削除、元に戻すことにする。

▼17時
 ダッカ爆破テロ事件は今現在16人の死亡が確認された。
以下、追加情報
野党集会で爆発16人死亡 バングラデシュのダッカで
 【ダッカ21日共同】バングラデシュの首都ダッカの中心部で21日、最大野党のアワミ連盟の集会会場で爆弾が爆発、党首のハシナ前首相も集会にいたが、けがはなかったもよう。同党首は支持者ら16人が死亡したとしている。
 犯行声明はなく事件の背後関係などは不明。目撃者などによると、ハシナ前首相の演説の直後に7発前後の手りゅう弾が投げ込まれた。死傷者には女性支持者も多い。
 現場は同連盟本部前の大通りに面した一角。怒った支持者が通行車両を焼くなどの騒ぎとなり、警官隊が催涙弾を発射するなどして沈静化にあたった。
 アワミ連盟の集会は、北部シルヘットで今月7日に起きた爆発事件で、連盟幹部が死亡したことに抗議するために開かれていた。同事件の犯人像も明らかになっていない。

【視聴予定】
21時
00-52 NHKスペシャル 難病告知・患者と医師1年の対話▽人工呼吸器をめぐる決断・患者主役の医療 NHK総合テレビ
 運動神経が侵され、全身の筋肉が委縮していく筋委縮性側索硬化症(ALS)。発病後数年で手足が動かなくなり、食べることも話すこともできなくなる。さらに呼吸の力も弱くなるので、患者は最終的に人工呼吸器を着けて延命するか、着けずに人生を終えるか、決断を迫られる。仙台市のある病院では、こうした状況に追い込まれた患者を、病名告知から最終決断まで徹底的にサポートしている。ALS患者が絶望の状態から立ち直って病気を正しく理解し、納得のいく選択を行うまでの告知のプロセスを、一年にわたるドキュメントで描く。



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