04/06/21 (月)
20℃、南よりの風、台風6号四国上陸
風見鶏、中曽根康弘の系図
 私の手元に匿名を条件に書かれた本の断片がある。かなり以前の本で、バラバラに分散したものの断片である。ここで中曽根康弘がコテンパにこき下ろされている。以下要約・・・
維新を夢みる世界の恥・中曽根康弘
 昭和50年、田中角栄判決の当日、某テレビ局がそのことに関する電話アンケートを実施した。ケッサクだったのは埼玉県の30歳の主婦の回答だった。彼女は田中判決の甘さを指摘しながらこう云ったのである。「田中は日本の恥だと思います。だけど中曽根は世界の恥ですね」 外交が得意だと自称し、さかんに世界の大政治家であるかのように振る舞おうとしている中曽根を、普通の主婦が「世界の恥」だと喝破するところに、まことに健全な庶民の感覚が現れている。
 高崎市の材木商の次男坊に生まれた中曽根は「静岡高校時代から、唯一尊敬しているのはヒトラーだ」と云って憚らぬ右翼少年だった。その中曽根が総理大臣となったのだ。しかし、マスコミや野党は中曽根を「風見鶏」だとからかうばかりで、戦後一貫している右翼ナショナリストとしての本質を何ら指摘していないのはどういうわけか?今日、日本国民にとっての最大の脅威は、実はソ連でも北朝鮮でもない。右翼ナショナリストである中曽根が、岸信介を筆頭とする親米タカ派と結びついて、国の進む道を大きくシフトさせようとしていることこそ、日本とアジアの平和を愛する人々にとって共通の「脅威」なのである。

【関連】
中曽根弘文HP-プロフィール
★広瀬隆著「腐蝕の連鎖」薬害と原発にひそむ人脈
  第1章 薬害エイズと原発利権の人脈 (転用)
(以下抜粋)
中曽根康弘とは、その後、この海軍の同胞が十数人で集る「青年懇話会」で半世紀にわたって親交してきた仲だ。この会の幹事役をつとめた赤沢璋一は、薬害エイズを拡大した製薬業界の利権問題で重要な鍵を握るとみられる「血友病総合治療普及会」の理事をつとめてきたが、赤沢は通産省の重工業局長からの天下りとして、エイズ研究班が発足した83年には日本貿易振興会(ジェトロ)の理事長にのしあがった人物で、この血友病"救済"組織こそ、安部英が設立したものであった。今年に入って安部英が世間で激しく批判されるようになると、中曽根康弘は居心地が悪くなり、多くの取材記者に対してしきりと、「彼とはそれほど親しくなかった」と弁解をはじめたが、エイズ研究班班長に安部英を選んだのは、ほかならぬ中曽根康弘本人であった
【私的めもらんだむ】
7時
 中曽根康弘を中心とした系図をつくったが、むろんこの程度では済まない。多分に省略した系図になっている。中曽根吉太郎を下に表記してあるが、彼は康弘の兄だ。康弘の妻・蔦子は、海軍時代の友人・小林儀一郎の三女である。原子力委員会委員長でもあった中曽根康弘は、同じ海軍仲間の安部英をも友人とする。あの悪名高い殺人エイズの研究班班長である。海軍を核とすれば、さらにスモン病を放置した厚生大臣・小沢辰男、戦後読売新聞社に復帰した特高警察の高橋雄豺ら妖怪たちが次々と出てくる。
【視聴予定】
21時
00 たけしのTVタックル 永田町夏の陣直前SP多国籍軍参加&年金で支持率急降下?三宅が大胆(秘)予測=テレビ朝日
 間近に迫った参議院選挙の行方を分析する。通常国会は今月十六日で会期末。牛歩や乱闘など波乱続きの国会で、最後に笑ったのは誰だったのだろうか。また、年金問題を抱えながら、自民党は参院選をどう乗り切るのか。一方、民主党に秘策はあるのか。参院選公示に当たり、討論する。出演・ビートたけし、阿川佐和子、大竹まこと、江口ともみほか。



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