台湾のスパイ2人に判決 懲役10〜11年
安慶市中級人民法院(地裁に当たる)はこのほど、台湾のスパイ活動に参加した疑いで逮捕された被告2人への一審判決を言い渡した。李被告は懲役11年、張被告は懲役10年の判決が下された。
李被告(男、1957年生まれ)は安徽省安慶市出身。「李陽」という別名を持つ。スパイとしての名前は「江耀」。安慶市のテレビ局で記者や番組の司会、編集室副主任、広告部副主任などを務めた。1994年に妻とともに台湾に移り住むが、後に再び安慶に戻った。
張被告(男、1970年生まれ)は台湾出身、台中市在住。本籍は安徽省渦陽県。スパイとしての名前は「方振平」。
判決によると、1994年6月に李被告が台湾に移り住んだ後、台湾の諜報機関が李被告と頻繁に接触し、金銭や女性を使って離反を促した。1997年11月、李被告は台湾で諜報機関に参加。大陸の情報を収集する任務を承諾し、スパイ活動の専門的な訓練を受けた。さらに、活動費用を受け取り、活動に必要な機器類を揃え、偽名や暗号、連絡方法などを決めた。李被告はその後6年近くにわたり、安徽省での合法的な身分を利用して大陸の政治、経済、軍事関連の情報を収集し、台湾への親戚訪問や、台湾から訪れた機関関係者との接触などを利用して台湾側に情報を流した。また、何度も台湾を訪れ、機関による訓練や指導を受けていた。
張被告は、台湾の諜報機関の指示を受けて李容疑者の交通ルートを手配し、1999年から香港、上海、合肥、安慶、広州、厦門などで李被告への指示の伝達、情報や活動費用、活動に必要な機器類の受け渡しなどを20回近くにわたり行った。2003年9月、張被告は大陸部での活動中、国家安全機関に逮捕された。(編集UM)
「人民網日本語版」2004年6月4日
★台湾国家安全局 、噂の怪奇情報-行政調査新聞
【私的めもらんだむ】
2時
中国による台湾のスパイ判決について調べていたが、その過程で出てきた行政調査新聞の「台湾国家安全局の対日工作資金」のほうが面白いので、そっちについて調べている。ここではちと書けない資料もあるが、自分なりにまとめてみたいと思っている。さっきから部屋の中で別の資料を探しているのだが、見つからない。乱雑なので明日にでも片付けながら探そうと思う。もう眠ることにする。
10時
行政調査新聞の対日工作資金について図式化してみると、およそ次のようになる。
この意味するところは大きい。まさしく行政調査新聞いうところの「ここで大切なことは一つ。外交とか政治とかについて、状況を把握していない人間の解説など絶対に聞いてはならないということだ。とくに最近、朝から昼まで延々と繰り広げられているTVのワイドショー。ここで政治外交の解説を行っている無知なタレントに同調なぞ、絶対にしてはいけない。世界が全体として今どうなっているのか。それを知るためには、まずワイドショーから遠ざかることである」 であろう。しかり。
20時
★橋本龍太郎の年表
★中国女性工作員の罠に陥ち「ODA26億円」を拠出していた愚相の資質!永田町コンフィデンシャル
台湾と中国の諜報機関を調べるつもりが横道に逸れた。探している資料が見つかり次第、まとめたいと思う。
|