【関連】 田中宇氏- サウジアラビアとアメリカ(中) より抜粋 ▼FBIに雇われていた1993年のテロ実行犯 米当局が、アラブ人にわざとテロをさせた疑いがあるのは、911事件に始まったことではない。1993年に起きた世界貿易センタービルの爆破事件や、1995年のオクラホマ市の連邦ビルが爆破された事件でも、同様の自作自演的な疑惑が浮上した。 1993年2月26日、ニューヨークの世界貿易センタービルの地下駐車場で、トラックに乗せた爆弾が爆発し、6人が死亡、数百人のけが人が出た。その後の捜査から、ニューヨーク在住のイスラム主義指導者アブドル・ラーマン師(Sheik Omar Abdel Rahman)とその支持者4人が容疑者として逮捕され、2001年の911事件の直後に下された連邦高裁の判決で有罪となった。エンパイヤステートビルやハドソン川のトンネルなど、ニューヨークの他の構築物を標的にした第2・第3の爆破テロも計画されていたことが分かった。 ところが、この爆破テロ事件の首謀者は、ほかにいた可能性が大きい。それは、エマド・サレム(Emad Salem)というエジプト人の元軍人で、彼はFBIに密告者(諜報員)として雇われ、爆破事件の約1年前にラーマン師の支持者組織に潜入し、軍人だった経歴を利用してラーマンの身辺警護を担当するようになった。 その上で、サレムは貿易センタービルなど一連の爆破テロ計画案を自ら立て、ラーマン師やその支持者を誘って実行しようとした。ラーマン師らが「イスラム教は殺人を禁じている」と言って渋っているうちに、サレムは軍人時代の知識を利用して自ら12発の爆弾を作り、テロ当日は自ら爆弾を積んだトラックを運転して貿易センタービルの地下駐車場に止めるところまでやって、爆破事件を起こした。 その後FBIが捜査に入ると、サレムは重要な証人としてラーマン師らを有罪に追い込むとともに、自分はFBIから100万ドル(1億円強)を受け取って姿をくらました。サレムは、姿をくらました後に「消される」ことを恐れてか、自分とFBI側の担当者との電話の会話を約1年にわたって秘密裏に録音しておいた70本あまりのカセットテープを自宅に残し、ラーマン師らの弁護士がこのテープを入手できるような状態にした。 このテープの内容は、ニューヨークタイムスなどマスコミに流れ、FBIがサレムによる爆破計画を容認していたことや、ラーマン師らを犯人に仕立てるためにFBIがサレムに爆破テロを計画させていた可能性が暴露されることになった。(関連記事) FBI側は、サレムは主犯ではなく、密告者として計画を傍観していただけだと主張し、爆弾製造の途中で爆薬をニセモノとすり替えることで、犯人が爆弾をセットしても爆破しないという結果にして、その直後に犯人組織を一網打尽にするつもりだったと主張している。だが、サレムが残したテープには、爆薬をニセモノとすり替える予定だったのに、FBI側がその計画を途中でやめてしまったため、実際に爆破が起こり、事件後にサレムがFBI側の上司をなじっている様子も収録されている。 阿修羅掲示板 ★例の『エジプト人モハメド』:9.11と3.11をつなげる「鍵」になる?? ★「エジプト人モハメド」の電話盗聴会話
伊とベルギーで拘束の過激派、パリで自爆攻撃計画していた可能性 [ミラノ 9日 ロイター] 7日にイタリアとベルギーで拘束されたイスラム過激派とみられるグループが、パリで自爆攻撃を企てていたとされることが、ロイター通信が入手した収監状で明らかになった。 ただ、フランス内務省は、攻撃が計画されていたことを証明するには情報が不十分としている。 イタリア警察は7日、3月のマドリード列車爆破事件(191人死亡)で指導的役割を果たしたことが疑われているラベイ・オスマン・サイド・アハメド容疑者ら2人を拘束。ベルギー警察も、イタリアからの情報に基づき、攻撃を準備していたとして15人を拘束した。 27ページにわたる収監状には、容疑者らがパリの地下鉄や警備態勢について話したり、モハメットに言及した「殉教」を語るなどの電話盗聴記録が含まれている。(ロイター) テロ攻撃準備の7人公開 米、数カ月内と警戒 【ワシントン26日共同】アシュクロフト米司法長官は26日、記者会見し、国際テロ組織アルカイダが今後数カ月以内に米国をテロ攻撃するとの「信頼すべき情報がある」と述べ、アルカイダのメンバーで攻撃を準備しているとみられる7人の顔写真を公開、情報提供を呼び掛けた。 長官は、時期や場所、攻撃方法などを具体的に特定した情報はないとしながら、3月のマドリードの列車爆破テロ後、アルカイダのスポークスマンが「対米攻撃の準備が90%完了した」と述べたことなどを指摘。5段階で示すテロ危険度は中間の黄色(相当の危険)に据え置くものの、11月の米大統領選に影響を与えることを狙った大規模テロの計画が確実に進められていると強調した。 長官は、夏から秋にかけて米国内で行われる政治イベントが「標的」になる恐れに言及。6月にジョージア州で開かれる主要国首脳会議(シーアイランド・サミット)や、7月の民主党大会(ボストン)、8月の共和党大会(ニューヨーク)などの警戒を強化する方針を示した。(共同通信) アルカイダによる攻撃を警告=米司法長官 [ワシントン 26日 ロイター] アシュクロフト司法長官は26日、モラー連邦捜査局(FBI)長官と共同記者会見し、「複数の消息筋から得た信頼すべき情報で、アルカイダが今後数カ月以内に対米攻撃を企てていることが示された」と言明。「この不穏な機密情報は、アルカイダが激しい対米攻撃を意図していることを示している」と述べた。 司法長官は、アルカイダが対米攻撃の準備をほぼ完了したと宣言したことを明らかにした。長官は、アルカイダが3月のマドリード列車爆破事件に起こったのと同様の反応を望んでいるかもしれないという見方を示した。この事件は、スペインの選挙に影響を及ぼし、イラクからのスペイン軍撤退につながった。 長官は「アルカイダは、今夏または今秋に米国で大規模攻撃をすれば、(米大統領選を前に)同様の結果を招くのではないかと認知しているかもしれない」と述べた。 アシュクロフト長官は「向こう数カ月中に予定されているいくつかのイベントは、そのようなアルカイダの攻撃にとって魅力的な標的になり得る」と語った。 今週末にワシントンで開かれる第二次世界大戦記念行事のオープニング、6月の主要国首脳会議(シーアイランド・サミット)、7月4日の独立記念日、11月の大統領選に向けて夏の終わりにボストンやニューヨークで開かれる民主党・共和党大会などが、標的になる恐れがあるという。 アシュクロフト司法長官とムラーFBI長官は、アルカイダとつながりがあるとみられる7人の情報を警戒のため公開する方針を示した。 ムラー長官は、FBIがテロの脅威を取り除くために米全土で聞き取り調査を計画していると述べた。
【私的めもらんだむ】 8時 マドリード列車爆破事件の核心は上記に隠されている。つまり・・・ 「サレムが残したテープには、爆薬をニセモノとすり替える予定だったのに、FBI側がその計画を途中でやめてしまったため、実際に爆破が起こり、事件後にサレムがFBI側の上司をなじっている様子も収録されている」・・・というところ。 FBIはなぜ「本物と偽物をすり替える」ような手の込んだことをしたのか?それなら本物の爆薬をつくっている時点で現行犯逮捕すれば済むのではないか。爆薬を現場に設置するところまで踊らせておいて、その直前にすり替える危険な橋渡りを繰り返すこと自体腑に落ちない。こうした経過から導き出される推理は一つしかない。FBIはこの日のため(マドリード列車爆破のため)に、わざとすり替える段階で計画を中止した、ということだ。そうすれば当然ながら爆弾は本物のまま爆発してしまう。そうすることで計画そのものが公になるかも知れないが、オトリ計画に加わった邪魔な実動部隊も逮捕される。FBIはそうした過程の中で「これはオトリ計画の一環であり、ちょっとした手違いがあったに過ぎない」として、FBIの非公式な活動が何ら規定に違反していないことを主張する。これは国益のためなら他国の要人暗殺さえ許される、としたCIAに酷似する。ために巻き込まれたおよそ200人もの犠牲者が出てしまったことも、国益のためには仕方のないこととして処理される。あとはアルカイダとの関連を捏造しながら、事件そのものの真相を核心から遠ざける。かくして国家主権者たる国民を「国益」のために犠牲にしながら、悪しき権力者たちは神妙に哀悼の意を全世界に示すのだ。悪趣味な手品に白々しい権力者たちの下手な演技が加わって・・・おお世界は回る。世界要人たちが親しげに握手を交わすその手をよおく見よ、国益に血塗られた犠牲者たちの血の滴りが・・・そこに見る者に幸いあれ。 12時 今、カラスが奇妙な鳴き声を発して飛んで行った。「ふにゃふにゃ、ふにゃ」・・・ん?そうか!これは猫の鳴き真似だ!毎日我が家の猫の鳴き声を聴いているうちに覚えてしまったらしい。まだ遠くで「ふにゃふにゃ、ふにゃ」という鳴き声が聴こえている。今に近所のカラスどもに伝染していくのではないか?おそろしや・・・ それにしても監督から何の連絡もないのはどうしたわけか?日増しに気が滅入ってくる。必要とされないことが最もつらい。元気の出る音楽はないか?奥山氏のサイトにリンクしてあった豆腐屋さんのテーマソングが面白かった。(音量デカイ、注意!)
【視聴予定】 19時 30 クローズアップ現代 三菱欠陥車”隠ぺい”の構図 相次ぐリコール隠しが発覚している三菱自動車。 今度はクラッチ系統の欠陥隠しで三菱ふそうの元幹部らが逮捕された。ユーザーを軽視した杜撰な企業体質が、次々と明らかになっている。死亡事故が報告されていたにもかかわらず、なぜリコールは隠蔽され続けたのか。 関係者の証言や内部資料・裁判記録などから、信用を失墜した三菱自動車の欠陥隠しの真相に迫る。 (NO.1931) スタジオ出演 : 田伏 裕美(NHK社会部記者)